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[日本語・外国語] |
フランス人的発想(2) |
2007/4/12(木) 午後 0:46 |
もうひとつ、この人の日本での「?」体験。 朝の通勤時間、大手書店の前を通りがかった。 閉めた扉の向こうに店長を前に売り子が整列しているのが見えた。 観察すると、何やら必死の形相で全員で何かを唱えている。 怖い! 「あ、それ?たぶん接客の心得とか暗唱しるんじゃ?」 「まあ、そうなんでしょうけど・・。 でも、たかが本を売るだけでしょう? 命にかかわるわけでもないのに、そんなに緊張しなくてもねぇ。」 そういえば、私もアルバイト先の工場、スーパー、事務所では必ず朝礼があって、何か唱和させられていたケースが多い。 「ひとつ、産業報国のせいしぃん!」とか言わされたり、「今日も一日、がんばりましょう!」と気合をいれたり、「やり手課長」風からときどき「たるんどるんじゃないか!」とかハッパをかけられたりした。 フランスの工場でもアルバイトをした経験があるが、朝礼のようなものはなかった。 時間が来れば働き出し、終われば帰るというだけだった。 フランスでは学校の入学式なんてのはない。 初日に教室に集まり、最初の授業が始まるだけである。 働くということの意味が少し文化によって違うんだろう。 フランス人は「バカンスのために働く」とはよく言われる。 労働はあくまで生活を楽しむための手段だね。 対して、日本の風土では「働く」ということは「手段」だけではなかったようだ。 「勤労」というコトバには精神論風な意味はこもってますね。 まあ、もうリタイアしちゃったけど、私メも朝の集会がニガテで、神妙に参加しているけど、どこか面従腹背的に冷めてました。 でも、冷めているのを悟られないようにはしなきゃ、というような心理的にどうしても落ち着かない時間だった。 職場の集会が参加してもしなくてもいい、というようになってれば、もしかしたら私がリタイアすることはなかったのかも(--; |
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