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岩倉峡 ![]() |
天川村・洞川温泉 [奈良] |
'10 8月1日(日)
8月1日(日)
夏場はキャンピングチェアをバイクに標準装備しているのだが、最近なんとリクライニングチェアにグレードアップした。
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![]() ゆったり足を伸ばせる昼寝最強グッズ(^^)。
三角脚の尻乗せるだけのが普通で、背もたれのある折りたたみ式なら贅沢チェア。 更に肘掛までついているものだと「王様チェア」というらしい(^^) ウチの新標準装備のこんな馬鹿でかいチェアだとさしずめ「神サマチェア」か? スポーツ用品店でキャンプ用品を物色しているとテントが欲しくなる。 山地を走っていて集中豪雨fにあったこともあるが、ツーリングテントがあれば何かとこころ強い。
一人用のテントなら、重量サイズともウチの標準装備イスの半分くらいである。
嘗て通勤時代には、サラリーマンバッグに歯ブラシ等洗面用具を常に入れていた。
思いたった瞬間、会社には行かず、そのまま旅行に行ってやるという「つもり」の自己表現だった。
実際にそんなケースは皆無だったが、それでも毎日会社に行くという以外の選択肢は常にあるんだぞ、と自分に言い聞かせ、しのびよる鬱をなだめていた。
テントを常備していると、無理して帰らなくとも、という安心感は得られるだろう。
実際に使用しなくとも、持っているだけで心強くなれるのだ。
もっと言えば、実際に購入しなくても、その気になってテントやキャンプ用品を物色するのは楽しい(^^/
地図を見ると、天川村から国道168号猿谷貯水ダムに抜ける県道53号沿いにオートキャンプ場が密集している。本日はオートキャンプ場の見学に行く?と提案、即座にヨメの賛同を得る。
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![]() R168十津川方向に走る。
適当に曇っていて、直射日光がなく、走行中は涼しい。
多い古いトンネル内は地下水が垂れていて寒いくらい。
←道の駅「吉野路大塔」着、休憩。
赤バイクの背には、イス2脚、
つっかけ・クッション等を装備、テントもないのに姿は完全にキャンピング仕様。
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![]() この道の駅の敷地の奥には「ロッジ星のくに」という宿泊施設があり、バンガローでのキャンプもできるようだ。
ロッジのロビーで休憩。
日帰り温泉500円もアリ。
雑然とした道の駅の隣接施設にしては小奇麗な設備だった。
しかし、キャンピングというには、あまりにも国道沿いだよなぁ。
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![]() 更にR168を十津川方向に行けば、かなり国道とは分岐して赤川オートキャンプ場。
川筋にそってどんどん奥地に誘導されるので秘境風だったが、それはそれ整備されたキャンプ施設だった。
管理棟の受付付近にバイクを停め、施設内を見学させていただく。
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![]() 広い川原で子供が水あそび。
急峻な流れはなく、親にとっては安全安心な川遊び場のようだ。
家族連れにはいいが、われわれとしてはもう少し静かでひっそりとしたキャンプ場が見たい。
ちなみに川原で遊ぶにはオートキャンプ場に入場しなくとも、手前の公園施設の駐車スペースに停めれば、川原に降りられると見た。(内緒)
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![]() 子供連れでなければ、道端の川原でキャンプできそうな場所はいくらでもある。
もっともキャンピング禁止という場合も多い。
山間の川筋は急に増水したりしてかなり危険なはず。
国道168猿谷貯水池まで引き返し、休憩後県道53号を天川村方向に走る。
逆に行けば高野山龍神スカイラインに達している県道である。
橋のたもとに車をとめて、川で泳いでいるグループ数組あり。
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この川、川原伝いに岩がつづき、どこまでもいける。適当に車をとめて釣する人が多い。
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![]() キャンプ場1。
ちょっとした敷地に過密状態の自動車とテント。
ロッジの布団が干してあったり、バーベキューの匂いがこもっていたり、なんだか只の田舎町の日常の光景風。
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![]() キャンプ場2。
ここも狭い敷地に夏休みの家族連れでいっぱいだった。
テントサイトというより、車で来て簡単にロッジに泊まる家族連れがメインのようだ。
こども連れなら旅館やホテルに宿泊するよりは安価で面白いかも。
この川筋のキャンプ場は、個人経営の駐車場に毛のはえたような規模のヤツが多いようだ。
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![]() あっちにもキャンプ場あるけど、見学する?
もういい。
あまりおとな二人で宿泊するような施設はなかった。
県道43号は路面もよく山間の走行は楽しめる。
途中に天川村薬草の湯という日帰り温泉もあり、ツーリングにはいい。
高野山からぐるりと大回りして走るのも面白いだろう。
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![]() 天川村村落部着。
国道309交差点に「小路の駅」という売店が出来ていた。
お昼にしようと思ったが、あまりたいした店も見当たらない。
いつもは天川村御手洗渓谷からR309で上北山村R169側に抜けていたのだが、今回は黒滝方向に抜けることにし、洞川(どろかわ)温泉に向かうことにする。
洞川温泉センター前駐車場バイク置き場↓
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![]() 入り口にゲートがあり、係りのオジサンが誘導している。
駐車料金500エンとか書いてあるが、バイク終日無料と小さく書いてあったので、安心してゲートの横、バイク用の隙間から侵入。
しかし、ヨメは無料の表示に気がつかず、いつまでも入り口でうろうろしている。
しかたがないので呼びにいく。
別に温泉センター(日帰り温泉)を利用しなくてもバイクは駐車しておいていいようだ。
もっとも、小さな字で「バイク(125cc以下)無料」との但し書きがあったような気がするが無視(^^;
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![]() 昔風の鄙びた温泉町である。
昔は大峰山に登る行者の宿だった。
明日(8・2)から行者祭ということで、そこここで催し物の設営準備をしていた。
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![]() バイクを駐車場に置いてきたのでゆっくりと町を散歩。
もっとも暑いのでそんなに長く外にいたいとは思わなかったが。
小さな温泉町だが、お宮お社に事欠かず、門前町にも古い行者宿が構え、さすがの由緒か。
そんなことより、昼メシ!
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![]() 温泉街の食堂に入る。
奥は川原に面した座敷で、涼感あり。
もちろん、メニューは古式豊かに親子丼・他人丼の定番を。
どんな食堂にも親子丼はある。
ぐっと昔、親父に連れられて行ったどことも知れない田舎町の、ふと入った食堂で親子丼を食べたことを思い出した。
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![]() 田舎町の道端の普通の食堂でいただく親子丼の味。
そえられていたわかめの味噌汁の濃厚さも、丼の甘めの出しに好くあって、おいしかった。
とにかく、田舎の食堂に行ったら親子丼を注文するとハズレることはない。
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![]() バイクで温泉街を突き抜けてしばらく行くと「世界遺産大峰山登山口↑」の看板。
意味もなくポーズをとっている私。
いや、手にした水筒の中には下の駐車場兼取水場からいただいてきた「名水ごろごろ水」が入っているのだ。
まぁ、意味のわからんことには違いないのだが、わざわざ駐車料金払って水を汲みに来ている車が多かったのでびっくり。
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![]() この下あたりの川原が遊歩道もあり、アクセスしやすく適当に整備されていて、ようやくウチのイス達の出番。
周囲は真夏の気温だが、大峰山から流れてくる川の水温は冷たく、川原に時折上流から涼しい風が吹く。
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![]() もう少し上流側が日陰の具合がよさそうだったが、先客の親子三人連れが水遊びしていて、少し距離を置く。
後で確認すると、横の遊歩道を伝えばいくらでも上流がわに回れる様子。
ここはかなり優秀なお昼ねスポットになるぞ。
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![]() 川中にイスを出したり
足をつけたり
水遊び。
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![]() まあ、子供とやることはそんなに変わらない。
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夏は川原で水遊び。なかなかいい川原だが、手軽に涼をいただきにいくにはちょいと遠いか。
ここから県道48号で黒滝村に抜けるのが地図上ではいいルートだった。
いやぁ、これはかなり手ごわい林道だった。
つづら折が続き、道が荒れていて砂利・石が道に散乱。
殆どをロウギアでたらたら走行。
WikiPedia:
洞川温泉へのアクセスルートにも関わらず黒滝村役場から小南峠を挟んだ洞川までの区間は離合困難及び不可能な完全1車線の狭路が続き険道の一つに挙げられる。特に小南峠隧道は現役の素掘りのトンネルである。
あ、知らんかったぁ(^^;
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![]() では、これがその「小南峠隧道」というヤツでしたか。
たしかに、鍾乳洞に入っていくようにスリル満点でした。
遠くに出口の明かりがあったので入っていけるのだが、なければ無限に恐ろしい。
きっと途中で落盤しているに違いないと想像してしまう。
小南峠トンネルを通過してホッと一息↓
さすが大峰山系の山の連なり。
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その後も恐ろしい落石だらけの道をそろそろ下り、やっと見えてきた黒滝村。 |
![]() 下界にようこそ。
ふはぁ!
こわかったぁ!
後は黒滝「森林物語公園」
道の駅「黒滝」を経てR309で下市、県道30号で橿原7時。
橿原アルルのスポーツ用品店2軒でヨメはテントの実演をさせ、ジャスコで食料を買出して帰宅は10時近く。
よく遊びました。
自宅近くで、ヨメがなかなか追いつかないので待っていたら、朝には満タンにした黒バイクのガソリンが尽きたらしい。
県道43号の小1時間のロウギア走行でかなりガソリンを消費してしまったか。
「なかなか戻ってきてくれないので、しかたなく自分でリザーブに切り換えた。」とのこと。
あの・・コックのスイッチをひねるだけでしょうが!
origin: [天川村キャンプ場見学と洞川温泉(2台)] 2010/8/3(火) 午後 2:07
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