血液サラサラ 人類はどこまで謙虚になれるか...
[時爺放言]

NOVA問題(3)

2007/11/12
いやぁ、見物してるうちに倒産しちゃましたね、NOVA。

私もボイスチケットの残り持ってたりするので、れっきとした「被害者」だよ。
と、少し晴れがましく、ウレしくなったり。←おいおい!

100万近い金を注ぎ込んだのに、さっさと倒産されてしまった受講生の
怒りはわかります。
しかし、私は前にも言ったが少々冷ややか。
パチンコですっかりすっちゃったと思えば? ←こらこら!

まあ、次はもっと堅実な店を選ぼうね。
良い子はしかし、学校サボってそんな遊びをしてはいけません。
まじめにホントの学校に行くように。

今になって猿橋社長のあくどい経営手法が云々なんて言うけれど、
最初からソレって見えてたんだけどなぁ。

今本当に深刻なのはそんな派手な宣伝で客を呼び込むミエミエ企業ではなく、
まじめな顔してウラで自分の利益のために客をダマしているトップの組織ですね。
↑こういうのは社員・職員の大半がまじめそうなので信じてあげたい。

しかし、「まじめ」ということと正しいこととは違う。
今、だます意図がないのに結果として無知ゆえだましている大半の
まじめな中間層が圧倒的に増えてしまっている。

NOVAのスタッフ達も大半が心情的には生徒の味方だったろう。
しかし、私はスタッフが言うように金を出せば語学が伸びるという
楽天的な図は単なるビジネストークだと思ってました。

私が気になるのはですねぇ。
この猿橋拝金集客システムで語学力が伸びると信じ「親身になって」
生徒を説いていたスタッフも多く、大金をはたいた生徒は単なる
ビジネストークであるとして適当にあしらえなかったのでは?
ということですねぇ。

善意の偽善。
圧倒的多数の私達の中の偽善。
地球に本当にやさしいの?と聞くと誰も確答できないけど
それでも信じているというような。

私は自分の能力をあんまり過信してないので、他人の言うことも
あまり信じないという謙虚な偽悪者です。
スタッフさんたちの善意は信ずるけど、言ってることは信じてない、とかね。

↑こういうのが一番悪いという気もしないでもないが(^^;
blog upload: 2007/11/12(月) 午後 0:14
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