高速道路周回 高野・野迫川

 曽爾・日名知ダム [奈良/三重]


'09 10月30日(金)
10月30日(土)快晴。
それでは久しぶりにバイク2台で出かけることにする。
曽爾(そに)高原あたりが良かろう。
先ずは天理ダム公園。落ち葉はあるが紅葉の気配なし。
裏道から針ICに出、小倉ICまで一区間だけヨメの高速研修ということで名阪道路を走る。

小倉ICから「やまなみロード」(広域農道)→室生寺の王道を走行。
いつ走っても気持ちのいいルート。
山並みの眺望と適度なアップダウンで走り飽きることがない。
残念ながらヨメは相変わらずカーブで手こずり、冷や汗かいている模様。

室生龍穴神社前の公衆トイレでトイレ休憩。そのまま県道28号をたどる。
途中「室生ふるさと村」の看板で降車し、様子を探る。
あたりは静かな山村だが、「ふるさと村」は小学校の校舎を使用した地元の公民館風施設でとりわけ観光するようなものではない。

ついでに県道の向かい側にある「田舎住まい用」中古リフォーム住宅売家を見学。
今の中途半端な集合住宅なんぞ売払って、のどかな山村暮らしってのに興味ないこともない。
しかし夏の虫害、冬の雪の厳しさ、買い物の不便等を思うと、とてもとても。
もしかしたら、家なんて住み慣れてしまえばどこでも同じなのかも。

現在居住している共同住宅はバブル期に購入したまま、もう売るにも売れず、スラム化と老人専用化が同時に進んでいる。地域の環境も悪化するばかりで、家が建て込み道路の騒音がひどくなった。
ようやくローンを完済し、勤め仕事も辞めた今では別に住み続ける理由はない。

いざ、転居しようとして住宅を物色したりするのだが、環境と生活利便のバランス、価格と希望のギャップ等々、これぞ!といった物件はない。
で、よく考えてみると別に今の生活にとりわけ不便を感じているわけでもない。
もしかして、このままずるずると最後まで行ってしまうのか?とも。
しかし、建売住宅見学は、お金もかからんことではあるし、まあ一生の趣味としてたしなむ、とか?

国道369号に出、やがて曽爾村・曽爾高原到着。
快晴の初秋の一日で大阪からの車で一杯。
有料の高原前駐車場では車があふれ、道路ではちょっとした渋滞にもなっている。

曽爾高原はススキの名所である。
ヨメと10年前に初めてやって来たのはススキの原が目当てだった。
当時は地理も方向もよくわからず、とにかく近鉄電車で名張からタクシー相乗りで行った。
しかし、高原のススキの原は雨上がりのぬかるみで散々だった。
まさか、ヨメとバイク2台で来るとは、当時からは思いもつかなかったことだ。
曽爾ファームガーデンのバイキングレストランで食事。1500円。
閉店の2時半ギリギリまでがんばって、胃の筋トレをこなす。

渋滞気味の曽爾高原道路をすり抜け、御杖(みつえ)牧場に裏道から抜ける。
とたんに車の影もない爽快なツーリングロードに。
曽爾高原でなくとも付近は一面のススキの原。
ここまでくると紅葉の気配も進んできている。
御杖牧場前のベンチで記念撮影。

遠くの山並みとの空間に透明な空気が一杯あふれている。
バイキングレストランでの胃の負荷もすっきりさっぱりと。
え?ベルト締まらん?

再びR369に出、道の駅伊勢本街道御杖からR368を北上。
この季節は曽爾村から香落渓を抜ける県道81号がもみじの名所なのだが、多分渋滞しているだろう。
国道の368の方がのどかで走りやすい。
名張市手前の日奈知(ひなち)ダム公園。
これも県道81号の青蓮寺ダムよりもマイナーだが、まあ、とにかくゆっくり休憩できるのだ。

名張アピタを過ぎると途端に休日夕方の交通は渋滞気味。
急いで市内を横切り、県道81に接続し奈良の山村道路県道782伝いに帰宅。午後5時。日暮れると途端に寒くなる。
本日はセーフである。









origin: [紅葉はまだ?] 2009/11/5(木) 午前 1:46
高速道路周回 高野・野迫川