榊原温泉 湯の山温泉アクアイグニス

 津風呂湖温泉 [奈良]


'14 11月15日(土)
11月15日(土)
急に寒くなった。
天気もあまり良くない。
ウチローカルでは日帰り温泉シリーズ企画が最近流行っていて、リニューアルしたらしい滋賀県「かもしか荘」や、三重県湯の山温泉アクアイグナス等検討したのだが、午後からではあまり遠くには行けない。
実は昨夜、家庭内カジノ賭博ユーロ建て(子細不明)に興じ少々寝過ごしたのである(^^;
 
近場でまだ入ったことがない吉野の津風呂湖温泉を試すことにする。
 
京奈和道新区間→高取→道の駅「大淀」
 
大阪方面からの車も多く、いつも賑わっている。
外での野外昼食は寒くて無理なら、ここで昼食案もあったのだが、さりとて混雑雑然の食堂で食べる気にはならない。
 
業者のおネエさんがパンを並べていて、手に取るとまだ温かい。
デニッシュ食パン風のベーコンオニオンパン
280エン。
温かいうちに道の駅の駐車場裏側に行き立ち食い。
期待通り美味。
 
駐車場すぐ裏には採石場の少し異様な光景が拡がっている。
賑わう道の駅と殺風景な採石場のコントラストが何となくシュール。
 
吉野川の手前の山縁をぬうK222→K255を走行。
いつもの展望台で少し吉野見をする。
 
一応展望台の案内標示はあるが、その実は電波中継塔下のちゃちなスペース。
 
しかし、K222から吉野川越しに「花の吉野」を遠望できる唯一のスポットだ。
 
さて、吉野の紅葉具合は?
まだまだですねぇ。
というか、金剛峰寺のあたりにはちらほらと紅葉も見えるだが、周囲の山にはなにもない。
遠望上からでは、いかにも植えてますよ、というような紅葉具合と見える。
 
それでも幾重にも重なった山の連なりがかすんでいるのは幽玄と形容してもいいだろう。
 
津風呂湖着。
あまりたいした紅葉でもないが、それでもボート客が多数。
 
しかし、結局全員ひとつのグループだったようで、いつの間にか湖面にボートの影はきれいさっぱり消えていた。
 
意外と陽射しがあたたかく、湖畔の小公園で昼食に。
 
もう少し見晴らしのいいスポットもあるはずだが、湖周辺はただの湖畔道路で昼食を拡げられるような場所は限られてしまう。
 
湖の正面(管理棟)入り口側では唯一の公園だが、利用する人は殆どいない。
 
津風呂湖温泉。
これこのように、まったく田舎風の鄙びた日帰り温泉と食堂施設。
最近ハマっている何とかリゾートやゴルフ場併設の入浴施設とはコンセプトが全く違うのだ。
まあ言やぁ、昭和30年台にタイムスリップ(^^;
 
浴場は狭くてあまり特徴がなく700円は取り過ぎだろう、と思ったのだが露天風呂はかなりの風情があった。
川に張り出した形の一人で満員の岩風呂で、頭上に紅葉の木が枝を張り、もうすこしすれば湯面に紅葉が散るだろう。
本当は二人くらいは入れるのだが、狭いので何となくバツが悪くすぐに退散、結局先着一人がゆっくり浸かってられることになる。
 
いかにも露天風呂らしい鄙びた風情で、私は気に入ったのだが、女湯の露天は周囲を囲っただけの平凡なヤツらしい。
つまらんので水風呂に2回も入ったりして、とかヨメ。
 
休憩場にはマクラや掛け布団も置いてあったりして田舎の行楽温泉のレトロ臭がぷんぷん。
 
温泉を出るともう4時。
5時には日が暮れてしまう。
県道15号で明日香に抜けることにする。
 
吉野町と明日香村の境の峠が起点になっている高取林道に立ちより少し展望。
 
ここでも紅葉というほどのものはないのだが、西日が斜面を照らし、そのハイライトがなんとなく華やかに見えた。
 
 
 
明日香村からは最近の定例ルート、まほろばキッチンで半額さしみと柿を買って帰宅。
それほど寒くはなく、白バイクに装備されているグリップヒータをヨメはまだ使わない。
origin: [津風呂湖温泉へ (赤+白)] 2014/11/18(火) 午前 4:18
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