正暦寺参道 うだアニマルパーク

 大和川河川敷公園 [奈良]


'12 7月14日(土)
三連休なので、テント積んで信州方面に、とヨメは決めていたらしいのだが、あいにくの梅雨空。
天候がうらめしそうなヨメの陰に隠れ、このクソ暑いのに、と私はほっと安堵の息(−−;
 
7/14(土) 曇天で蒸し暑い。 とても外に出る気がしない天気である。
しかし、家にいてもやはり蒸し暑い。
夜になってから涼を期待して外に出る。
 
夜の大和川川原筋公園に停めたバイクの陰に、うらめしそうなモノの怪の姿・・
 
池の張り出し床に座って野立てコーヒー。
池のカエルの恋路の邪魔をし、別にいそぐこともない時間を過ごす。
 
遠くからでも響き渡るカエルのラブ・コールの正体は、おたまじゃくし並みの小ガエルだったので拍子抜けする。
 
ここから10分のスポーツクラブに行き、閉店までストレッチと入浴。
連休になるととたんに夜型にシフトしてしまう。

大和川河川敷公園  うだアニマルパーク [奈良] 屏風岩公苑
'12 7月15日(日)

7・15(日)
朝は雨模様だったが、午後から晴。
暑いので夕方から外出。
うだ・アニマルパークで夕涼み。
大和川川原公園伝いに桜井に出、桜井バイパスを抜けR166を登坂すると直ぐ。
国道筋からは見えなかったのだけど、この前一本裏の農道を走行して見つけたスポットである。
 
元は畜産試験所だったが、公園風に整備し、動物愛護センターを造り、羊を4頭ばかり放ってアニマルパークにしたようだ。
 遊戯施設はなく、丘陵にただ芝生があるだけなので、大勢でにぎわうというほどの場所ではない。
それに、5時15分で駐車場・公園トイレ施設がすべて閉まってしまう。
あとは日没まで近所の犬連れ散歩者がぽつり、ぽつりとそぞろ歩いているだけ。
 
丘陵上の木陰に吹く夕方の風が快い。
 
居眠る私 
 
食べるヨメ
 
公園としては5時15分で閉園らしいのだが、ご近所の方が夕涼みに来るくらいは別にいいだろう。
外の公園入り口道路脇にバイクを停め、キャンピングチェアーを持って涼ませていただいてます。
 
でも、あまりおおっぴらに飲食をしないでくださいね。
 
 
寝転んで居眠っていると、散歩中のワン公が不思議そうにじっとこちらを見ている。
飼い主はお互いの夕涼みに干渉しないように、引っ張って去ろうとするのだが、ワン公は振り向き振り向き、我々に興味深深という様子。
 
こちらも干渉しないように無視して違う方向を見ているのだが、しばらくしてワン公どうしたか振り向いて確認。
丘陵の背後に隠れてコチラをまだ見ていたようで、あわてて首を下げて下に隠れようとする。
お互い干渉しない暗黙の紳士協定があったのだが、飼い主と目を合わせしばし苦笑。
 
とっぷりと夜になるまで涼んでから、大和川川原公園伝いにスポーツクラブにいく。
まだ間に合いそう。
「本日は日曜なので後30分ですよ。」「お風呂だけ!」
 
入浴後、近くのイオン系「ザ・ビッグ」見学。
GWツアーで茅野市のザ・ビッグにはお世話になったのだが、当地のイオンもザ・ビッグ化していたとは知らなかった。ワンフロアのイオン系格安大量販売店のブランドである。夜遊びにもってこい、だが10時閉店。

うだアニマルパーク  屏風岩公苑 [奈良] 宇陀本郷池
'12 7月16日(月)

7・16(月)
天気だよ!さ、行くよ!とヨメに起こされる。
梅雨はどうなったん?
よーわからんが、雨はもう降らないらしい。
では、本日は野外昼食にすることにして、とにかく出発。
珍しくヨメが先頭になってガソリンを入れに行く。
 
「ガソリン入れるんですか?」と、たまたま横にいた従業員.がヨメに聞く。
セルフサービスのハズだが、ヨメを見て、野菜を買いに来たと思ったのか?
「ガソリン入れるんだったら、もう少し後ろの方がいいんだけど。」
 
殆ど自分でガソリンを入れることのない、初心者丸出しのヨメ→
 
 
名阪道路は休日なのにトラックが多かった。祝日にはあまり関係のないご職業らしい。
 
名阪小倉ICから、定番の「やまなみロード」を走り、途中の休憩スポットに立ち寄る。
近くに家が新築されつつあり、立ち木がきれいに伐採されていた。
この炎天では木の無い場所で休憩するなんて気にはならない。
 
休憩を割愛、室生トンネルを抜けて龍穴神社前でトイレ休憩。
ついでに、道路から少し入った渓流を確認にいくが、休憩スポットを設定するまでには至らない。
 
曽爾村のウチのキャンピングスポットに行くことにして、その前に久しぶりに屏風岩公苑を見に行く。
ちょいと道が狭くて険しく、対面の曽爾高原に比べると、まったく人気のないサイト。
以前は適度に荒れていて、ワイルドに過ぎる印象だったが、昨年から真下の黒岩バイパスに駐車場をつくったり、トイレを改築したりしてリニューアルを果たした模様。
 
ちゃんとトイレが改修されているのか確認に行ったようなものだったが、トイレの向こうに曽爾・御杖の山並みが拡がっているのが見え、ヨメが「わ!」と喚声を上げる。
「屏風岩公苑」という名称なので、屏風岩だけちらりと見て帰ってしまいがちだが、実は後ろを振り向くと曽爾村の谷を挟んだ対面の山並みが見事180度連なっているのである。
「わ、わ、どこにしょう?」
とチェアを持ってうろうろ移動するヨメ。
 
景色をちらりと見て、対岸の御杖村の高原牧場近くのスポットに行く予定だったが、ここで風に吹かれて午後の時間を過ごす、と即決。
 
確か以前にも一度来ているはずだが、あまり対岸の景色の印象が残っていない。
やはり、多少苑内が整備されて視界が開けたようだ。
 
↓ 「ここにする!」
そして昼食。
 
麺と景色を同時に食す。
 
 
 
 
いや、食ってばかりではない。
稀には読書することもある。
 
え?漢字、読めたっけ?
 
もちろん、私が貸与したものだ。
ヨメがモノの本など持参する謂れも義理も可能性もない。
 
この傍らでは私がドイツ語の書物を紐解いているワケだ。
 
常に本を2冊携行する私と、ゼロ冊のヨメ。
拡がる山並みを足元に、この世に於ける絶妙のバランスをここに見る。
 
なんだか梅雨に翻弄されたような連休だったが、最後の一日、しっかりとアウトドアできました。 で、この日、なしくずし的に梅雨も明けた模様である。   では、帰るとするか。 その前に。
対面する御杖村の様子を見に行く。
なかなか曽爾村の谷に降りられず、ここから山道をちょいと迷走。
いろんな道が錯綜し、路面も荒れて、おまけにしっかり袋小路まであり、ちょいと危険な山道を楽しめた。
 やっと谷筋に降り、御杖高原牧場の方に昇っていくと、今度はしっかりと道を間違え、それも面白いので(^^;、確信犯的に未知の道筋を試すことにする。
 
昨年の台風で元々通行止め箇所が多く、一方を塞がれた迷路のような林道走行をたっぷり楽しめる。
現在復旧工事をしているところもあり、そのおかげでまたまた道が塞がれ、ますます迷路が深まっていくという按配。
 
禁断の通行止めを強行突破するヨメ。(ヨイコは絶対にマネをしてはいけません)
 
途中、電線架設工事で道が塞がっていたのだが、我々二人のバイクを通すため、お仕事を中断し、重装工事車両2台を移動していただきました。
 
道を空けてくれたのはありがたいのだが、そのまま林道をたどっていった先がこの通行止め。
工事中に付、ということで追い返してくれていたほうが、良かったのに。
 
禁断の通行止め区間から望む御杖高原牧場周回道路。↓
黒いゴマみたいなのが放牧されている牛。
本当はあの道路をたどってウチの私的キャンプサイトの様子を見に行くつもりだったのだが。
袋小路の迷路に塞がれ、ここから引き返すしか道はない。 
高原牧場に終に到達しなかった恨みを「ステーキ千円、サラダ・カレー食べ放題」で晴らす連休最終日の夜。
 
串かつ食べ放題、アレ先週じゃなかった?
さてね・・。
 
 
 


origin: [梅雨は明けたか?屏風岩公苑他 (2台)] 2012/7/19(木) 午前 3:11
正暦寺参道 宇陀本郷池