VISTA搭載ノート� 過負荷な日常 ..
[団塊の段階的生活]

テレビにぶつくさ（５）　「へぇー」

2007/5/28(月) 午前 0:10
頭の回転だけは早くて、なーんの深みもないようなテレビ向きタレントが
数名ゲストの説明を聞き、しきりに「へぇー」とか「ほぉー」とか相槌を
打っている。
しかし、何かヘン？？

さっきから聞こえる「へぇー」という声がかなりワンパターンだし、人数も
10名以上はいるような集団のざわめき声である。
事前に録音した「へぇー」「うっそぉー」を番組の進行にあわせて流している
とすぐにわかってしまう。
こういった番組の演出上の効果音として使われる「へぇー」がやたらと多くなった。

本当に説明を聞いている人が感心して「へぇー」とやっているわけではない。
これって、虚偽の捏造にはならないの？一種の「やらせ」でしょ？

何でも大げさに誇張しないと視聴率が稼げない、なんて姿勢でいると、また
いつか捏造した衝撃のデータを流してしまって、お役所から叱られまっせ？

しかし、あまりに機械的に「へぇー」を入れるので、ときどき「そりゃないだろ！」
と言ってしまう「へぇー」もある。
だいたいこの「へぇー」音の主体は若い女性の声である。
若い女性の声なのに、ヘンなことに感心されている場面もあって、ときどきおかしい。

今、実際にあったおかしな「へぇー」の例を忘れてしまったので、以下パロディ版で
お目にかける。

-------思わず「へぇー」とこちらが言ってしまう「へぇー」--------

現代イタリア語ではラテン語の奪格や与格という独特の格変化は消滅してしまっています。
　「へぇー！！」
しかし、元来ラテン系ではないのにロシア語には「予格」が残ってるんです。
　「うっそぉー！！」
そして、意外にもバスク語には「奪格」がみられるんです！
　「ええっ！！」

この事実が元来古代ケルト由来と思われていたバスク語が、実はラテン語の直接の母語である、
という新しい学説の根拠となってるんです。
　「へぇー」

ですから、バスク語は10世紀かけてローマに到達し、一部はほぼ20世紀かかって
ロシアに到達し、スラブ諸語を派生させたのです。
　「うわぁー！！」（拍手の音）

-------
うん、あんまり出来が良くないなぁ。
次回はもっと軽快なパロディをひねり出しますのでぇ（＾＾；）

VISTA搭載ノート� 過負荷な日常 ..