余呉湖(泊)1 白馬・八方(1)

 余呉湖(泊)2 [滋賀]


'10 10月11日(月)
 10月11日(月:祝)
朝5時起床。
おそるおそるテントの前室代わりのブルーシートを跳ね上げて下界を見る。
あ、晴れている!朝の光が初々しい。
湖畔のワイルドなキャンプ場の朝。あらためて光の中で確認する。
絵に描いたような山中の静かな湖である。

アヌシー湖やエクセレバンの湖の光景を思い出す。
うん、悪夢の一夜を耐えたものだけが味わえる神聖な朝の光か。
散歩がてら、余呉湖荘の食堂にお湯をもらいに行く。
「すんません、昨夜の雨で携帯燃料が使えなくなったんでぇ。」
↑これウソ(^^;

食堂では既に朝食が始まっていたが、係りのお嬢さんは快くお湯を持参の保温水筒に入れてくれた。
しかも食堂そなえ付けの給湯ポットもどうぞと貸してくれたのである。
余呉湖荘のお風呂は400円でもたいしたことはなかったが、ロビーで新聞が読めるし、こういうユーティリティの恩恵もあり、やはりありがたい施設である。
サイトの下にある木製テーブルで朝食。
定番の(^^;カップラーメンとパン。
コーヒーを入れようとしたら、切らせてしまっていて
ヨメに叱られる。
 

朝食後、ポットを返却方々、湖畔をバイクで一周の散歩。
めんどくさいので無ヘルメット・無手袋。

しかもヨメは免許証も不所持。

朝の山と湖の清冽な構図。
さわやかに頭上を吹き抜ける風。
いいねぇ。
6時間たらたらとバイクで走って来ただけのことはあったね(^^/。
 
雨の野営は悪夢に近かったが、宿泊費二人で1000エンはいかにも安い。
それに余呉湖からはもう越前海岸はすぐソコなのだ。
ここで野営すると日本海にも楽々と進出できるのである。←ヤル気あるんかね?
しかもよく見るとキャンプ場でなくとも湖畔では野営に最適なサイトがちらほら。
連休中ならキャンプ場の方がうるさいので、1000円で「キャンプ許可証」をもらい、後は勝手に湖畔の静かなサイトでテント張る方がいいような気がする。
朝の湖畔で遊び、 湖の入り口の売店・観光案内所をひやかし、 一週してサイトに帰り、 撤退の用意。
犬の家族も富山の団体サンもそれぞれ撤退準備にかかっている。
 
バイクをまた草場のガレ上に置てしまったので、荷物を積んだバイクを漕いで反転させるのに一苦労。

 

 

 

 

何度も倒れそうになるが、富山の団体のすぐ傍なので、面子上倒れるワケにはいかない。

倒れるとワイワイ皆で賑やかに助けに来てくれる気配が濃厚で、そういうアンチ・ヒローにはなりたくないのだ。
何とかガレ場脱出。やれやれ。
余呉湖荘に「キャンプ許可証」返却に行く。
「さっき、ヘルメットなしで走ってたねぇ」と係りのオジさん。
メンドくさかったのでぇ。(^^;
 
12時半帰路に着く。
やはり睡眠不足ではあるし、長帳場なので無理せず来た道を真面目に引き返すことにする。
・・・といっても、やはり2,3度迷うのであるが。
 
 

余呉湖畔道路から普通道路に出た途端もう迷ってしまったり。
何とか琵琶湖に出、道の駅で休憩しながらゆっくりと帰る。
途中ヨメの400ccがガス欠。ちょいと減り方が早い。
道の駅の従業員氏に最寄のガソリンスタンドを教示願う。
長浜市街を過ぎたセルフで無事給油。
 
長浜から彦根までが連休の最終日の大渋滞だった。
混雑するだろう国道を避け、東近江平野を縦横に走るローカル道路をたどることにする。
県道13号交差点のスーパーで休憩、昼食。
やたらと甘いものが食べたくなり、ワッフルやフルーツヨーグルトの類、ういろう(ヨメの好物)を買い、
外のベンチでほうばる。
 
実をいうと、何故かこの辺りの住所が私の本籍ということになっているのである。
まったく笑ってしまうが、何の縁もない土地だ。
実はヨメの出生地であるハズだが、ヨメも土地の記憶は殆どないそうだ。
今回、バイクで走っても何にも覚えていないと。

しかし、東近江の平野部は田畑の他殆ど何もなく、景色は平坦だが幹線を外せば実に見通しのいい交通量の少ない走りやすい道ばかり。
 
調子に乗ってよく分からん広域農道を走ってしまい、また迷う。
走行予定してなかった東近江市街に入ってしまい、また迷う。
信楽を避け、伊賀の方に抜けようとして、いつの間にか違う道に入り込みまた迷う。
 
午後5時過ぎ、やっと道の駅「阿山」着。
うどんで腹ごしらえ。
後は名阪道路で直線的に帰宅するのみ。
居眠り運転せず、よく走りましたよ。
ごくろうさん。
 
 
夜に入った針テラス→
もう家の近所という雰囲気。
ゆっくり遊んでしまった。
 
 


origin: [バイクでキャンプ入門(2)@余呉湖畔(滋賀県)(2台)その2] 2010/10/14(木) 午前 2:32
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