遠い夏の花火の回 歩行速度による世..
[バイク/野外徘徊]

転倒し肋骨を痛める

2008/8/12(火) 午前 1:17
はい、倒れてしましました。
日曜日、あんまりのばかばかしい快晴だったのでつい、出来心で朝バイクに乗ってしまいました。
こんな暑い日には家でおとなしくナマコやっていればいいのに。

大宇陀の県道281が、国道369号に直角に合流する信号のないT字路だった。
前の車の後をのんびりと追いかけて369号に出、左折して榛原方面に帰ろうとしていた。

前の車は右折するのでかなりセンターよりだったが、あまり交通量もないのんびりした道なので、そのまま前の車のコースを追い、センター付近からおおきく左折しようとしていた。

右折していく前の車が視界から出ていったとき、車に隠れていたが正面にバイクがいて、こちらに来ようとしているのが見えた。
私のコースと反対に、左から来てこちらに右折しようとして、車が通り過ぎるのをやりすごして
いたようだ。
私には右折していく車の後ろにバイクがいたのは見えていなかった。

急ブレーキをかけたが、左にまがろうとする矢先だったので、そのまま転倒。

.....
転倒のショックを味わって、自分の体に何が起こったのか吟味していたが、下界では正面にいたバイクのライダーが駆け寄り、「大丈夫ですか?」といいながら
倒れた私のバイクを起こしてくれていた。
右折していった車のおじさんも戻ってきて「大丈夫?」といってる。

もう少し倒れていたかったが、「大丈夫ですよ」とあわてておきあがり、
右側から起こしてくれていた私のバイクの左に周り、停車ステーを立てる。

「大丈夫ですか?」と聞かれると、機械的に「大丈夫ですよ」とあまりよく考えもせず
答えてしまうようだ。
正面にいたバイクのライダーの方も心配そうにしてくれていたが、「大丈夫ですよ。
もう行ってください。

10分くらい一緒に走っていた縁の前の車のドライバーの方にも「大丈夫です。
どうも、(ご配慮)すみません。

と、面倒を避けたい意識からか、早く一人になりたいという意思表示をしてしまう。

バイクを道路の路側帯に押していった私を見て二人の目撃者はそれぞれの方向に去っていく。

,,,,
道路横の雑草の上に座り込んで、今の事態を吟味する。
突然、今どこにいるのか、自分は何をしているのか分らなくなる。

「あ、ショックによる記憶喪失じゃないか!」と自分のことながら、この事態を面白がっている部分があるのに気が付く。
痛みや体の内側の変調に意識は捉えられ、目で見ている景色の意味がよく判らない。
どうして自分がこんなところにいるのか、記憶がつながっていない。

あ、このまま、この奇妙な感覚と付き合っていると多分良くないな、と思い、何か喋って日常の感覚にもどろうと、携帯電話でヨメにコールする。
しかし、出ない。
日曜日だというのに何してるん?
胸を強打した痛みと足の擦り傷がひりひりしているのが感知でき、もう少し落ち着いたら持参のお茶とパンを食おうと考える。

バイクに乗り、国道と平行している家筋のある側道へ入り、木陰に止めてお茶とパン。
バックミラーが見にくくなったが、ハンドル自体が多少内側に曲がってしまっている。
修理しようとしたが、力を入れると胸が痛い。

あちゃ、新品のSHOEIのヘルメットに擦り傷が。

しかたがない、そろそろと帰るか。

・・・
バックミラーが見にくいが、ゆっくりと走らせて帰り道をたどる。
右前のウインカーが点っていない。
町の交差点で右折するとき、対向車に右折すると手で合図する。

胸が痛いのでゆっくり走っているのに道路のカーブの立体ペイントでゆらされてしまう。
こういう注意の喚起の仕方は弱者への配慮が足りないのでは、と思う。
車に乗っている人は常に健康であるとは限らない。
安静を要する患者を運んでいる車だってあるだろう。

・・・
本日朝から近所の整形外科に行く。
肋骨を痛め当分安静である。

ヨメにそういう時は救急車を呼べと叱られた。
しかし、内側の痛みは当初はあまり感じないものだ。
現に2時間もバイクに乗って自力で帰宅している。

しかし、今はバカなことをしたと思っている。
帰りに立体ペイントで揺られたので悪化したのかもしれない。

今は反省。
転倒して、痛みが内側に残っていたら、とにかくロードサービスや救急車を呼ばないと。
あ、イテテテ;;

vo:smsy/hk2008/42449813.html
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