多様な世界・多様な夢(10) ラスコーリニコフの末裔たち
[時爺放言]

多様な世界・多様な夢(11)

2008/09/02
西友のHPからすると、レジ袋削減の根拠は 

レジ袋ひとつの生産や廃棄につき90GのCO2を排出している

らしい。

90Gのエネルギーを使用しているということか、90G分のコストをかけていることか、
どういう換算か実データか、その辺の説明はないけど、まあいい。

とにかく、「考えた」末のことなんでしょう。

モトから必要でないモノなら、私も別に要りません。
現にレジを越えると台の上にいくらでも小分け用のポリ袋があるので(^^;

そんなポリ袋や商品にくっついている白いトレイ、過剰包装、買い物チラシ等は、以前のママ
のような気がしますが。
レジ袋だけがCO2の元凶なので、お客サマはそこさえ協力いただければ、後はまた、
コチラで適当に考えますので、勝手に考えないでください、とか?・・←なんちゅういじけた性格(^^;

いろいろお考えがあってのコトでしょうが、元来善行は隠れて匿名で行う、というのが私なんかが
他人には期待する常識なので、HPの最初にニギニギしく「ウチはこんなヨイことしてまっせ!」と
言われると鼻白んでしまうのだ(←この意味でいい?ちょいと自信ない;)

そんなに「地球温暖化を考えてます!」なんて大書し、「文句あっか!」と大宣伝してらっしゃると、
いちゃもんつける人も出てくるのでは?(←誰じゃ)

ヨーロッパのスーパーでは、そんな大義名分は必要ない。
レジ前にはレジ袋が置いてあり、必要な人はソレを商品として買うだけである。
何も問われることもなく、答える必要もない。
(環境問題に関係なく元から有料だった。)

西友に「レジ袋は要りません」というと、ポスターで「ご協力ありがとうございました。」と
言われてしまう。別に西友サンの「地球温暖化対策」に賛同してのコトではないんだけど。

レジ袋を辞退する人=地球温暖化を「西友といっしょに」考えている人、
レジ袋をもらう人=そうでない人

という風に分類される構図になってしまうのが気持ち悪い。

「レジ袋要りません。けど、地球温暖化についてはよく分ってません。」
と、言わんといかんのかなぁ。
そうでないと「ご協力ありがとうございました。」組に入ってしまう。

西友サンは地球温暖化対策で考えがあるなら、売り上げ利益から黙ってソチラに支出すれば?
単に買い物しにきている人に「あんたはどっちの味方?」と決断をせまらないで欲しい。

いろんな人が居て、いろんな意見がある。
ひとつの意見だけしか言いにくくなるような社会はちと怖い。

でも、何もしないで文句たれてるだけよりはいい? そか(^^;

私に西友の広報を任していただけるなら

「もったいないので、ウチはレジ袋タダで出しません」 

というだけにしときますけど。
blog upload: 2008/9/2(火) 午後 6:00
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