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赤目温泉「対泉閣」 ![]() |
榊原温泉ゴルフ倶楽部・「清少納言」 [三重] |
'15 5月23日(土)
5月23(土)まずまずの5月下旬。 バイク走行中の風が爽やかに心を吹きぬけ、おもわずシューマン的憂愁をふと忘れそうになる。あぶないあぶない(^^; 天気が悪くなければ、例の「中伊勢湯めぐり手形」8ヶ所の完全制覇が当面の課題。 当分はもうツーリングの出先に迷うことはない。(^^) 今日は榊原温泉くらいだね。 ![]() 電光掲示異版に「五月橋-太内 事故渋滞5k」の表示! まあいいや、どのみち五月橋の次の治田ICで降りるつもりだった。 予定より一つ手前の五月橋ICを降り、旧道25号で県境の名張川を渡る。 ![]() 土曜日は輸送業がお仕事モードで名阪道路はトラックで一杯。 五月橋はでは特には混雑していなかったが、トラックが多いと道路の見通しが効かないので快適とは行かない。 時間があればほぼ並行する旧道を走る方がのどかでおもしろいのだが。 右折し名阪白樫ICの下をくぐり地方道路に。 普段は絶対に車列が続くことはない田舎道だが、本日は3台ほど先行車あり。 伊賀コリドール(広域農道部分)と交叉し、普段はここで右左折する。 しかし、前の一台がそのまま狭い農道を直進していく。 なら、どこかには出られるんだろう、と躊躇なく後続させていただく(^^)/ ![]() いや、タブレットを携行しているだけでは意味がない。 同時にデータ通信専用simを契約し、やっと私もLTEモバイルネットワーク網に野外でアクセスできるようになったのだ。 つまり、NTTのLTE網が存在するところなら常にgoogle地図で現在地と周辺を確認できるのだ。 室内自閉派の私は、今まであまりモバイルネットワークに投資するつもりは無かったのだが、LTE 3G 900円/月の広告についソノ気になってしまった。 そして最近のGoogle地図のプライバシー無視、とことん出します、アンタの家もストリートビュー、現在地もGPSでバレバレ、もう逃げられません仕様に、ちょいと抵抗を覚えつつも、結局どこに行くにもGoogle頼みになってしまっていた。 ホイ、と農道から舗装道に抜け出たあたりで停車、LTEシムフリータブレットを取り出し、現在地の確認。 ![]() 現在地からすぐ次の細道を右折すれば、いつも伝っているK686に接続しているようだ。 うむ、安心。もう迷うことはない。これでもう紙の地図には帰れない。(^^)v ・・・なんて完全ネット頼みになってしまうと、いつか携帯網の来ていない山の中で遭難することになる。 私は、最後にはカミにすがるしかないような気がする。 首尾よくセントレイクGCの前の広々とした農地に沿った直線道路を走り抜け、そのままR422との交差点を直進K683で比自岐集落を抜け伊賀コリドールにT字合流。 ここでGogoole確認タイム。 榊原温泉なら左折が近いのだが、本日は前から気になっていた近くのリゾートホテルを見学に行くのですこし戻るのだが右折する。 タブレットに手引きされ「青山ガーデンリゾート ローザブランカ」到着の図。 ![]() ![]() 今は土曜日のお昼時であまり人はいない。 ゆっくり館内と庭を見学させていただく。 日帰り温泉施設もあり、受け付けのおネエさんに見学を申し込むと、中に入ってもいいと。 野趣たっぷりな大きな露天風呂がある。 ![]() ![]() では、ここのレストランでお昼でも、とも思ったのだがまだお腹が空いていない。 本日は榊原温泉に行く予定なのでそちらに行けば、もう少し昼食場所の選択肢もあるだろう。 しばらく広大な庭を散歩させていただく。 ![]() こういうホテルでゆっくり週末を過ごすのもいいが、ウチはホテルはビジネスクラスと決めているので(^^; ほぼ隣接地にどうみてもゴルフ場がある。 しかし門扉・門標には「桜丘中・高等学校」と。 ![]() これが学校施設とすればなんという贅沢極まりないキャンパスなんだろうか! さっとグーグルと、全寮制の中高一貫教育校らしい。 うん、英才教育にはこういうところに隔離した方が効率はいいだろう。 しかし、むにゃむにゃ・・・大阪下町釜中・高出身の私には全く関係ない世界だな。 さて、R165で榊原温泉へ。 まず手前の「手形」通用「猪の倉温泉」に行ってみるが、日帰り温泉主体の施設のようで、玄関に老女軍団が陣取っていて何となく入る気にならなかった。 これは上記のホテルとの落差意識の所為かも(^^; 榊原温泉着。 ![]() 正面は「榊原館」。 これは既に私は一度入浴に来ている。 館内に入り昼食レストランを探すが、意外なことに喫茶ラウンジとラーメン屋しか設備がなかった。 隣の「清少納言」はもっと小規模なので見るからにレストランはなさそう。 またバイクに乗り、しばらく榊原温泉町を探索。 有名な温泉地だが今はすっかり寂れ、あまり食事施設もなさそう。 ![]() ところがこの施設、入館料が必要。入浴料ではない。 食堂に行くのにも先ず入館料支払わなければならない。 え? とかで即却下。 入館料はシニアなら¥250。 逆に言えば250円で入館すれば自由に入浴できるのだ。 かくて、昼食場所を求めまた彷徨うハメに。 ![]() かくなる上は奥の手を使う。 丘の上のゴルフ場のクラブハウスならレストランがあるハズだ。 榊原温泉GCに向かう途中の温泉街外れの光景→ 嘗ては「清少納言」「榊原館」からずらりとこの辺りまで温泉旅館が並んでいた。 今はこのありさま。 廃業し朽ち果てたまま放置してある小旅館の廃墟。 結局、榊原温泉で生き残っているのは、大規模旅館と大資本のゴルフ場、それと公営の公共入浴施設だけになっている。 榊原温泉GC着。 ![]() よく整備されたクラブハウスへの進入道路には「西日本実業団ゴルフコンペ」の登りが幾本も。 クラブハウス玄関にはゴルフバックを積み込む車や、制服のおネエさんたちで活気に満ちている。 足元の旧温泉街の寂れ方とは見事な対照というべきか(^^; ![]() しかし、なんとなく日頃のホテル系日帰り入浴施設めぐりの感覚があり、会員制ゴルフクラブのカントリハウスにもずかずか入っていってしまうのである。 それに、出入りの活気があって我々が玄関に入っていってもすこしも目立たない。 一般向けレストランはなさそうだが、一応念の為受付カウンタのおネエさんに尋ねてみる。 「レストランだけ利用できないだろうか?」 おネエさんは一瞬カタまったように見えたのだが「少しお待ちください、問い合わせてみます。」 その間数分、「それでは、ご案内致します」とおネエさん。 吹き抜けの回り階段を上ると、タキシード風の制服のおジさんが待ち受けていて、「いらっしゃいませ。席にご案内致します」と。 ![]() 爽やかなゴルフ場の緑を見渡せる落ち着いたダイニングルーム。 しかし時間的な関係か、テーブルの上のメニューには軽食しかなく、サンドイッチの類だけのようだ。 応対に来たおネエさんが意外と気さくな人だったので、ヨメが食事メニューはないか、と尋ねてみる。 「少し確認してきます」、と何度か胸元の通話装置で調理場とやりとりしている様子。 そのうち、先ほどの制服のおジさんが料理のメニューを持ってきてくれる。 「いままでおおきな団体さんが利用されていて、時間がかかるかも・・」とか。 注文した我々の昼食は程なく配膳していただけ、「ええ、大急ぎで準備したんですから!」と、気さくなおネエさん。 ![]() 飛び込みでやってきたのに万全のサービスをしていただいた。 時間的にも我々だけがダイニングルームの客、この上なく優雅な昼食タイム。v(^^)v さて少し遅くなったが、本日の目的「湯めぐり手形」加盟温泉の「清少納言」へ。 ![]() それでも奥に進んんでいけばかなりの奥ゆきのある建物。 日帰り入浴も受け付けているハズだが、玄関まわりにはどこにもそのような表示案内はない。 大浴場はかなりシンプルで大き目の浴槽と窓際に二人用の源泉浴槽があるだけ。 露天風呂がないのは日帰り温泉としては集客力に欠けるだろう。 どことなく閑散としたロビーの雰囲気。 ![]() 湯はさすがの榊原温泉。 入ってすぐに感じるぬめり感。 洗面蛇口から出る湯も同じ質感の温泉水。 ![]() ただし、単純な浴室なので30分滞在すればもう十分だ。 廊下に出、無料のフットマッサージャーで足をもみ、ガランとしたロビーでヨメをただ待つ(^^; 帰路はR163回り、途中広瀬集落あたりで服部川を渡り、国道の交通量を避けてバイパス伝いに県道56(伊賀コリドール部分)に接続する。 見通しのいい交通量の少ない走りやすい道。 のんびり走っていると、往路で右折した比自岐のT 字分岐点に左折側から到達。 この周回コースはストレスになる程の町場の信号信号道はあまり通らず、なかなか優秀。 次回もこのコースでいいな。 origin: [榊原温泉ゴルフ倶楽部と「清少納言」] 2015/5/27(水)3:23
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