せめて、ちゃんと終わりましょ... このままでいいのか?大阪市の...
[時爺放言]

わかったよ、アンタの勝ちだよ、温暖化

2010/06/16
私は当初から「地球温暖化論」の懐疑派・・じゃないな、揶揄派だった。(←冷笑派よりマシ)
考えてもよく分からんものに、何でそんなに大騒ぎするん?というような立場。
いや、最初は「小さなウソを容認していると、より大きな悪が成長していく」と唱え、
環境テロを警戒していたつもりだったが、年金をもらうようになると、かなりまるくなっちゃった(^^)
 
今年始め、地球温暖化の論拠になっていたデータの改ざんが明らかになった、というニュースがあった。
密かに「ソレ見たことか」と多少溜飲を下げる思いで、続報を待った。
政府も少しは温暖化対策法案に留保をつける、というような政策の見直しをするかもしれない、と。
しかし、マスコミや行政当局からは、以降この問題に対する何らのフォローもない。
 
昨年の豚ウィルス騒ぎも同じだけど、あれだけ「パンデミック」とおお騒ぎして、多量のワクチン
を仕入れたのに、収まってしまえば在庫の山である。
通常の季節性インフルエンザでも、かなりの死者が出る怖い病だが、単に「いつものカゼ」
だから、罹病しても医者に行くだけで、そんなに大騒ぎはしない。
豚ウィルスは新種というだけで、人類が滅亡するような大げさなストーリーにしたて、マスコミや
政策担当者が騒ぎをあおった。
報道や対策に行き過ぎがなかったのか、誰も今は語らず。
「豚ウィルス?ああ、そんなこともあったかなぁ。」とか。
 
今日のニュースでは日銀が景気刺激策として、わずかな金利で法人に融資する制度を作る、
と報道されていた。
対象は環境・医療・介護・先進技術等の戦略的な分野の法人。
日銀が私企業に融資するなんて、嘗てなかったことだ。
環境問題、とりわけ温暖化対策という「仮説」は大きなビジネスモデルになっているのである。

実は私も最近、めでたくエコポイントを獲得し、商品券に換えた。
バカバカしい制度だけど、もらえるものを断るほどの教条主義者ではございません、私。
 
環境問題、特に地球温暖化の論拠が正しいとか、間違っているとか、そういう問題ではない。
地球温暖化対策は既に国策として決定され、国際的にも従わねばならないグローバルな政策でもある。
かなり大きなビジネスモデルになる、と読んでの経済政策だ。
結局、地球温暖化対策の論拠は科学ではない。
政治と経済からの要請であることは今では誰でも納得しているだろう。
科学的な根拠なんてもう誰も気にしちゃいない
「環境問題の誤り」論で、また別のビジネスモデルを構築している方はいるだろう。
それに、まあ純粋な正義感だけで論陣を張ってる方も。
 
しかし、論拠なんてもうどうでもいいのである。
景気刺激剤になればいいのだ。
そしてそのようなものとして扱っていこう、と「世界のみんな」が決めたのだそうだ。
 
地球温暖化モデルには既に多大な資金が流入し、もう私には止めようもない。
実際、ソコを止めても、また何か新しいモデルにシフトするだけだろう。
何でもいい、税金を集めて何か新しいプロジェクトに使わんと、金が動かんのだ。
金を動かさないと景気は冷え込む。
(・・・このような経済政策が未だに有効なのか、ということにも私には疑問であるが。
 →私論「20世紀へのレクイエム」(未刊)参照)

私はシーシェパードのような正義のミカタでもなく、世論をリードして行くようなオソレもない。
あまり世間付き合いはしたくないのだが、社会的に孤立する程の覇気もなく、適当に周りに合わせて生きている、ごく卑怯な低級市民です。
こそこそと匿名でネットでつぶやくくらいで、自分の意見を公に人前で表明することはない。
 
だから、環境問題、特に地球温暖化論の論拠を科学として考えるのはこれで終わりにする
 
     ・・・ わかったよ、アンタの勝ちだよ、温暖化。
 
         「それでも地球は、アンタにゃ関係なく、動いてる」と一言つぶやいて。
 
blog upload: 2010/6/16(水) 午前 0:00
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