蓮ダム・三重道の駅3箇所 潮岬・熊野灘

 高野龍神スカイライン・白浜 [和歌山]


'08 7月6日(日)
7月6日(日)朝の用事を済ませ一泊する準備をして家を出る。
今日も暑くなりそうだ。

高野山の入り口の和歌山県橋本へは無料高速道路の京奈和自動車道を使い、 不連続部分は奈良県道30号でつないで一時間強。
橋本から高野山へは2本道路があるが、私の目的が高野龍神スカイライン走行なので R371から入ることにする。
このスカイラインはR371の一部ということになっている。

ところが基点のR371の入り口がよくわからない。
紀ノ川沿いのR370をうろうろするが山側に伸びる道路への交差点が見つからない。
地図をにらんで現地をよく確認すると、ようやくR371の進入口を発見。
交差点ではなくT字路で信号もなく、山側に入るただの道だった。

進もうとするといろいろと脅し、すかし書があり、行政当局はどうもこの道を行かせたくないらしい。
しかし、私はわが道を行く。
日曜日だというのにR371橋本→高野山は交通量もなくのどか。
多分表道のR370ではこうはいかないだろう。


下側の途中の谷は玉川峡。
日曜なので水辺で遊ぶ人達もちらほら。
昨年秋に高野山からこのR371を下ってきたが、途中奈良方向の横道に逸れた。
なるほど、下側はこういうシカケだったのか。
オフロードバイク2台連れとすれ違う。
この道はオフロードバイクがよく似合う。

最後にトンネルを抜けると高野山町。
一時間くらいかかって登りきった。
R370経由だと30分くらいだろう。

高野山内に入ることなく、そのままR371の高野龍神スカイライン部分に入る。
R370方向からバイクがどんどん入っていく。

日曜日の高野龍神スカイラインはバイクの天下だった。
車が小さくなって走っている。

稜線の上を走る軽快な一本道で勾配も殆どなくスピードを出してしまいがちだが、 片道一車線のカーブの連続で対向線上が確認しつらい。
うっかり追い越すと向こうからバイクが飛び出してきたりするので、追い越すタイミングが なかなかつかめない。

鈴鹿スカイウェーだと、こういう場合車が左に寄ってくれるのだが、ここはそのスペースもない。
私はヘタなので車の後ろについて永遠にたらたら走っているだけである。
 
一時間弱もかかって護摩壇山のごまさんスカイタワー到着。

駐車場にはバイクばかり。
その中に車が小さくなって数台だけ。
そのままR371を龍神方向に下る。
どの辺までを高野龍神スカイラインというのか判然としないが、ごまさんスカイタワーを過ぎると 日曜でも交通量は少なくて快適。
私には走りなれた光景である(^^)

 
道の駅龍神駐車場でもバイクの方が多い。


赤いドゥカチが目だってました。
のどかに下って、地元の寿限夢氏に教わったとおり県道29、198経由でR311に。
結構道の分岐が多く予備知識なしだと迷うところだった。
無事水上栃谷トンネルを見つけ一安心(^^)/ 「栃谷」という地名には先週入った三重県側にもあった。
R311接続地点付近、冨田川に沿って走行するバイク隊。

ここから白浜までほぼ直線的に下ればいい。
そんなに交通量もなく、川伝いなので見晴らしもいいルートだった。
道の駅ふるさとセンター大塔裏。

白浜まで余裕で行けると思っていたら、なんと雨がふり始めた。
あちゃ。
一時間近く雨宿りをしたが降りやまず。
意を決し、雨具を装着し走り出した。
しかし、5分も行かないのに雨がやんでしまった。
おい! 通り雨には違いないが、道の駅付近に局地的に降っていたのかも。

道の駅「大塔」というのは高野山の裏側の奈良県にもあった。
吉野大塔だったか。

次第に町の風景になり、R42号に出、県道31、34で白浜。


本日の宿舎に荷物を置いて、Tシャツ一枚の軽装でバイクで海岸線を走る。
白浜では軽装でバイクに乗るのが、なんとなく南国のリゾート風ですね。
町内のとあるガスステーションで165円を見つけ給油。
大手ステーションと隣接したいかにも個人営業風だった。
この価格で運営できているのなら他もそのようにして欲しい。
 

ずっと曇っていたけれど、雲の切れ目から夕陽が射し、思いもかけぬ見事な風景。



宿舎で温泉にはいり、ビール(実は発泡酒)をいただく。
よく眠れそう。
明日は紀伊半島を反時計回りで半周して還る予定。
origin: [高野龍神スカイラインから白浜に行く] 2008/7/9(水) 午前 1:09
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