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ロスインゴ・ベルナーブレス

2019/8/11(日)2:13
ご存知、 "Los Ingobernables de Japon" のハナシである。
え、知らん?
これはNJPの内藤率いるユニット名で、昨年からドラゲーの鷹木信吾も移籍加入している。
私はNJPWの会員だが、ドラゴンゲートネットワークの方はあまりにもケチで技術的にもソフト・コンテンツも貧弱なので退会した。(ついでにx-cityの方も^^;)
しかしドラゲーの鷹木がNJPに移籍し、ソチラで毎回見かけるのでつい応援してしまう。
ドラゲーの方では別に高木フアンではなかったのだが、なんとなく昔から見知った顔が活躍していると多少贔屓の気も湧いてくるようだ。(あとWrestle-1でのストロング・ハーツとか)

日本のプロレスラーはメキシコで修行するケースが大半で内藤はメキシコ時代にソチラのユニット Los Ingobernables に加入し、日本に帰国してからその日本支部風に Los Ingobernables de Japon を結成、その自由奔放なファィティングスタイルで一躍トップレスラーになった。
このユニット名はいかにも長い。
そこで内藤本人も時に「ロス・インゴ」とカナ書きの略称で呼ぶ。
で、通常「ロス・インゴ」の略称で呼ぶのが一般的だ。

ところで、プロレスのリングアナウンサーや実況アナウンサーは大げさに名前を呼び上げて、会場を盛り上げることになっているので、かなり無茶なカタカナ発音を聞くことができる。
NJPでは来日外国人選手が多く、ほとんどがカタカナ書き、カタカナ発音で紹介される。

ジェイ・ホワイト(Jey white)選手は本来的には ジェィ・ゥワイッ と2音節になるところだが、リング・アナウンサーはもちろんカタカナで 「じぇーいーーほわいとおおお〜ッ!」と語末の子音を数音節に分けて叫ぶ。
G1クライマックス・ツウェンティ・エイトオオオ〜とか最後の子音に母音を付けないとカナ日本語発音では伸ばせないのだ。
面白いのは現在はG1 29なので、「ツエンティナインンン〜」になるか、と思うが、どうやら日本語でも「ん」の発音には語尾に母音を付けられないようだ。
まあ、そんなもんで別にいい。
最近では英語版も同時放映されていて、このリングアナウンサーの呼び出しがそのまま英語圏に放映されていることになる。
多分、その日本ナマリの発音が、いかにも日本からの生中継なんだ、との臨場感を盛り上げていることだろう。

しかし、 「ロス・インゴ」はあくまで略称なのでリングアナウンサーは内藤を紹介するのにあの長いユニット名を一口で呼ばねばならない。
ということで世界に「ロスインゴ・ベルナァ−ブレス」が響き渡っている。
呼び慣れている略称の「ロスインゴ」を先に言い、しばし休憩後難しい「ベルナーブレス」を一気に付け加える感じ。
ベルナーブレスの「ナー」にご丁寧にもアクセントがあるのが何やらスペイン語風にも聞こえたりする。
私はスペイン語は知らんのだが、「制御不能の奴ら」という意味を聞けば、これは英語のGovernable (制御・統制・管理できる)の否定形だと思うのが当然だろう。
Government「政府」って知らん?あ、それは失礼。
知ってるなら絶対「インゴ」+「ベルナーブレス」とは言えないハズだ。
どうしても切るなら「ロス・イン・ゴーベルナブレス」にして欲しい。
リングアナウンサーや実況アナウンサーの外国語力はともかく、ジェイやモクスリーのリング上の英語の勝利コメントを聴いて即座に反応できるフアンも大勢いるご時世だよ。

外国人選手はすべてカナ書きで標記しているのに、日本人選手では何でもありで、その「ロスインゴ」のメンバーではSANADA選手とEVIL選手がアルフアベット標記。
もちろん、標記がアルファベットでもEVIL選手は「イービル」とカタカナで呼ばれ、リングアナウンサーは「イービイルウウ」と紹介している。
G1クライマクスの初戦はアメリカのダラスで行われ、その時のリングアナウンサーは現地の方だった。
さて、その時のEVIL選手のリングアナウンス。
私は「イーーーーヴゥ!」くらいだろうと思っていたら何と「イーブゥゥゥゥ!」と最後に母音を付けて思い切り伸ばしていた。
あ、それそれ、それがあったんだよな。
たぶんソイツは「アイマイ母音」というヤツなんだろう、とアイマイに納得。

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