津風呂湖温泉 川湯温泉

 湯の山温泉アクアイグニス [三重]


'14 11月22日(土)
11月22日(土)
この金曜日はすっきりとした秋の好天。
 
朝から日課のスイムトピア奈良に行き、昼には快適な大気に乗ってちょいと馬見丘陵公園内のイタリア料理店のパンケーキを食べに行く。
 
夕刻、すっかり紅葉した街路樹の並木を抜け、一日の充実感に気分よく帰宅すれども。
たちまち不安定な国際金融情勢の波に翻弄され、一筋縄ではいかぬ世の不条理に現実の苦さを噛みしめる。←大した意味はないので別に解らんでよろし。
 
では、引き続き好天らしいこの三連休の消化にかかることにする。
 
とりあえずは日帰り温泉シリーズを継続、連休なので別に帰宅せずとも現地泊も、という含みもあり、少し遠くの三重県湯の山温泉・アクアイグニスに行くことにする。
三重県といっても滋賀県境の御在所岳の麓にあり、信楽・日野あたりから回り込めば鈴鹿スカイラインを抜けるロングコース。
帰りは四日市ICまで行き、東名高速道路で亀山まで降りれば後は名阪道路一本で帰宅、という周回コースが可能。
 
現地泊も、とか言うがもちろん秋の好天の連休初日。
いくら調べても宿泊施設に空きはない。
では、ともかく高速道路利用なら2時間でカタつく名阪→東名→四日市コースで出発。 いや、日帰りになるなら帰りが高速利用の方がいいだろう云々。 
結局、いつもの名阪道路に乗り、関・亀山まで下道を適当に混ぜてツーリング。
最初の休憩地・伊賀市農業公園↑
のどかな畑が広がっているが、公園は何とも中途半端な作り。
まあ、好天なので適当に遊びながら伊賀市郊外を周回。
再び名阪道路・道の駅伊賀でトイレ休憩。
 
この後、また下道の旧25号線伝いに関まで行くのだが、前回この区間中途の採石ダンプ専用道に悩まされたのをすっかり失念。
今回は砂利道に完全に足を取られ、わっと言う間もなく赤バイク転倒。
写真の赤バイクもなんとなく力がない(笑)
 
転倒は慣れてしまってるのだが、自力で起こせなかったのがライダーとしての自尊心にはかなりの手傷。
後続してきたダンプの運転手のおジさんにも手伝ってもらってようやく現状回復。
一時は転倒現場から引き返そうとしたのだが、後続のダンプに聞くと砂利区間はもうすぐ終わるとのことで、前進続行。
 
やっと砂利道区間を抜け出し、亀山森林公園やまびこ着。
 
いくら旧道とはいえ一応は国道なんだから国交省はきっちりメンテナンスする責任があるだろ!
とはいうものの、前回通行時に今後通行不可としたデータを生かせず、道を間違えたのに、まあ、いいやとか押し切ってしまった判断の甘さを先ず反省。
その反省があれば国際金融の波にいたずらに流されなかったのに、との意味不明の自戒も。
今後は無謀な挑戦は命取りと銘記し、慎重を旨として道を継続しよう、とか言いつつ、道の駅「関宿」。
 
ここは近くのドライブイン「関」の勢いにおされ、あまり特色もない。
 
この後、幹線道路のR306で直線的に四日市まで直進するのを避け、地図ではのどかにゴルフ場を縫って北上している県道11号を目指す。
 
しかしこの県道、かなりひねくれていて縦横に蛇行し横道とランダムに交叉し、文字通り一筋縄ではいかない。
分岐点で道路整理中のガードマンのおニイさんに尋ねても「?」状態。
適当に走っていると紅葉の公園に入り、散歩者に尋ねると「観音寺公園」とのこと。
「県道11号?国道1号線に引き返した方がいいですね。」
さようですか。
 
いつの間にか逆方向になっていた。
しかたなく、国道1号に降り、そのままR306に交叉し左折。
のどかな側道探訪は早くも挫折。
 
しかし、おかげで途中のなかなか風情のある昔の宿場町「関宿」の町並みや、国民宿舎「関ロッジ」の意外とピンクでにぎにぎしい威容が拝見できた。
 
この後も湯の山温泉駅に山側から達している県道752ちゅう細道に悪あがいたりして、やっと湯の山温泉・アクアイグニス到着。
 
連休初日ということもあり大変なにぎわい。
並の日帰り温泉ではなく、宿泊施設や複数のレストランも併設した
大がかりな施設。
 
老舗温泉地のイメージを払拭する明るい洋風リゾート化による起死回生の再開発企画か。
 
今のところ大賑わいで、世代を越えて集客し、かなり成功している風。
遠景に鈴鹿山脈、御在所岳を排しふんだんの水とコンクリートの白が横に延びる広々とした景観は確かに何事かの新しさを感じさせる。
 
豪華ホテル並みの宿泊料の宿泊施設もあり、野外での結婚式と披露宴を催せる設計でもあって、当日も何やらそのような貸切イベントが予定されているようだった。
しかし、そんなことより先ずは昼食。
ヘタするともう3時じゃないか。
 
もちろんレストランでの食事を検討したが、結局いつもの路上昼食に落ち着く。
 
最近はリゾットとかいうインスタント雑炊が我が家に多量に出回り
、野外昼食のメインディッシュになっている。
意外と便利でラーメンやバゲットでは別に飲み物が必要だが、雑炊なら飲み物不要。それに少量パックが単位で消費量の調整が簡単。
なんせ本来はダイエット食品なんで。
いくらダイエット食品でも、4,5パック食べれば昼食には十分というものだ。
 
日帰り温泉600円。
人は多いが、この価格の日帰り浴場にしては大規模な浴室。
 
日帰り温泉600円と言えば、私のようなヒマ老人が日がなボケーっふやけている鄙びたイメージだが、見事にその常識を覆した若向き・スノッブなコンセプトの施設。
露天風呂は3種が中庭の周囲に配置され、適当に移動していれば結構楽しめる。
 
寝湯は湯につかりながら居眠りでもできるくらいのラクな温度で、長湯が苦手な私でも呆けてられた。
ただし、お子様方も多く耳元ではしゃぎ、騒がれまくり奉られるので、そうもしてられないのだが。
 
入浴施設を出れば既に夕刻、早くも夜の気配。
本日は近くで宿泊、もしくは高速道路で帰還と踏み、石釜パン屋のイートインでおやつの時間。
 
そのうち、キャンドルが点火され、何やら結婚式・披露宴の準備も進行している様相。
 
というようなところを見届け、そろそろ退散することにする。
 
この施設のオーナの犬(意味不明)にちょっかいを出すヨメ。
 
ヨメはどこかで宿泊とか甘い考えを抱いていたようだが、もう夜に入ってしまっている今となっては空室ホテルがある可能性はない。
第一、情報入手手段もない。
 
寒くならないうちに一直線で四日市インターから東名・名阪で帰宅とする。
しかし流石に大都市四日市、国道一号線の渋滞に巻き込まれ一直線というワケにも行かなかった。
 
亀山PA、関ドライブイン、伊賀道の駅を経由し、2時間強で帰宅できたのだが、やはりこの季節の夜、自動車専用道路を突っ走るのはちょいと寒かった。
 
帰宅後、真剣に亀山・鈴鹿あたりの安宿情報をインターネットで検索。
「スーパーホテル四日市国道一号店」だったら空室があったようだ。
二人部屋だと一人あたり3800円。
私ならシニア割引30パーセント!
 
もうキャンプの季節じゃないが、スーパーホテル等格安宿泊施設をアテにすれば、また新たな展開も可能か?

origin: [湯の山温泉アクアイグニス(赤+白)] 2014/11/25(火) 午後 3:20
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