大和高田市さくら荘・ふたかみパーク 美杉リゾート

 吉野名水館 [奈良]


'16 8月4日(木)
8月4日(木)、とにかく朝から以前髄膜炎でひと月入院していた天理病院で受診。
ひととおりの触診瞳孔反応左右運動知覚反応検査で脳に損傷はなかろう、という感触。
別枠で一応近所の青藍病院の脳ドックも申し込む。


天理病院の帰りにそのバイク足で下市の明水館に行ったのだった。

もうヨメの顔ではなく自分の顔にマスクしなければ正視できないような老顔に(^^;

奈良県下市町も吉野の山と川に囲まれた地勢だが、どんよりとした曇り空に何の面白気もなくただへばり付いている古ぼけた宿場町。
地元老人なら入館料300円の老人福祉施設的趣の名水館の古ぼけた畳敷き休憩室で一人居ねむっていると、こんなところで世界崩壊の瞬間を一人で向えている自分の人生にある程度の帰結感も。 

まあいい、覚悟だけなら病院に行かずともできるのだ。


奈良県下市町明水館食堂(8月4日)
大和高田市のさくら荘と似た感じの公共福祉施設気味の日帰り温泉施設。
町外者500円。
最近眉がつりあがりぎみ(!)なので眉の端を剃っている。
どこか覇気がないが、もともとそんなのはなかった(^^;

老化は肉体よりも精神の方が顕著で、もう自分の内なる諦観と絶望を制御することができない。
「私」というミクロコスモス、「私の世界」というマクロコスモス、「私の今」というシンクロノロジーが三位一体で疎ましい。

ややもすればどうにもらない絶対的日常性の権化であるわが隣人にその鬱曲が漏れ出していってしまう。

こちらとあちら、まったく接点のない不気味な境界上のあやうい綱渡り。
origin: [崩壊する世界と遍在する危機] 2016/8/9(火)17:4
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