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四ツ足峠越 四国3/4TR(3c)[高知・徳島] |
国道195号は徳島まで一本道なので間違いようはない。 どうやらこの先の四つ足峠が県境のようだ。 のどかな山地がつづき、天気もいいのでまずまずのツーリング。 時間には余裕があるハズなので、途中で橋を渡り、川向うに並行して走る県道を試してみる。 こちらには直ぐ「やなせたかし朴ノ木公園」とかいうのがあり、なにやら古民家風の家が建つ庭が見えたのだが、もう充分休憩したので素通り。 このまま行けば景勝地マークの滝が数本あるハズだが、そこまで行く予定はない。 そろそろ国道に帰ろうとしてR195アッチ→に入ると、なんとも頼りない網目床のつり橋が。 おそるおそる(*_*; 橋は頼りないが、周囲は物部川の静かな景観。 周囲はのどかなので、もうすこし中央まで渡っていただく。 こちら岸の尾根部分が国道になっている。 あまり通る車もないような静かな一角だった。 再び国道195号。 四つ足峠の手前に別府(べふ)峡谷。 その辺りが紅葉の名所らしいのだが。 白いダム湖橋のたもとあたりに適当な休憩場所があるハズ。 奥物部ふるさとなんとか館と奥物部美術館着。 コチラの駐車場に駐輪して昼食にする。 相変わらずよくわからん買い食いモノで(^^; このテラスには先客のおジいさんがいて、ちょいと会釈。 しばらくするとその連れ合いらしきおバあさんが帰ってきて、いきなり話しかけてくる。 ”コーヒー注文したけど、待ってる間に寒くなって”云々。 おジいさんは無口だが、おバあさんはとめどなく饒舌(^^♪ プライバシーも何もなかった時代のふと旅先で行き会った人懐っこい旅人の機関銃のような質問と自分の話。 大阪からバイクで、というと感心して”エライねぇ”とヨメの肩をさする。 無口なおジいさんも”ここから別府峠まで、一時間かな?”とか加わってくる。 この方達の時代感覚では多分個人情報秘匿意識は一切なさそうなので、写真は無許可掲載させていただく(^^; ”山道は寒いし怖いんで、ここで引き返す予定”とか。 ”あまり脅かさないでくださいよ” 高知のご夫妻だが、おバアさんは室戸出身だそう。 やはり徳島には室戸廻りの方が便利で暖かいとか。 うむ、地図上の距離では国道195が直線だが、その実かなりの高低差とカーブがあって実際の木よりは室戸岬廻りの方が近かったのか。 おバアさんが喋り終わらないのでなかなか昼食が進まない(^^; それと気がついたおバアさんが、やっと食事の許可をくださる(^^♪ 食べ終わった頃に再びおバアさんが現れ、”バイク見てきたよ。アレなら峠道も大丈夫”とお墨付きがいただけました(^^♪ では、これから別府峡四ツ足峠を目指すこととする。 高知徳島県境で標高2000メートルの四国随一の高峰剣山山頂のもろ近くである。 ←べふ峡温泉の看板アリ。 別府峡はこちらから剣山方向に左折するのか。 四ツ足峠峠に近づくにつれちらほらと紅葉も現れる。 もろ山岳道路だが道路状態はすこぶる良好。 なかなか格好の場所に駐輪するのはむつかしいが、それでも思わず停止したくなる景観がたっぷり。 景観も奈良県よりはちょいと標高が高そうで高低のダイナミズムが楽しめる。 ”これならもう信州に行くこともないね?” ・・・ま、そこまでではないと思うが(^^; この辺りが県境か。 いつの間にか四つ足峠を越え、徳島県に。 剣山スーパー林道アッチの看板アリ。 下り道になり道路幅にも余裕ができてくる。 バイクで疾走するヨメのお姿。 もっとも前傾姿勢バイクではないので、たらたら走りとしか見えんが(^^; 峠を降りた位置に”未来コンビニ”発見。 何だかよく知らないのだが、かなりモダーンなデザインのガラス張りの明るい建物。 ここでコーヒー休憩に。 山中に突然現れる近未来的デザインを意識した店つくり。 剣山林道走行の拠点でもあるらしい。 わたしはトイレ・コーヒー休憩だがヨメはすかさず買い物物色。 徳島に入ったのでソチラ風の特産品とかの品揃えが豊富。 この近くに徳島名産のゆずの産地木頭村があるらしい。 カフェで休憩する私の半分は既にこの世から消えているのが丸わかり。 でヨメは木頭ゆずのマーマレードを750円で買ったようだ。 もう夕刻の陽ざしになり、かなり寒い。 先を急ぐ。 vo:[四国3/4ツアー(3c)別府峠越] 2022/11/9(水)17:6 <Re:2022/11/29(火)14:49>
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