四ツ足峠越 なると大橋

 ホテルサンルート徳島駅前 四国3/4ツアー(3d)[徳島]


'22 11月4日(金)4
予約しておいたサンルート徳島駅前には日没前には着いていたい。

徳島100キロか、なんだか一向に距離が縮まらない感じ。
高速道路で100キロだと一時間で走行できる距離だが。
時速50キロだと2時間、今は午後四時前なのでぎりぎり間に合うだろう。

峠を越えてしまえば、あとはだらだらとだだの下り山道。
この後も似たような山間の景観は続く。

奈良県よりももっと鄙びた山地のような・・・

しかしもういい加減平地に出たい。
そろそろ夕方で時間が気になってくる。

しかし、ほぼ一車線の徳島山間部のR195には地元の車が増えだし、この徳島生協の軽トラックが先ほどからゆうゆうと前を走っている。
信号もないので、だらだらと後塵を拝する時間が延びていく。

一般にこの辺りの車はかなりゆるめの速度感覚で走行してらっしゃるようだ。

三叉路だが、195号徳島は右らしい。
あくまで道標の徳島→を尊重し、あまり深く考えず・・
とにかく下っていけば徳島だろう、と。
この三叉路信号でやっと徳島生協のバンを追い抜かせていただく(^^♪

徳島まで72kmか、まあそんなもんだろう。
未だ単調だがのどかな山道をたらたらと下る。

一応道路沿いで休憩し地図確認し、出ようとすると追い抜きさせていただいたハズ徳島生協のバンがいつの間にかまた前に(^^;
道の駅「もみじ川温泉」着。

一応休憩停止。

もう時間がないので温泉入浴・コーヒー休憩等は省略。

ただ売店視察はヨメには外せない。

ここで「未来コンビニ」で750円で買った「木頭ゆずマーマレード」が500エンで売られているのを発見し、ヨメはショックを隠せない(^^;

傷心を隠せずもみじ川温泉売店を出るヨメ。

そろそろ急がんと。
バイクでは夜の山道ははなはだ面白くないのだ。

ようやく町場に下ったようだ。
しかしまだ徳島市ではなく阿南市のようだ。

すでに17時、夜になろうとしている。
まあ、距離的には六時には予約したホテル・サンルート徳島駅前に到着できるだろう・・・

しかし町場の道路は次第に混みだし、信号待ち渋滞が発生しなかなか進まない。

少し焦りだすが、道端のガスステーションで給油して気分をリフレッシュ。168円/L。

とうとう六時を回ってしまったが、まだ小松島市。
阿南→小松島→徳島はこの道路しかないようだ。
夕方のラッシュは半端じゃない。

徳島市まで7キロ。

しかし県庁まで30分とか。
ナニ?時速10キロくらいかい?

さきほどから車列は一向に進まなくなった。
前方の橋がボトルネックになっているようだ。
意を決して田んぼのあぜ道風の横道に左折。

しかし、この道はどこにも通じず、この辺りの集落に通じているだけだった。
時折、同じように渋滞を避けてコチラに迂回してくる車が数台通過する。
まあいい、ここで少し休憩できた。
とにかく渋滞に捕まったままではクラッチレバーを握ったままの親指が痛い。
少しは快復できたか。
・・・ということにして元の国道55号に戻る。

相変わらずの渋滞だが、やっと徳島市に入ったらしい。

町場になって左手にマクドの看板が見えたので、ソチラで休憩して渋滞が収まるのを待つことにする。
道端に駐車できる店があれば休憩しながら渋滞が解消するまで待つことができる。
国道沿いのマクドなら150円で何時間でも待ってられる(^^♪

当初想定したルートだと、徳島市には海岸沿いの阿南・小松島は通らず山側から直接下る予定だったのだ。
しかし、夕方近くになり夜の山道は面白くないので町場の道路でいいか・・とも思ったのだった。
いや、やはり山側から下るべきだったなぁ。

夜7時過ぎ。
地図を参照すると後少しで県庁・徳島駅らしい。
なんや徳島郊外の町場に入ったつもりだったが、ここが徳島市街地らしい。
ではそろそろ出発するか。

幸い都市部の道路は車線が多く、渋滞にはなっていなかった。
ホテル・サンルート徳島駅前はJR徳島駅真正面にあった。

フロントで指示された近くの商業施設アミコのバイク専用駐車場にバイクを置いてチェックイン。
ホテルのレストランもあるようだが、とにかく駅前繁華街なので外で食べに行くことにする。

しかしいざどこかに入ろうと思っても、いつものごとく決定打が放てない。
適当なレストランを探してうろうろ。

駅地下なら何か適当なのがあるだろう・・・とかで徳島駅地下バルも見学に。

しかし、地下は9時で終了らしく殆どが既にクローズ。

ええい!と言うわけでないが、店外に行列ができていたからか”ヨメがラーメンでもいい”と言う。
と言うわけで店外の食券販売機で食券を買い、しばらく表で行列して徳島ラーメン「麺王」本店店内へ。

券売機で食券を買ったのだが、ホテルで交付してもらった徳島県のクーポンが使えるのかどうかわからず、よく喋る店員のおニイさんに尋ねる。
クーポンはお兄さんが直接現金と引き換えてくれ、それで食券を買う。
食券買わずに現金持ち逃げすると大阪でも使えたか(^^;
とにかく満員の駅前ラーメン店で本日のディナーにありつく。

ヨメはチャーシュー麺で私はラーメンセット。

徳島ラーメンは豚骨醤油味でこってりとうまい。

ところで、私のラーメンセットの餃子が遅いが?
”ウチの餃子、通ってますぅ〜?”とおニイさんに声をかける。
”エライすいません。忘れてました!”と。
しかし、少し間があったのだが。

急いで焼いてくれた餃子1、ともうひと皿。
”これはサービスで、エライすみません!”とか。
おまけに替え玉券を数枚も付けて。
なんとも愛想のいいおニイさんだった(^^♪

私はビールなので別に替え玉までは要らんのだが、ヨメは当然替え玉二人分を追加注文。

うむ、こんだけ喰いきれるのか?

まあ、なんだか楽しく食事ができたのは確かだ。
しかし話はまだあった。

店を出ようとしたら例のおニイさんがやってきて言う。
”表を探したらラーメンセットの食券が落ちてました。
”ラーメンセットならご飯も付いてるんで、白飯代はお返ししときます。”とかで、お釣りに150円もくれてちゃったのだ。

初日の庵治観光ホテルでは宿の手違いで、思わぬ飽食になってしまったのだが、今回は実は私の落とし物で思わぬ飽食に(^^;
やはり替え玉二人分は多すぎだよ。

徳島市までは思わぬ渋滞で苦労したが、無事・・ちゅうか何とか楽しく食事もできたので安堵の念。
これで明日は鳴門大橋、明石大橋経由で帰るだけ。


vo:[四国3/4ツアー(3d)ホテルサンルート徳島駅前] 2022/11/9(水)17:22 <Re:2022/11/29(火)18:45>
四ツ足峠越 なると大橋