多武峰・明日香 矢田丘陵

 明日香・室生ダム [奈良]


'11 2月26日(土)
やっと暖かくなったか。
よし!
 
で、黒バイクのハンドル、だいじょうぶかい?
何とか(^^;
前回の屈辱の転倒でひん曲がってたのだが、なんとか強引に捻じ曲げ修正したのだ。
今回はぜひ鮮やかにリベンジしていただきたい。
 
というわけで、2・26(土)、ガソリンスタンドから先ず京名和道無料区間経由橿原。
時速100キロの走行風も春めいて、冷たくは無く、心地よいくらい。
京名和道の反対車線北行きがいつに無く渋滞している。
そういえば、昨日夕方にもこのあたりの道路が渋滞していた。何かあったのかいな?
 
橿原から裏道で桜井に抜け、最近開通した桜井バイパス高架に乗る。
以前は国道165筋の混雑を避け、三輪大社近辺の狭い町筋を捻じ曲がって市街地を回避していた。
この高架バイパス道路、わずか3キロくらいだが、ちまちました町筋を隠し、両側に山並みを従えて実に快適。
交通のストレスも無く、最初の休憩地倉石溜池到着。
広い水面の上の大気に宇陀の山が霞み、いつもの和む風景がある。
今日は例の明日香ー多武峰(とうのみね)線(県道155号)を登るつもりなので、一旦農道経由で明日香村に降りる。
K155起点の近くの石舞台公園ものどかな陽光の下に拡がっている。
何回も挑戦し難航したが、雪が積もってなければこの道路、何の問題も無い快走路である。
前回、ヨメがコケたあたりの駐車スペースのベンチで新兵器・携帯ストーブを試す。
イワタニのカセットガス器具シリーズ。100均でも買えるボンベで稼働するのがお手軽。
休憩中ちょいと手あぶりするのにいい。
本格的冬キャンプでは頼りなさそうだが、とにかくこういう機材がバイクに積んであると、イザというときの安心感が違う。実用というよりは心理的な保険みたいなもんだろう。
 
あっという間にK155のリベンジが終了(^^;、そのまま県道37を横切り、これも1昨年開通の大崎トンネルから宮奥ダムに抜ける。
トンネルの入り口に「凍結のため通行禁止」のバリケードがあったが、対向車線から車が出てきたので無視。
もう午後で、こんなに暖かいので凍結でもないだろう・・・と、タカをくくっていると・・・・・、
まあ、本日は期待するようなイベントは何も無かった。
やっとヨメは今年の最長不倒距離を更新できましたよ(^^)
 
宮奥ダムの小公園で大休憩。
昼食はパン、コーヒーもポットで持って来ているので、本日携帯バーナーの方の出番なし。

ちょいとストーブでパンを炙ったりはしましたがね。
 
 
あまり眺望も利かず、誰も来ないダム公園で、客寄せ飾りの水車が暇そうに回っているだけなのだが、おかげで侘しくものどかなので休憩用には重宝する。
ここはトイレ完備の私の昼寝スポットの一つである。
 
 
 
 
休憩後、正月に雪景色を楽しんだ近くの宇陀市なんとか公園(心の森福祉公園?大げさだなぁ・・)、並びに日帰り温泉施設「きなりの湯」あたりをぶらぶら。
みやげ物売店のふきのとうの砂糖漬けの試食とか。
 

次いで下の国道166号、道の駅「おおうだ」の野菜直売場に寄り、菜っ葉類とはっさく等。
正月には閉まっていた足湯に入ろうと思ったが、ブーツを脱ぐのが面倒なので(ヨメ)省略。
 
まだうららかな天気が持っているので、そのままR370では帰らずさらに大回りを試みる。
R166からK218経由でR369に出、榛原子供の森公園脇を抜け、室生ダム湖畔道路に回る。
 
室生ダム湖畔道路はつり客の車が多少停まっているだけで、静かで水面や橋の構図がいろいろ楽しめる道だが、湖面に沿ってくねくねとどこまでも伸びていて少々退屈する。
まあ、遊びながら走ってください。
 
ここでも携帯ストーブを出して休憩。
まあ、別に出すほどのこともないのだが、使うのがウレシイのである(^^)。

最後に室生からバイク道の定番「やまなみロード」を走り、小倉から名阪道路に乗って帰着。 
 今年は寒気が厳しく雪で苦労した。
やっと顔に当たる風もぬるまって、爽やかに感じられるようになった。

 こうなると山並みを見ながらのどかな田舎道路をバイクで快走する楽しみが回帰してくるのである。
やはりバイクは楽しいな(^^)/

・・・コケなければね(^^;     

←帰り道の白川ダム   

 

     

                          

同所、先週の図→

  雪がまだ残っている。


明日香・室生ダム  矢田丘陵 [奈良] 美杉リゾート(1)
'11 2月27日(日)

附記:

翌日曜日、天気は下り坂というので久しぶりに近所の矢田山の子供の森公園(類型的ネーミングだな)に行き、火気厳禁の掲示を横目に、各種即席ラーメン等の野外食試食を行った。
しかし、帰途日本三大酷道の一つR308の坂で怖気づき、ヨメが固まってしまって動けなくなったのである。
今年の雪を踏んでの転倒体験がトラウマになっているようだ。
しかし、まあ、これは物怖じするということがなく、常に走ってから考えるという無謀な性格的偏差があるヨメにはいいクスリになってるのではないのか、とか(安堵の笑)。
なんとか坂を降り切り、向こうは生駒山。
ああ、コワかったぁ! 
 
origin: [ついに完全踏破!ご近所一周 (2台)] 2011/2/28(月) 午後 10:32
多武峰・明日香 美杉リゾート(1)