オバアちゃんの積 年金報道のウソ ..
[団塊の段階的生活]

途中下車不能! 団体バス旅行人生

2013/10/31(木) 午後 2:05
ブログ書庫分類: 段階の段階的生活
国内旅行&類似イベント
にほんご
鬱へのご招待
死ぬにはもってこいの日
以上統合オールインワン企画記事
10月30日(水)
 
圧倒的な中老年女性の大群に混じり、ウチのハハオヤメンテナンス企画でお手軽バスツアー参加。
どこかのシニア世代相手の会員制サポート会社主催のお試し・キャンペーンツアーである。
お試し・キャンペーンというと何に出も手を出すヨメがあぶなっかしくも個人情報をすでに漏らしてしまっているこの企画会社の実体を見定めてやろう、と私も参加。
 
結論からいうと標準的なシニア市場ベンチャービジネスで、広告宣伝法に多少の違和感があるものの、残念ながら私が期待したような詐欺・誇大虚偽宣伝駆使の最先端現代企業ではございませんでした(^^;
 
多少の宣伝トークは車内で聞かされるものの、格安で秋の一日を多少ふゃけた行楽地で過ごすさせていただき、どうもありがとうございました。
私もめでたくシニア世代なのだが、しかしお花畑でコスモス取りだの、健康にいいオーガニック食材のバイキングレストランだの、私には何の関心もない無縁の企画であったのはもちろん私の側の事情で、会社の案内広告の不備ではない。
まあ、「一流ホテルの会場でカルチャーをやらさせていただいている会社になります」という文言に別に違和感も抱かないような方の市場向けの企業サンでしょう。
はい?「カルチャーする」んですよね?
 
当初、その一流ホテルが主催するバス旅行と誤認して私を誘ったのはヨメの方の早トチリだが、この会社の方もできるだけその一流ブランド名できらびやかに飾ろうと意図していることも事実。
ロイヤル、インペリアルといっても皇室や帝国主義とは何の関係もない。
うろ覚えの会社名をインターネットでネットでヨメが検索すると先ずインペリアルクラブ(帝国ホテル)がヒットし、ソコに電話すると「違う」らしい。ホテルの主催ということではないようだね。
ま、しかしですが。せっかくの一流ブランドだが、リッツ・カールトン等で芝エビを食べて悦に入っている方が昨日ニュース放映され、ブランドで食べることがそもそもインチキくさいのだ、という実体が暴露されたのはお気の毒というか。
 
この辺りで私の側に最先端流行の多少超法規的極度営利追及企業との期待が生じ、今回の参加となったのだが。
 
もう10年もこの市場で活動してらっしゃる堅実な企業サンでした。
しかし、当初の目的である最先端企業戦略と法規との整合性検証が不発に終わり、ついでに実施したハハオヤメンテナンスも当人にはあまり好評ではなく、何となく熟年善女集団に混じっている場違いな自分がばからしく、シニア風のシニカルな自嘲がつい他嘲に転化してしまうことも無きにしも非ず。
 
とりわけ私につらかったのは比較的若い社員サンたちの車内アナウンスの馬鹿げた日本語のレベルにどっぷり浸され、脱出不能状態に陥ったことだった。
私には違和感だらけの日本語の用法については度々例示しているので、再説しないが、それでも最近の違和感の度合いはハンパではない。
 
(1)「です。」というとこをを「となっております。」と非人称的にぼかすこと。
「こちらが餃子定食になります」というのは幾分我慢できるようになった。ちゅうか、コレでさえ我慢できなければ、もう一切外を歩くことはできない。
「はい、餃子定食です!」ときっぱりと告げられることはもうない。
 
しかし、「我々は・・・という会社になっております。」と自分の会社を餃子定食なみの軽さで言う魂胆がわからん。
まるで「実は昨日は・・という会社でしたが、本日は・・という会社になっております。」と聞こえてしまい、かなり怪しい会社との印象をわざと与えているだけだが。
 
(2)「します。」というところを「させていただきます。」と何でも奉って言う。
相手を奉っておけば間違いないという意識があるのか。
相手から何かしらの行為を受けている場合なら、私は悠然と奉られてしまってもまだ我慢はいたします。
しかし、「お車はこれから湖東三山スマートICを降りさせていただいて・・」とはね。
自分の車でも相手が乗っているというだけで奉らさせていただかにゃいかんのかい?
ついでだが、この方は「車」という言葉は機械的に「お車」と置き換えるのが丁寧だと信じているようだった。
「わが社ではお車代はいただいておりません。無料でお車でお伺いさせていただいております」
自分の車だろ!   あ、まだ怒っちゃいかん・・我慢だよ。
 
(3)「思います。」には文脈がどうであれ「『かなと』思います。」と個人逡巡風逃げがはいること。
「先に、レストランにご案内させていただこうかなと思います。」
「かな」というのでまだ個人的には迷っているのかと思うが、そうではなくて、これが貧しい言語感覚上の習慣であるのはもう私だって知っている。
 
先日もどこかのニュースでどこかの公的責任者がこのように答えていた。
「コントロールがなされているということを先ず周知していただくことが大事なのかな、と考えます。」
一体大事なんですか、それとも大事ではないんですか?
何度も言ってるのだが、私はそのような言語感覚で発言するような精神を到底信頼することができません。
 
少しズレてしまったが、帰りの車内で私の個人的な精神はかなりとがってブツクサし、横のヨメに「しっ!」と叱責されてしまう。
いつものことながら私の周囲は別に違和感もなく楽しそうに弁舌を聞いてらっしゃるのだ。元より私にこの衆愚大団円予定調和の愚者天国を乱す権利はない。
ばかばかしい民主主義至上教育に今も縛られ、私は永遠にテロリストたり得ない。
 
テレビのニュースなら見なければいい。
しかし、高速道路上のバスから一人降りてしまうわけにはいかない。
そして、バスから降りたとして依然としてただこの一様に違和感のつづく世界が広がっているだけなのだ。ふふぁ〜アホくさぁ。
 
一挙両得一石二鳥企画のもう一鳥のハハオヤにもあまり大して好評を得られず、なんとなく中途半端なまま実家に帰り、なんとなく盛り上がらないまま食卓でぶつくさ。
 
半認知症のハハオヤの盲目的「カラダに良い」ドグマの押し付けに私はまた大洪水発作を起こしてしまう。
どうぞ御自分はカラダに良いものをせっせと食べて長生きしていただきたいのだが、私はもう結構だと、言ってるでしょうがぁ!
別に長生きなんぞしたくもないや。
今すぐこの違和感だらけの世から退場してしまえばせいせいさっぱりするというものだ。
 
しかし、こんなところで半認知症のオバアちゃん相手にキレて終わりというのもみっともない。
 
今回はテーブルの下にあったふた付き金属のダストボックスがこの世から消滅しただけで大洪水は終わったのだが。
 
どこかで誰かが私のファイナルカウントダウンを既に始めてしまったようだ。
そろそろ本気で準備せえ、と。
 
銀行名義は昨日ソッチに移しときましたがね。
 
オバアちゃんの積 年金報道のウソ ..