駒ヶ根・昭和村・美濃 榊原温泉ゴルフ倶楽部・「清少納言」

 上石津・亀山 [岐阜・三重]


'15 5月6日(水)
5月6日(水)
美濃観光ホテルの朝食。

朝食レストランはすの子状の木材で巧みに目隠しされ、個室風の雰囲気。
もちろん、この構造では朝食バイキングではない。
お仕着せの朝食セット。
セットAかBを選択できることになっているが、何も言わないと手間のかからないAセットになってしまうようだ。

ま、どちらにしても大差ないのだが(^^;

いかにもビジネスホテルの朝食らしいコンパクトさ。
「コーヒーのお替りできますか?」
「残念ながら。でも通常よりは2倍量になってますよ。」
とのこと。

まあ、でもこのホテルは余計なものは何もなく、気持ちの良いシステムでマル。
同系列の関観光ホテルの方は料金的にもう少し「観光ホテル」をやっているようだ。

これも、道路向かいにコンパクトに配置されているガスステーションで最終日の給油。

いかつい目の給油のおニイさんだが若い女性ライダーと見たのか愛想よく盛んにヨメにしゃべりかけている。
ダマされてはいけませんよ(笑)


美濃ICから東海北陸道に入り、一之宮JCT経由で名神養老SA着。
連休最終日なので、午後になるほど混雑してくると予想、様子を見ながら素早く、これ見よがしに観覧車を見せびらかしているハイウェイ・オアシスにも立ち寄らず、ひたすらに走行。

しかし混雑の気配は全く無い。
このまま名神高速で走行するとお昼には家に着いてしまう。
少々勿体ない感じ。

関ヶ原辺りから下道で帰還することにする。

関ヶ原ICから下道のR365に降り、そのまま南下して名阪道路亀山につなぐつもり。
東近江まわりのR307では新味はない。

我々が最初にテントを積んで岐阜ツーリングに出かけた時、永源寺湖からいなべ市に出、関ヶ原までR365を走行したことがある。それ以来か。
交通量もそれほど多くなく、山間の走りやす道路だった。
途中、上石津「緑の村」公園で休憩。
この公園の奥のキャンプ場であの時一泊したのだった。
なんとなくなつかしい。

いろんなアウトドア施設もある比較的大規模な公園で、連休最終日も賑わっている。
まだお昼ではないが、空腹なので少々お腹にモノを入れる。
なんせ、今朝のホテルの朝食なんかだと2時間も持たない(^^;

バーベキュー場もある公園なので間食する場所には事欠かない。
しかし、木陰でないと本日の太陽は暑い。


食後、トイレのついでに横の何とか資料館におじゃまする。
古民家を移設した館内ではボランティア風のおジさんが連休中に使用した釣竿のメンテナンスに余念がない。
茅葺きだが、全部業者に頼んで葺き替えると三千万円くらいかかってしまう。
昔は村落全体で協力して作業していた、とか。

R365での南下を継続する。
山地を降り、いなべ市あたりから比較的町場の道になるのだが、右手には絶えず鈴鹿山脈が見え、むしろ広々とした平野の光景が続き、思っていたほど暑苦しい道ではない。

昨年秋、亀山から湯の山温泉のアクアイグニスに行こうとして、幹線道路のR365を避けて側道ばかり選んで走行したが、なかなかどうしていい道だった。

写真は撮らなかったが、いなべ市の鈴鹿山脈よりの高台に古めかしい鉄パイプやタンクで覆われた工場の骨格が見えていた。
まったくザールブリュッケン近郊の産業世界遺産フェルクリンゲン製鉄所に規模も見かけもそっくりだった。
これ、少なくとも見かけだけは世界遺産勧告モノですよ>いなべ市御中。

湯の山温泉への分岐を過ぎ、亀山まで一気に走行。

マックスバリュ亀山みすほ台店でようやく昼食休憩。

マックスバリューのイートイン。左端にヨメが。

最後のスーパー惣菜の買い食い昼食。
おにぎり、稲荷にヤキソバだっけ?
B級グルメの王道だね(^^;


ここから亀山バイパス経由で名阪道路に乗る。

当初、関ドライブインで休憩と思っていたが、あまりにも近かったのでスルー。

次の伊賀ドライブインもスルー。


結局、針テラスで小休止。
連休最後の日。
広大な駐車場の周囲はバイクで一杯。
二輪駐輪所が拡大され、名阪道路側全体が二輪専用になっていた。

女性ライダーの姿も増え、あろうことに若い女性ライダーも交じっている。
今までは圧倒的におバちゃんライダーだけだったんだが(^^;
なんと、メイン施設の一角にはクシタニショップ、クシタニカフェがオープンしていた。
ライダージャケット専門メーカーである。

ジワリジワリと針テラス全体がモーターバイクの波に浸食されていっているという印象。
一時は営業停止、廃止といううわさもあった針テラスだが、ソチラの方向に延びて行こうとしているのか。

帰宅してもまだ午後。たっぷり昼寝して体力の回復を図る余裕あり。

結局今回テント泊は一回のみ。
一泊2食の駒ケ根ハイランドホテルは別にして、各地のビジネスホテルの簡便さが印象に残った。
今回は最初に「ソースかつ丼ツアー」と題してアップしてしまったが、「スーパー+ビジネスツアー」の方が実際に即している。

三重県四日市・亀山・津・松坂あたりのビジネスホテルの充実ぶりは実に頼もしい。
「中伊勢湯めぐり手形」をクリアするとき、大いに考慮しておこう。


(GW駒ケ根ソースかつ丼ツアー 完)
origin: [GW駒ケ根ソースかつ丼ツアー(4泊5日) 5] 2015/5/12(火)22:45
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