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[日本語・外国語]

さてドイツ語を始めよう。

2007/3/29(木) 午後 0:16
外国語、主として英独仏に時間となけなしの金を投資してきたが、未だ不如意。
特にフランス語は4年間も現地で仕込んだハズなのに25年も経つと、ソレを使って
暮らしていたとは思えないほどの退行ぶりである。

サラリーマンの身過ぎの常として英語の学習は避けられないので、ECCやノバに人並みに通った。
50過ぎてからの第三期フリーター時代には履歴書にTOEICのスコアを書かねばいかん、という面妖なコトになり、参考書かって勉強しTOEIC受けにいったりもした。
リタイアしたらもう英語はかんべんしてくれ。

なんとしてもフランス語を思い出さねばいかんのである。
京都日仏学院でFR2のニュースを教材にしている講座があり、時々ツーリングがてらバイクで京都まで行く。実は二輪免許取得したのは、この京都通いが目的だった。
で、冬場は寒いのでお休み。夏場も暑いので・・・(^^;

NOVAの仏語ボイス(自由出席の自由会話)は喋る機会と割り切れば4,5時間ずっと仏語を喋っていられる。かなりのコストパーフォーマンスである。
ただ大阪の梅田か難波でしかやってないので、たまにしか行かない。
それと会話のレベルはそのときの参加者によってマチマチになる。

仏語ボイスクラスと平行してドイツ語の時間もあり、隣では英語クラスが常設されている。英独仏会話を一日で体験できる。
もう10年来の顔見知りのT氏はコレにはまって入り浸り状態のようだ。
今のところ会社の休みの日だけ出席しているが、この人は団塊予備軍。
あと数年したら、毎日でも入り浸る気配が濃厚。
今のところ若者主体だが、このところヒマ老人も増えている。
ま、そんなに金のかからない趣味、いいんじゃない?

フランス語のメンテナンスは適当にするとして、さて、ドイツ語を再開せんと。

20歳前の第一期フリーター時代(大学浪人ともいう)には生活への不安でかなり精神が荒んでいたが、トーマスマンやリルケ等ドイツ近代文学への憧れがわずかに残っていて、雑多なアルバイトの傍ら本町のゲーテインスティトゥートに通い、当時上本町「上六トルコ」の並びにあった大阪外大二部の聴講にいった。
後者ではエンゲルスの「空想から科学へ」とかニーチェの「悲劇の誕生」とかの購読演習をした、ハズ(^^: しかし、あまりにブランクは永い。
その間、ドイツではなくフランスに行ってしまい、旅行用に数字の数え方くらいは忘れなかったものの、会話もおぼつかなくなった。

昨年ドイツにも旅行したが、ホテル等で英語にしとこうと思っていても、現地の雰囲気につられ記憶の古層から思わずドイツ語が立ち上がり、勝手に簡単な定型ドイツ語が出てくる。
喋り始めるのはいいが、後で相手が何を言ってるのか聞き取れない、
という困った状態になるのだった。

というわけで、今回こそ完全にドイツ語「喋れます!」状態にまでどうしても行かなきゃ。
なんせ時間はある。けど、もう後はないんだから。


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