デイサービスも正月休みなのでハハオヤ（８６）を大阪に一人でおいておくわけにもいかず、年末年始は拙宅にて三人で過ごすこととした。

 

まずまずの天気だったのは３１日大みそかのみ。

 

なんとかハハオヤを赤バイクに積み込み、大和川の川原伝いに桜井市「まほろばキッチン」。

野菜その他の値踏み目利きの約2時間。

帰途の「奈良健康ランド」にハハオヤを入れ、ヨメもそのまま2代目黒バイクを駐輪場に置いて入館。

私は赤バイクで野菜類を搬送し、40分後に入館合流。

大みそかの年越しソバの振舞があり、昼食はそれだけ。

18時からの館内レストランでの食べ放題メニューに期待する。

 

風呂に入り、レストルームで寝転がってレストランの「年越しものマネショー」に行くが、三人ともこの手の大音響イベントに付いていけず、すぐ端の大テーブルに退散。

バイキングメニューも「値段の割には」大したことがなく、なんとなしに期待外れ感一杯で終わるところだったが、最後にヨメが多分単品注文崩れの海老・トロ刺身小皿が密かに提供されているのを目ざとく見つけ、一人で6皿かっさらってくるという妙技を駆使、昼の年越しソバと合わせ、何とか「元を取る」ところまでこぎつけた。

夜から大荒れという予報だったので、ハハオヤ・ヨメ組は送迎バス＋電車の予定だったが、深夜12時、つまり一月一日午前0時過ぎに出ると月が西空に見えていた。

朝、家を出てから終に年を越してからバイクで帰宅。

コストパフォーマンスから言えばまずまずの大みそかだったと言えるだろう。

 

 

近所のイオンモール・フードコートで「おいしいらーめん」５００エンを三人でシエアしたのみ。

 

イオンでは正月用品の寿司・肉・その他惣菜が早くも半値で多量に放出されてい、ついつい買ってしまうが、どうする「まほろばキッチン」で仕入れたすき焼き用肉一キロは？

 

正月用食料は年が明けてから半額以下になってから仕入れることとする、と来るべき未来への抱負を元旦の決意表明とし、ごろ寝正月を決め込む。

 

流石に3日目となると女二人の堅固きわまりない超現実的世界認知による無限呪文の数々、あ、お膳拭かな・早よ冷蔵庫いれとかな・それフタしてさかに立て等々他人の家でも仕切ろうとするハハオヤにムカつき、台所に立つと強制的にヨメにエプロンをかぶせられ、何回かキレるもかろうじて収め4泊5日何とか終了。

 

今までお正月に何度キレたことやら。

最後に残った小世間様のささやかな踏絵の贈り物というのが私の正月だったよな。

もういくつ越すと最後のお正月。

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