メナード青山 談山神社・大宇陀道の駅

 漣ダム・香肌の湯 [三重]


'08 10月18日(土)
水曜日に一人で三重県メナード青山リゾートに行ったが、金曜日ヨメが三重県上野市ゆめが丘に寿司を食べにいったらしい。
(寿司処もり口:寿司ランチ¥1200)。
本日も快晴の土曜日、ヨメを積んで三重県シリーズ第三段、松坂市飯高町の蓮(はちす)ダムに行くことにする。

大宇陀からR166で高見峠を越えると三重県松坂市。
高見峠からの眺め。

ここから国道を避け、のんびり栃谷経由の田舎道をたどると全くの山里の雰囲気。

最近、三重県では白の軽トラックに乗ってドライブをするのがはやっているらしい。
なるほど、田舎道では軽トラが道端に停まっていてもごく自然で目立たない。
荷台にさりげなく農具をディスプレィし、少しばかり青のビニールシートをかけてみるのもおしゃれ。
水車も回る。
集合新聞受け。
見事におしゃれですね。

蓮ダム近辺の橋で。

こんなに天気のよい秋晴れの三連休なのに殆ど車なし。
道路でポーズをとってもおとがめなし。

最近、ヨメよりバイクの写真が多いので密かに両者の抗争があった模様。

蓮ダムを過ぎれば森のホテル・スメールに到着。
山のふもと、川のほとりにあり、のんびりとのどか。

R166から行くより、栃谷・蓮ダム経由で行く方が山間の雰囲気がよく味わえる。

ここで昼食(てんぷら膳\1260とスメール膳¥1580)。
満足できる。
他に道の駅風売店もあり、日帰り温泉「香肌の湯」は700円。
ちょっとスノッブなメナード青山リゾート(一風呂1200円)とは違って、敷居も低い(^^)。

食後のんびりと川原を散歩。
雑草刈のおじさんの邪魔をするヨメ。
あまり暑いのでちょいと失礼。
ヨメが持参しているのは風呂用タオル。

香肌の湯は明るく開放的で気持ちが良かった。
温泉本体はにごり湯でよく効きそう。
ヨメも高見山の奈良県側の「たかすみ温泉」より、こちらの方が気に入った様子。

↓ホテル・スメールの駐車場で気持ち良さそうに昼寝しているウチのF650GS。

タンデム初立ちゴケ記念(^^;
コケているバイクを見てホテルの従業員その他の方が血相を変えて飛び出して来てくれました。
しかしのんびりと立ちゴケ記念写真を撮っている当方を見、拍子抜けして帰ってしまった。

後ろのヨメがコケたのにも気がつかず、足をステップにかけたママだとヤバイので、
「すんませんが、ちょっと降りてください」と降ろしてからコカした。
さすがのヨメも傾きが大きいので気がつき、すでに自分で立っていたが、降りろというから降りたという。
タンデムでコケそうになったらヨメに「支えてくれ」と頼めば、踏ん張って支えてくれるのかも(^^)

この後、R166を更に松坂方向に直進し、道の駅「飯高駅」で野菜を買って奈良に帰る。


漣ダム・香肌の湯  談山神社・大宇陀道の駅 [奈良] 広川町
'08 10月19日(日)



翌日曜も秋晴れ快晴だったがカメラを忘れた。
夕方には近所の駐車場でヨメにバイクの特訓をするので近場をタンデムした。

明日香村から裏の談山神社。
土曜の夜にどこかのクイズ番組でこの神社名の読み方を出題していた。
「たんざん」神社ですね。
神社の目の前の「多武峰(とうのみね)観光ホテル」5Fの喫茶レストランのべランダで
世界唯一の木造13重の塔を眺めコーヒーをいただく。

一昔前の昭和30年代の「観光ホテル」のイメージが濃く、
下足番のおじさんが履物を預かってくれ、
玄関からエレベーターまで案内係が案内してくれ、
帰りは玄関先で数名の接客さんが並んで見送ってくれ、
下足札を渡すと持ってきてくれる靴を履いて玄関を出ると、
更に表で整列した支配人風、仲居さん風の従業員数名に「ありがとうござました」と
一斉に頭を下げられ、
ついにそのアナクロ大時代接客術にこらえきれず吹き出してしまった。
すんませんねぇ。
ちょっとコーヒーを飲んだだけなのに(^^)

後、今年開通した大崎トンネルを抜け宮奥ダム経由で大宇陀温泉あきのの湯。
温泉施設の裏の芝生を眺める軒先を借りて持参の昼食。
のんびりした午後を楽しむ。
大宇陀道の駅にバイクを移動すると、駐輪場には女性ライダーグループが。
女性ライダーが増えているのはわかっていたが、女性だけのツアーグループには初めて遭遇した。

道の駅で買ったパンがおいしかったので、製造者を見ると「道の駅から歩いて一分」とある。
いままで行ったことのなかった松山筋を歩いてみる。
なかなか昔の街道筋の風情のある通りだった。

目的のパン屋さんで本格的なずっしりと重い穀物パンを買い、松山筋保存館(入場無料)に
入ると、昔の旧家が見事保存され、年配のボランティア風の方がにこやかに由来を説明してくれる。
大宇陀町は奈良・大和郡山と共に称される三大町筋だったが、近年鉄道の開発がなかったので
未だに昔の面影が残っている。
元来、大宇陀城は高取城とともに大阪城の出城だった云々。

うむ。
そうだったのか。
なんとはなくタダの田舎町ではないな、という風格は感じていたのだが、知らんかった(^^;

時あたかも菟田野水分神社の秋祭りも開催中でもあり、結構な秋の散策でございました。
帰りに寄った名阪道路「針テラス」。
携帯カメラ使用。
うわぁ、という程の二輪駐輪場の賑わい。
バイクの置く場所がなく、四輪駐車場にまでバイクがあふれていた。
さすがにその圧倒的なバイク軍団の中ではウチのF650GSもおとなしく小さくなっていたのだった。

origin: [漣(はちす)ダム・香肌の湯(三重県)] 2008/10/21(火) 午前 1:20
メナード青山 広川町