レイクフォレスト 徳山ダム

 ウッディパル余呉 [滋賀]


'14 9月26日(金)
9/28 六呂師高原(福井)
9月26日(金)
今年は信州ツアーになる予定だったが、台風で一週間延期したりしている内に岐阜福井の県境・冠峠の踏破をすることに、なんとなく、なっていた。
 
一昨年の越前福井ツアーの最終日、当初冠峠越えで岐阜側に降りて帰ろうと思っていたのだが時間の関係で果たせず、以来冠山林道が気になっていた。
岐阜県の徳山ダム湖を抜け冠山(1257m)の峠を越えて福井県池田町に抜ける林道だが、年中通行止めがあるような様子で秘境という感じ。
インターネットで調べると今は通行止めにはなっていないようで、舗装も完了しているようだ。
じゃあ、今回は岐阜の徳山ダムから冠峠を越え福井県に抜けると決める。
 
福井まで行けばついでだからパークホテル九頭竜(国民宿舎)のキャンプ場で野営してもいい。
2011年最初の岐阜ツーリング・2012年の越前ツーリングでそこまで行きはしたのだが、道端に雪が積もっていたり寒そうなので宿舎の方に素泊まりということにした。
以来「九頭竜でキャンプ」もいつかはヤラねばならん課題になっていた。
 
そしたら、帰りは岐阜回りとして初回岐阜ツーリング時、不通で引き返した板取街道の続き・県道52号を試してもいい。
気になっていた冠林道、九頭竜キャンプ場、岐阜県道52号、この3課題を一気にカタつけることにすれば、なんとなく4泊ツーリングのコースになってくれるだろう。
 
26日朝快晴。
例によって蚊対策でウチの契約ガレージではなく、集合住宅玄関前で荷作りをする。
蚊の心配はないが、かなり暑い。
 
ウチの建物は改修工事中で玄関前にあまりスペースはない。
いろいろ手間取っているとヒマそうな老配達人に捕まり「昔はオートバイに乗ってた」とかの話に付き合わされる。
やはり道端で手間取るとロクなことにはならない。
 
冠山林道が果たしてどのくらいの時間で踏破できるか読めないので本日は取りあえず滋賀県のキャンプ場で野営し、明日朝から岐阜県側に回ることにする。
 
北陸高速道で木之本ICで降り、滋賀県余呉町のウッディパルか他を飛び込みで探す予定。
京奈和道で奈良→京都、巨椋ICから京滋バイパス経由で名神高速に合流。
 
白バイクのヨメはETC初体験。
今まで手袋を脱いで料金をカードで支払っていたので、ETC完備の私は料金所超えていつも待っていたのだが、今回はそのまま停まることなくチラりとヨメがゲートをくぐるのを確認して走り続ける。
名神合流すぐの草津SAで少し休憩し、次は多賀SAまで止まらないと合意。 
 
たまたまヨメが先行し、後続していると白号の荷物から帽子が飛ぶ。
警笛を鳴らしてヨメの前に出、次の菩提寺PAに誘導し、確認。
後部キャリアに積んだリュックサックのチャックが開いている!
なんちゅう不注意か。
今回のツーリングには何となく不穏な気配が。
多賀SAで休憩。
事故渋滞の情報があったが、確認するとすでに解消しているとのこと。
 
裏の公園スペースに行くと格好の東屋があるのでここで昼食にすることにする。
パンとキャベツサラダか?
 
直射日光が強く帽子をなくしたヨメは自業自得。
 
北陸自動車道木之本ICで降り、まだ時間が早いのでウッディバルの近くの大見キャンプ場を先ず見学に行くことにする。
R303に出る予定が木之本の町場で少々道に迷い、どこかの高校の校門前に出てしまう。
 
もう一度交差点に戻り、今度は303に合流。
 
すぐに山に入り、県道285に左折。
のどかな里道を辿っていくと大見キャンプ場が川筋の向い側にある。
こじんまりとした川沿い町営キャンプ場。バイク2台で2200円。
本日はだれも予約なし、とのことで静か。
一応見学し、私はここでも可と思うが、ヨメは眺望が効かないので却下らしい。
 
赤い橋を渡り、県道284に合流すると直ぐにウッディパル余呉。
キャンプ場の他、レストランやグランドゴルフ等もあるかなりの規模の野外レジャー施設のようだ。
事務所には女子職員数名。
フリーサイトはスキー場の跡で、一人500円先着順。
安いが道路沿いであまり落ち着かない。
しかし、本日はだれもいないので一番奥に設営すればいい、と目算し、事務所で申込み。
 
「ちなみに本日オートキャンプサイトの予約はどのくらい?」と尋ねる。
「誰も。」と応えて何やら後ろで確認。
「本日は予約がありませんので、フリーサイトの料金で自由にオートサイト使用して結構です。」
 
何か不穏なことが起きるのではないかと一時は思ったが、幸先いいではないか!
オートサイト、林間サイトを調査。
 
結局一番奥の区画に決定し設営。
樹間サイトで眺望はないが、キャンプサイトを貫通している道端にイスを置いて朝食にすれば見晴らしは利くだろう。
  
設営後、まだ明るいので余呉湖畔にいって夕刻を過ごすことにする。
ウッディバルから10分くらい。
既に2回利用した国民宿舎余呉湖荘のキャンプ場は今年から廃業したとか。
 
建物はあったが、やはりバリアが置かれ無人のようだ。
かつて利用した余呉湖畔キャンプ場も閉鎖されていた。
周囲にはテントを張れるサイトはふんだんにあるのだが、ヨメが確認したところ水道が止められていてトイレも施錠されていた。
 
湖畔全体が公園なので、キャンプ場以外で使用できるトイレもあるだろう。
勝手にテント張るのは可能のはず。
 
湖畔でコーヒーを沸かし、しばし過去回想。
大阪大学サイクリング部とか(^^;
 
暗くなってきたので夕食の手配に行く。
ついでに大規模銭湯らしい「北近江温泉」を見学に行くことにする。
 
木之本交差点でR8号線沿いの「北近江温泉」の看板に騙され、しばらく逆走してしまう。
引き返そうとして入ったどこかの潰れているリゾート施設の駐車場から象琵琶湖北端部が見えた。
長浜市街地にかなり入り込んだところに「北近江温泉」があった。
 
かなりの大規模な温泉施設で両翼にはレストラン。
左翼のバイキングを見学すると、何となくその気になってくる。
今回のキャンプでは飯盒炊爨をしないと決めてある。
初日だから外食もいいじゃないか、とかよくわからん理由で食べ放題決定。
 
まだ食事する時間ではない。
温泉の駐車場にバイクを置き、とりあえず近所に見えた大規模スーパーに歩いて行く。
 
ザ・ビッグも隣にあるのにかなりの大型スーパーだった。値引き
食材を少々。
 
さて「北近江温泉」のバイキングに。
1500円でなかなか質のいい料理を出していた。
例によってヨメが最後まで頑張ってしまい、翌日胃の違和感をきたす。
 
500円のキャンプ場に泊まり、北近江温泉で一日遊びバイキング食べにきてもいいか、とか思ったり。
軽装で出てきたので帰りはやたら寒かった。
 
やっとウッディパルに帰り着き、すぐ就寝・・・
 
 
なんと、夜中に雨。
なんと、安物のテントが雨漏りしている。
メーカー品のテントを探していたが、結局大きさが丁度良かったので安物のテントをYahooオークションで買った。
広さは快適だったが、雨漏りとはね。
夜中にひと騒ぎし、何とか再就寝。やれやれ。 

origin: [冠峠六呂師白山2台3題4泊5日(1)] 2014/10/6(月) 午前 3:51
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