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 南港ATCターミナル [大阪]


'13 9月22日(日)
 
9月23日(日)
私の夏はザールブリュッケンでとっくに終わっていたのだが、おヨメちゃんの夏季休暇消化期間は9月末まで。
今年はウチの海外旅行予定年度だが、私に続けて2回渡航する気力はない。
じゃぁ、せめてフェリーで九州に、ということで家族会議(フウフゲンカともいう)の落としどころとした。
それでも渡航にはちがいないや。
 
インターネットで九州へのフェリーを検索すると関西汽船のサンフラワーの「舟遊プラン」と言うのが格安だった。
バイク2台二人往復船室貸切で4万5千弱。
ただし、往路か復路に鹿児島志布志港便を入れる必要がある。
当初は別府往復便で阿蘇・平戸という予定だったが、我が家の家訓に従い、経済主導型でツーリングコース変更。
長崎・平戸海岸を割愛、雲仙あたりまでという折衷を行う。
終わってみれば左地図の通り。
 
1 サンフラワー別府航路
2 北阿蘇キャンプ
3 南阿蘇キャンプ
4 宇土市内ビジネスホテル
5 長島国民宿舎
6 霧島えびの高原キャンプ
7 サンフラワー志布志航路
 
例によって行きと帰りの便を予約しただけであとはキャンプ場・国民宿舎飛び込み泊で、という行き当たりばったりのツアー。
 
台風その他で一週間出発をずらしたが、それではおヨメちゃんの夏休み、九州バイクキャンピングツアーに出発。
 
サンフラワーの大阪ATCターミナル出航は夜7時なのでゆっくりと出発準備ができる。
ウチのガレージでごそごそしていると蚊の餌食になってしまうので、アパートの玄関で荷造り中。
日曜日の午後。
ゲートボールに行く4階のヨシノさんが珍しそうに我々の荷造り見物していく。
 
大阪南港北出口まで高速道路で40分。
ところが意外と南港・コスモスクエアエリアは広大でどこがフェリー乗り場かよくわからない。
大阪市内といっても港湾地帯の日曜日はまるで閑散として人もいない。
 
ようやく道端で作業中のJAFのお兄さんを見つけATCフェリー乗り場を尋ねる。
「私も奈良から来ていて良く知らないんですが、アレ(建物)がATCですよ。」とのこと。
 
フェリー乗り場の表示を見つけ矢印に従い駐車場のごときエリアに入る。
入り口に座っていたおッチャンが「別府?」と聞いてくる。
指示に従ってバイクを停め、発券手続きに行く。
バイクでフェリーに乗るのは初めてで、どうやって乗るのかよくわからなかったのだが、指示に従って動いていると簡単に乗船できてしまう。なるほどね。
 
発券窓口で料金を支払うと、インターネット予約のおまけで一人1000円の船内クーポン券もいただけた。
出航一時間前から乗船が始まり、船倉の車載甲板には最初にバイクが順に乗り込む。
下船時は逆にバイクが一番後になる。
 
タオルと貴重品だけ持って船室に上がる。
2段ベッド4人部屋の貸切プランで、プライバシーは万全。 
なんとなく、横の部屋の修学旅行生なみにはしゃいでしまう(^^;
後でもう一つ下のランクの大部屋を外から眺めたが、雑魚寝している横で宴会やっているグループもあり、一昔前の「2等船室」のイメージ。
この最安値部屋と我々の貸切ツーリストベッドの差額は片道一人1000円くらいでしかない。
この1000円は支払う価値アリ。
しかも、インターネット予約で1000円のクーポンもいただける。
 
しばらく甲板で大阪・神戸の夜景と夜風を楽しみ、明石海峡大橋もなかなかやってこないので、時間切れになる前に船内レストランに。
 
 ドリンクバー付バイキング食べ放題1500円。
しかもクーポンを使うと差額500円。
しかも私はなんと200円の差額だけ!
おヨメちゃんが口でうまく稼いでくれたのだ。
バイキングレストランではなんと心強いヨメでしょうか。 
船内レストランとはいえ、この料金で質量とも私達に不足なし。
ラウンジでパンかじってらっしゃる方もいるが、絶対レストランがいいよ。
 
 
 
 
船内の風呂に入り、歯を磨き就寝。
瀬戸内海航路はゆれもなく快適。
食いすぎて胃が痛い?
それは船のせいではないよ。
 
origin: [九州ツアー 7泊6日 (赤+黒) (1)] 2013/10/1(火) 午後 0:12
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