メナード青山「霧生温泉」 榊原温泉「湯元榊原館」

 魔洞温泉「涼風荘」 [三重]


'15 6月20日(土)
6月20(土)
先ずは天気予報だが、今夕から雨、明日には上がって曇りという感じ。
以前から一泊して往復2カ所の温泉をクリアするのも面白かろうと思っていた。
では本日夜はどこかに宿泊することにし、一泊2日で天気と相談しながらゆっくり周ろうか?

いつものとおり名阪国道xxICで降りて(・・・なんて言ってるが前回は間違えた)伊賀の平野部農村地帯に入ったところで小休止。



曇天だが一面の広大な農地に入るとほっとする。

バイクを停止すると草むらにちょうがたくさん舞っているのが見える。
←写真には写っとらんなぁ。


ここからほぼ同様の広域農道やマイナーな県道伝いで、伊賀コリドール・ロードに入る。
殆ど信号もない快適な道なのでもう停止することはない。

今回は伊賀コリドールからR165に降り、青山高原道を横目にすり抜け榊原温泉口、さらに高速伊勢道久居インターまで一気に。
一応、宿泊目安にしていたホテル、ルートイン久居インター店着。
とりあえずフロントで料金等確認。
ヨメは他の施設との相見積とりたそうだったが、あまり差はない。
フロント応対のおバさんも適当に気さくで終に「じゃ、一泊お願いします」。
気が付けば最上階のコンフォートツインをとっていた。
なんせ飛行機はエコノミーだが、ホテルはいつもビジネス、それも最高の部屋だぜ!

と、豪語している横を相客、高校体育系学徒合宿の女子マネ2名が・・・
更に、某金満隣国の団体さんがおいでになるので朝食時間は見計らっておいでになる方が、とのいつものアドバイスあり(^^;

いつものビジネス・ライバル達も健在のようだ。

ホテルの部屋でカップラーメンの簡易昼食後、本日の目的温泉へ。

走行5分で魔洞温泉「涼風荘」着。


なんかね・・・
ホテルまでとって一泊覚悟で遠出してきた割には小規模な日帰り温泉で少々肩すかしか。
それに、実際には榊原温泉から20分も走れば着いてしまう。
伊勢湾岸に近く、一泊小旅行距離と踏んでいたが、それほどのコトでは・・・
温泉自体も数人で満員程度の湯舟がひとつだけ、おまけに6畳くらいの休憩室あたりからはタバコの臭いが抜け切れず。

「中伊勢湯めぐり手形」加盟8施設の中では一番しょーもない施設だった。
せっかく一泊で来たのにねぇ(^^;
まあ全体が遊びなんで、逆に言えばこのまま日帰りしてしまえば一番しょーもない体験のまま終わってしまう。
せめてホテル泊というプラスアルファを付けて他のブログネタと同等の分量に底上げしとかにゃ、あまりにカスみたいなツーリングの日になったろう。

温泉の湯自体はまずまず、とはヨメの評。

玄関横の食事施設で名物の津ぎょうざを注文。

しかしまだ営業していず、多角経営の仕し出し弁当作成作業に大わらわ中だった。

でもチラシにはテイクアウト可とあるけど、テイクアウトでは?
とかヨメが食い下がっているうちに、表のベンチで待っていてくれれば、とかになる。

結局、津ぎょうざ一人前だけ揚げていただき、わざわざ表まで配達してくださいました。

そういう家内工業的アットホームな感じは印象に多少のプラスアルファを加点。

餃子を運んでくれたおバさんが、ついでに洞窟も見て来てください、客がいても無視してかまいませんので、とか勧めてくれ、裏庭にあたる位置にある「地底の楽園」へ

到着時にもちらりと見たのだが、その時は真っ暗だったので引き返した。

今回は営業準備中で、照明が入っていた。
ヨメと一緒に入っていくのは、丁度外で遊んでいた当館の跡取り娘小学4年生(推定)。

なんだか、祖母に将来の女将としての英才教育を授けられている最中のようで、快く我々相手に接客訓練に励んでくれる。

小学生に案内されて入る洞窟もなかなか奇妙な場所で、由来もよく分からないがとにかく富士の風穴のような地下の別世界。
元は富士の氷穴のように物資の貯蔵に使っていたと思われるが今は風変わりな宴会場として営業している。

奥の方にいくと湧き水が上からしたたり、気温差でうっすらと霧がかっている。
すこし不思議な女の子の口調に案内されるおむすびころりん的、旧モモタロー系異界への通路というような奇妙な趣がありました。
この洞窟がメインで初めて「摩洞温泉」なるものが成立してると納得。

ホテルに帰り、赤バイクにタンデムで夕食を物色に出る。

近くのイオンタウン久居を見学、食品売り場でごろごろコロッケを買ったりごたごたしている間にアテにしていた和食堂が閉店してしいまう。

もう八時じゃないか。
隣の敷地にも適当なレストラン数軒があり、そのうち「かっぱ寿司」が良さそうな気がした。

ホテルにも食堂があったので、メニューをみて再検討することに。
ホテルに帰り、部屋でごろごろコロッケと野菜サラダを食べるともう出かけるのもおっくうになり、一階の食堂での簡単メニューに落ち着いた。
雨予報でもあったのでホテル泊にしたのだが、まだ雨は一向に降らない。

←ルートインのロビーの無料コーヒーサーバー。

ホテル泊も気分が変わって面白くなくもないのだが、雨が降ってくれないとさっぱり意味の分からん宿泊ということになる。

まさか雨予報がずれて明日になるんじゃ?
その「まさか」が・・・
origin: [魔洞温泉「涼風荘」と津泊 ] 2015/6/23(火)19:33
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