曽爾高原 蓮ダムと南ドイツ

 美杉リゾート [三重]


'11 7月23日(土)
7・23(土)
またも大好物の半額・割引・格安の類のクーポンをヨメが入手。
今春にも「なんとか体験」で一泊した美杉リゾート(三重県)ホテルアネクスに行く。
 
往路は名阪道路の伊賀あたりからゆっくり南下、復路は奈良県御杖村・曽爾村から直線的に帰宅。
 最近意識して道を開発中の三重県伊賀南部。
奈良県から来ると広大な平野部に畑が広がり、舗装あぜ道伝いに縦横に走れ、自在に迷う。
何処とも知れないとある小公園で休憩。
日中の暑さをささやかな日陰で凌ぐ。
 
前回は青山高原に行くのにこの辺の走行スポットを探った。
本日は真夏風に暑いので、2.3回迷った後、正攻法ですなおに国道422から165に。
 
さすがに青山高原沿いでは標高が高く、それなりに涼しかったが、青山高原進入口を越えると道は降下し、バカ正直に気温は上がる。

青山リゾート付近の山道は面白そうだが、本日は美杉まで行くので山地を迂回、白山・家城あたりから県道15号に乗るつもりだった。
このあたりの道も曲がりくねり、ローカルな市道・農道も入り組んで大雑把な地図では心もとない。道が多く、交通量もすくなくそれなりに走りやすいが、方向感覚が180度逆転してしまい、きっちり迷いましたね。
道沿いにMAXバリューがあったので、昼食購入と情報収集に立ち寄る。
 
商品係りのオバさん:
「美杉?逆方向。今日は花火があるので仕事終わってから行こうと思ってる。魚九の駐車場に車置いて。
7時半ころからかな。」
「それじゃ、また、後で(^^/」とお礼を言って逆走開始。
 
県道15号沿いにある「リバーパーク真美」で昼食用に進入。
しかし、道路から見ると川越しに緑が拡がり涼しげだったのだが、入ってみると直ぐ後ろはJR名松線の線路であまり大した木陰もなかったので退散。 遠くから見て涼を感じる絶妙な設計と見る。
 
君ヶ野ダムで昼食。
宿泊・入浴・食事施設「レークサイド君ヶ野」は開いていたが、「オバサン二人がヒマそうにしてた」とのヨメの偵察報告アリ。
湖面は藻でどんより濁り、まったく透明度がない。湖の眺めもおかげで暑苦しいだけだった。
レークサイド君ヶ野の駐車場上方の「見捨てられた広場」風の空き地で大昼食会開宴。
マックスバリュー謹製寿司盛り合わせがメインディッシュ。
いや、なんでもいいのだが。
戸外で食べると何でもおいしい。
 
食後、再び県道15号で美杉リゾートホテルアネクス。
めずらしく駐車からホテル前庭のプールの賑わい。
いつ来てもひなびた風情の穴場もしくは隠れ家的閑散状態だったのだが本日は様子が違う。
美杉夏祭りの花火大会の故か。
 
まあ、ホテルがにぎわっているのは心つよい。
私はここの大浴場、観月露天風呂のフアンで、JR名松線や道路沿いの遊戯施設のように休業、廃業になってしまっては残念この上ない、と思っている。
もっと行ってやって欲しい。
「知る人ぞ知る 火の谷温泉」とかいうキャッチコピーのカンバンが道に出ていた。
 
さて、上のヨメの顔は風紀衛生上可能な限りぼかしたが、目的の貸切露天風呂の図である。
入浴中に撮影したのでモデルさんが全裸になってしまっているのだが無修正で公開する。
 
わ!
 
まあ、この程度で。
 
いつつある貸切露天風呂で「一番風情があるのは?」と推薦してくれた浴室である。
 
なかなか気持ちよく、普通のカップルだったらコトにオヨブのかもしれないのだが、45分と微妙な制限時間が設定されている。コトは急がねば。
 
ま、われわれはまだそういう妙齢に達していないので、もっぱら垣根ごしに隣を覘いたり、泳いだりストレッチしたり、もっぱら子供っぽくはしゃいどりましただけですが。
 
家族連れやカップルには落ち着いていいのではないか。
ただし、このときは他の囲いには誰もいなかったのだが、隣の気配はよく伝わってくるハズである。
くれぐれもご迷惑にならないように。
 
さて、温泉としては無色透明で頼りないが、湯上りの肌はしっとりとさわやか。
ロビーでしばらく休憩して夕刻に帰路に着く。
 
県道15号をそのまま突き抜けて奈良県御杖村に至るR369に出てもいいのだが、気持ちいいのでちょいと山側の県道670号だとかに入って付近の農道を走ってみる。
 
もはや暑くも無く、道路状態もよく、交通量すくなく、山の重なりの中を疾走する快感をたっぷり味わえた。
この辺、いいじゃないか。
と、思ってると案の定またも道を間違えR369を逆走していることに気がついたりしたのだった。
 
涼しくなったのは良かったのだが、道の駅みつえでコーヒーを沸かしたっぷり休憩し、一直線に帰宅すると、もはや寒いという状態になった。
途中でありったけの防寒具を着込む。

夏とはいえ、山間の夕刻からは体感温度がかなり低くなる。
 雨具兼の防寒具は常に必要と心得よう。

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 帰宅後。
 「あ、ホテルに帽子忘れてきた!電話してみる。」
 「電話する前にもう一度さがしたら?」
 「あ、あった。とりあえず帽子はありましたので、と一応電話しておくか。」

origin: [美杉リゾートの貸切露天風呂 (2台)] 2011/7/28(木) 午後 1:56
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