日常から透けて見 コール・クラポー..
[団塊の段階的生活]

大震災を悼みつつ (1)レディースコーラスフェスティバル

2011/3/18(金) 午前 3:03
堅固な日常の方で予定していた週末の遊行企画2件。
 
本当に行けるん?この状況でそんなこと?
でも、まあ、主催者からは何もアナウンスないので、一応この日常の方は継続中かな?
 
1) レディースコーラスフェスティバル 奈良文化会館大ホール 12日の部
関西合唱連盟主催の女声合唱のフェスティバルである。
この分野にはあまり興味はないのだが、たまたまそれぞれ別口で招待券が2枚たまってしまったので(^^)
 
大半が出演者でざわざわの客席で、ヨメとなんとなく最後まで聞いていた。
実は最後の団体をメインとして聞きに行ったわけなのだ。
 
女声コーラスでは音域的に私の好きなド迫力のある演奏は望めないので間延びはするのだが、
それでも各団体、いろいろと趣向をこらし演出で持たせるとかで退屈させない工夫はあった。
しかし玉石混交ではなく、なかなかのレベルの団体がそろっていた。
私の好みで言えば、60名の大所帯「KCクローバー」だったかな?満足満足の表現力。
そして逆にたった9名の「Ensemble Porto」だったっけ?が見事な音楽性のある歌唱でさすがの表現力。
これには↑基本的に音感ゼロのヨメもいつまでも聞いていたいような聞く楽しみがあったと証言。
 
そして最後、トリは言わずと知れた「陽声たまゆら会」。
この団体名もそうだが、曲も曲想もよくわからんたまゆら式で、なんだかたまゆらっているのだが、豪華たまむし色のコスチュームがゆらぎ、指揮の先生も含めかなりおおゆらぎしていて、なんだか不思議でアヤしい色気もゆらぎでて、アブない迫力とでもいうものがあった。
ちなみに、この団体の中央のマゾ、やないな、メゾで君臨しているのが私の義姉、とえいばいかに大ゆらぎの団体かわかろう、というものである。
この迫力に圧倒され、ヨメの携帯電話が見事に非日常の方へと消えていったりした。
 
和歌山の団体が会場に来ず、災害の影響は確実にこの日常を脅かしている。
大会を中止するには返って連絡が間に合わないので開催を決定、舞台から被災者への募金に協力を呼びかける、というカタチで非日常との折り合いをつけていた。
 
*尚、非日常へと消出してしまったと思われたヨメのケータイは後日、奈良文化会館事務局のハヤシ様の尽力でこの日常に再び出現した。ここに謝意を表すこととする。ありがとうございました。
 


日常から透けて見 コール・クラポー..