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 鶴見緑地公園 [大阪]


'14 6月28日(土)
6月28日(土)
赤バイクに二人乗りで阪奈道路を南下、大阪鶴見区のバイクショップにバイクを見に行く。
大型2輪免許試験に合格したのはいいが、平日大阪で会社勤務のヨメは当県の免許センターに未だ出頭できず、まだ免許書を受領していない。
 
赤バイク800ccを運転しては?とそそのかすのだが、「まだ無免許だから」と。
 
試験には合格して免許を預けてあるのだから、「せいぜい免許証不携帯」だろ?
「いや、厳密にはまだ免許はない状態か?」
良く分からんが、どちらでもいい話ではある。
 
私の800cc引退を見越してBMW G650GSに内定していたのだが、当初は常用する予定のヨメが「やはりオフロードタイプでは・・」とか少し難色を示し、私の方も横に展示されていたF 700GSを見ると、ソチラの方に気が行き、結論を得ず。
本人はどうも今まで乗っていたネイキッドタイプに愛着があるようで、見た中では写真のトライアンフが気に入った模様。
しかし、女性好みのパープル色で私と兼用するわけにはいかない。
 
まあ、じっくり考えればいい。
それまでに赤バイクで慣れておけば。  
 
雨が降りそうな天気だったが、ついでなので近くの鶴見緑地に行ってみる。
 
1990開催「花の万博」会場跡地で正式名称「花博記念公園鶴見緑地」だそう。
 
私は当時大阪在住だったはずだが一度も行かず、それ以降も東大阪・守口・門真あたりの大・中・小企業を転々としてたのだが、緑地の入り口を入ったことはなかった。
ヨメはかすかに「花博に行った」ようだとか。
 
「世界の森」と称するエリアには当時のなごりが残っていて、いかにも風な小屋があったりする。
フィリピン小屋下にてHemiq家恒例大野外昼食宴開催。
今回は野外といっても大阪府域なので火器飛び道具テロ騒乱装備等の使用は自粛。
バゲットにチーズ、野菜ジュースの平日版標準野外昼食準拠仕様とする。
夏場はカップラーメンでもなかろう。
 
公園内を大雑把に周遊。
全国最悪レベルの過密都市大阪にしてはかなり広大な緑地である。
水辺にはサギ・カモが群れていて久しぶりに水鳥を眺めて過ごす。
 
比較的整備もされてい、その広大さではヨーロッパのどこかの公園を想い出したりするのだが、どことなく日本風にチャチで底が浅い印象が残る。
規模としては昨年夏のザールブリュッケン「独仏庭園」を思い出すのだが、どこかが違う。
 
中央入り口に回り込むと両翼の背の高い街路樹の植え込みが広々としたシンメトリを構成し、そこだけは濃厚にヨーロッパの公園を意識させるエントランス空間だった。
逆算すれば広々とした緑の空間感と立ち並ぶ木々の上背が不足しているのが、どことなく日本風に見えるのか。
まだ深みを感じるほどの歴史は公園にないという印象。
「野外観察園」と称するエリアでは、水田がしつらえられていて、いわゆる田舎風の風景が演出されている。
 
ウチの県ならそこいらにある見慣れた光景。
そんなもの公園内に設置する意味も解らんが、大阪府民にはそんなに珍しい光景になっちゃったのかねぇ。
 
 
 
蓮池では今蓮の花が一斉にほころび始めているところ。
蓮の花の花びらを押しのけて花軸を観察しているヨメ。
私もそそのかされて覗いてみると、まるでシャワーの出水口のような円錐台形状だった。
まるで夏枯れといった風情のモノトナスな園内だったが、風車の丘の斜面だけは花でいっぱい。
 
そうそう、このくらいの空間感だったらヨーロッパ風とも見える気もする。
 
園内一周し、いい加減疲れてきたところでにわか雨。
外縁のパブリックトイレ横のベンチでしばし雨宿り。
雨のラチもあかず藪蚊にもかまれ、濡れながらも近くのイオンモール鶴見のイオン・ラウンジに行く。
雨の中を覚悟してバイクで走り出した途端雨が止む。
なんだい、それ。
 
イオンモールの4Fレストラン、3Fフードコート等をじっくり視察し、夜になり雨が小康状態なのを見計らい、最寄りの国道1号線ではなく、10キロほど南を走っているハズの第二阪奈(高速道路)でサッと帰宅してしまうことにする。
 
地図で方向を確認したにも関わらず、つい近道を試みてしまい、東大阪徳庵付近でアリ地獄風の迷路に入り込み商店街を爆走方向感を180度転換させられ2号線に出れば逆走中、常にチンケな町と言ってしまう大阪府東側町工場支配地域の底しれぬ奥の深さを思い知るハメになる。
origin: [鶴見緑地公園(大阪府)(赤タンデム)] 2014/6/30(月) 午後 2:56
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