信楽・三国峠 甲賀

 明日香 [奈良]


'14 10月25日(土)
今週金曜日は見事な秋晴れだった。
スイムトピア奈良で旧知に会い、自転車で大和川伝いに桜井に行ってきたところとか聞いた。
 
それもあり25日(土)、久しぶりに大和川土手道経由で「まほろばキッチン」まで行く。
 
しかし、前日程のすっきりした快晴ではなく、カモの姿もまだなかった。
 
併設の食べ放題レストランを見学はしたが、2時までということで割愛、道路沿いの休憩スペースで軽く昼食↓
後、明日香村(↓)から談山神社経由でR370に出、ついでに菟田野付近を走り、倉橋溜池や京奈和道の下道の土手伝いに帰る。
 
見知った道で新味はなく、なんとなく中途半端なツーリングに終始。

明日香  甲賀 [滋賀] レイクフォレストリゾート
'14 10月26日(日)

10月26日(日)
もう少し新味のある道は?と朝起き抜けに考えた。
やはり滋賀県か?
特に三重から滋賀に抜ける辺りに未だ走行していない道がかなりある。 
 
ウチの奈良県は滋賀県とは隣接していない。
 
今月上旬には京都に行き、京都・滋賀の境界を走ったし、前回は滋賀県信楽から三国越え林道で島原「やぶっちゃ」(三重)に降りたりして、何となく滋賀県南部が意識に残っている。
 
地図を見ていると、「やぶっちゃ」からは三国越え林道や多羅尾峠に上がらなくとも、伊賀コリドールロード経由でうまく信楽に繋がっていそうだ。
今月はもう少し滋賀県で遊んでみるか。
 
名阪道路小倉IC→
県道127→
神野山(こうのやま)→広域農道→月ヶ瀬。
 
月ヶ瀬大橋を越え「月ヶ瀬温泉」でトイレ休憩。
 
更にそのまま県道82、県道686、R163バイパス経由で「やぶっちゃの湯」。
 
ここまではほぼ先週の帰路ルート、勝手知ったる道、暑いくらいの快晴、直線的に快走。
 
「やっぶっちゃ」場内を無意味にひと回り(^^;した後、ここからいよいよ新ルート開拓開始。
 
 
「やぶっちゃの湯」を出てすぐ右折、ゴルフ場の縁をかすめ、山裾をぬう農道だが、よく整備されていて交通量もなく快適。
首尾よく、R422のバイパスで伊賀コリドールロードを構成している多羅尾ー信楽線に接続。
昔、正直に地図通り名阪道路から伊賀市でR422に取り付いたことがあるが、かなりの山道だった記憶がある。
奈良からはこのルートで信楽が直観的に近道風で快適。
 
諏訪から同じく広域農道で信楽に通じるR422に合流。
天気が良い秋の日曜日で、バイクツーリンググループも多い。
 
信楽牧場の看板を越え、県道50に右折。
信楽に出てしまうと
先週と同じようなルートになってしまう。
アミダくじの横軸ふうに適当に選んだ道。
町はずれのヘンな細道で〔三重県伊賀市〕〔滋賀県甲賀市〕の行政区画表示看板に何度も出くわす。
三重県と滋賀県の県境を縫って走っている道のようだ。
やがて山間の池の横道といった風情になり、公園風に整備された横道に遭遇。
 
なんとか林道の起点で、なんとか神社・あるいはお寺だったかが林道斜面を登っていくとある旨の道標がある。
ちなみに、今回はカメラの充電池切れで掲載するのはI−Phone写真。
拡大すれば地名表示が読めると思っていたが、I−Phone写真じゃ無理だった。
神野山のような古代巨石群(磐座)があり、古代の信仰スポットである、と言う風な説明板もあったが、仔細確認不可。
 
←巨石のひとつ。
 
軽い白バイクのヨメはちょっと偵察に行ってくる、とばかり登ろうとする。
ちょいと待てよ、まず説明板の略図を検討してから。
上のお寺に駐車場のマークがあったので、車でも行けるんだろうと踏み、林道登攀にかかる。
 
一応舗装されてはいたが、落ち葉と落石が区別できず、かなり急峻なU字カーブの坂もあって少々怖気づいたが、とにかく上のお寺まで登攀。
 
人跡未踏風の林道からすると意外と立派な寺域で、かなり古い由緒を感じさせた。
それはいいのだが、どこかで別の道が横に延びていると密かに期待していたのだが、やはり登ってきた道一本しかないようだ。
登りより下りがコワいU字カーブ。
 
まあ、近所の国道308の坂のことを考えれば大したことはないのだが、ヨメはコワがり坂上途上で停止する始末。
足つきの悪い700車なので仕方ないのだが、「ちょっと見てくる!」と偵察に行きかけた勢いはどこ行ったのやら(^^;
 
なんとか大冒険を終え、やはり仮にも大型車では山道坂道はなるべくパス、といつもの反省。
 
再び県道50を辿る。
道の横に見え隠れしていた池。
静かな水面を釣りのボートが二隻。
キャンプ場? あったのかねぇ? 見えなかったけど。
 
池を過ぎれば山間部から広々とした里に降り、県道49号と合流点近し。
地元の公園風の東屋が道路の交点にあり、ここで昼食にする。
東屋には網がかぶせてある。黄色いので多分カラスよけだろう。
広々とした畑地に囲まれ、道路も良く整備され、明るい空気感がある。
 
地元の軽4トラックの他は交通はないが、バイクだけは常にどこかから走ってきて、走っていく。
 
バイクのエンジン音と農作業耕運機の音。
 
地図を見て適当に走る。
あまり目的はないのだが、滋賀県平野部ののどかな道を堪能したい。
 
しかし、いつしか方向が分からなくなり、しかたなく国道4号線に出る。
 
まあいい。
スーパーで休憩。
私がトイレに行っている間にヨメは既に何か抱えている。
 
別に確たる目的もなく、地図にあった「甲賀忍者村」に行く。
 
「料金500円より上ならやめようね」と事前合意していたが、料金は1300円。
即どろんを決め込む。
 
ちらりと覗いたところ、子供連れでないと意味がないという印象。
 
ではこの辺で本日の探索行はお開きにして、帰路につくことにする。
県道51、50、755で道の駅「あやま」まで。
よく似た道筋が多く、地図を見て修正するのだが、迷ってしまった直線的には到達しない。
どこの畑も先週、クロマメを戴いた農家の畑とよく似ていて、記憶ではこの辺りに、と思っていると全く違う道だったりする。
 
滋賀・三重の境目あたりの道はまだまだまだ要探索。
道の駅「あやま」から県道49で名阪道路に出るのも芸がないので、もういちど今朝の伊賀コリドールロードを確認しようと、県道674阿山ー信楽線に分岐。
途中、少し交通が混んできたので側道で左折。
 
目論見どおりR422に合流できたのだが、今度は伊賀コリドールへの接続が分からず、Uターン。
 
のどかな山村からいきなり家数の多い町場の光景になり、予測が狂うが角度を変えてよく見れば今朝通過した諏訪神社あたりの光景だった。
 
この後、順調に「やぶっちゃ」から県道686に入り、島ケ原cc横の住宅街に迷い込んだ(^^;ところで、ヨメの白バイクのガソリン計が。
「ガソリンがぁ」と言うので見るとほぼ限度になっている。
 
白バイクは走行実績があまりなく、どこまでガソリンが持つのか確認できない。
350キロは持つはずだが、計器上からは限度に見える。
 
帰路にガソリンスタンドはないはず。
しかたがない、国道163に戻って笠置まで走ることにする。
確か、笠置大橋の近くに一軒あったと思う。
 
もうすっかり夜になってしまい、車でいっぱいの国道筋を走るハメに。
こうなると笠置も案外遠く、いつ白バイクがヘタるのかちょいとヒヤヒヤ。
やっと笠置でガスを入れ、注入量を見ると10リッター少々。
まだ3リッター近く余裕があったはず。
 
まあ、計器の見方もまだあまり判然としていないのだ。
 
この後、笠置からK33で川沿いを走ったのはいいのだが、県道4号に戻ろうとしてショートカットのつもりで県道173に入ったのだが、いやはや。
決して夜に走る道ではないよな。
 
やっとR369に出、夜なので小細工はせず、そのまま針まで行き、名阪国道に乗る。
しかし、これが時ならぬ渋滞の真っ最中。
路側帯を走り、次の一本松で側道に降り、旧25号でやっと天理まで戻って名阪道路上の陸橋から下をみると、名阪道路はすいすい流れていた。
してみると渋滞は針ー一本松付近だけだったか。
 
この日奈良県立図書情報館に本を返しに行く予定だったが、何とか時間に間に合った。
良く考えてみれば、笠置からK33でそのまま町場伝いに走っていれば、奈良市内まではほぼ一本道だったのだ。
夜に入ってのガス欠騒ぎ、思わずパニック風の判断回路になってしまっていたようだ。

origin: [伊賀甲賀探索術 (赤+白)] 2014/10/29(水) 午前 3:11
信楽・三国峠 レイクフォレストリゾート