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[野外徘徊記]

まほろばキッチン昼食バイキング

2015/4/28(火)21:12
4月26(日)
最近、早朝に目が覚めてしまう。
それでも頑張って私の定刻まで眠ろうとするが、この季節外が明るく、ついに起き出してしまう。
では、本日「まほろばキッチン」の昼食バイキング決行かな。

普段の休日朝食が終わるのが11時前、家を出るのがお昼近く、という訳でまほろばキッチンの昼食バイキングに入ろうとしても既に閉店、ということが数度。
本日はなんだか行けそうだよ。

先ずは近所の小学校で統一地方選挙の投票。

いつまでたってもヨメが投票所に来なかった。
何を勘違いしたのか市役所に行ってしまったとか。
れっきとしたウチの市の市民だが、選挙の投票は初めてだと?

最近、よくバイクではぐれてしまうが、大丈夫かいな?
この方の方向オンチか私の認知症の進捗か。

近所の川原や大和川土手伝いに遊びながら橿原市と桜井市の境界にある「まほろばキッチン」に行くことにする。

久しぶりの近所の水門コガモ共や大和川のカルガモ共。
今年は何だか個体数が少なかった。
サギも少なめ。

昨年が逆に異常に多かったのか?


晴天だが天理・桜井の山並は霞んでしまっている。
雨上がりにしかくっきりとした透明な大気が感じられなくなってきた。
ヨーロッパの郊外の景観で特徴的な光の透明性は乾燥した大気が原因だと思っているのだが、本日の大和川川原はからりとしていてそんなに湿気があるとは思えない。
やはり中国大陸からの黄砂の影響?
最近アチラからはいろいろ大量に入って来るご時世だね。

大和川伝いでまほろばキッチン着。
ゆうゆう昼食バイキングに間に合った、と思ったのだが。
なんと予約記入用紙が2枚目になっている。
一時間以上の待ちだろう。

なんとね。
昼食バイキングとしてはそんなに安くもないんだが?
なんとなく、野菜直売場の隣なので素材の新鮮感が期待をそそるのか、この人気。
売り場でいろいろ時間を潰し、はい、ウチの順番。
あわててヨメを探すが、どこに行ったか姿も見えず。

バイキングでスタート時間に遅れるなんて、どういう!

ひとわたり仕入れていると、やっとヨメが現れる。
70分の制限時間のうち5分も既に無駄にしてしまっている。
ウチは金はあるんだが、生活はぎりぎりなんだぜ。

野菜中心で肉類が殆どないのはいずこも同じだが、質的にはまずまずの水準。バイキングの戦略的重要拠点、調理場出口の直ぐ横に陣取れたので、出来立て料理が運ばれてくると間髪を入れず討伐部隊を派遣することが出来る。

デザートの本格的フレンチトーストは、クリームがたっぷり乗っていてどこがベースの切れ目か判別困難。
ウチの討伐先駆隊の一撃でほぼ完全に掃討しつくしたようだ。
いつもながら、ウチのヨメはこういった闘いにはその実力をイカンなく発揮してくれる。

70分フルに闘い、力尽きて退場したのだが、14時すぎると競合各部隊もかなり撤退し、空席が多くなり、別に時間通りに作戦を完了する必要はなかったようだ。
隣のテーブルの大部隊は指揮系列が優秀で、当初からしっかりした作戦のもと有機的に兵員を配置し、我々より先に参戦していたハズなのに、戦場の外でしばらく動けず傷を癒している我々を後目に、終了時間直前に悠々と引き上げていくではないか。
我々は未だバイキングの真髄を究めるに遠く及ばず、と深く反省。

帰路は京奈和道に近い方の川筋から帰ることにする。

昨年度は橿原市のスポーツクラブに通っていたので、いろんなルートを試したが、その中で一番親しんでいた道筋である。

久しぶりに走る、近隣の何でもない町筋や田畑の光景。
久しぶりに抜ける道筋にほのかなノスタルジーも少々。
なんとなく、子供の頃に自転車で走り回った地帯の光景のような気がする。

↑これはまったくのウソで、私は大阪下町のゴミゴミした露地の産。
これは恣意的に作り上げた私の人生物語中の疑似記憶である。
こんな感じで、徐々に私は自分の勝手な物語の中に住家を移していっている最中。
実際の記憶なんて残っているとロクなことはない。

田原本付近、京奈和道下のため池探検。

田畑だけでは面白くない。
溜池の水門や、土手下の通路。土手に決まったように植樹されている桜並木。
いいねぇ。
やはり溜池は起伏と水面があり変化に富んでいる。
この池には中之島まであって、大き目のサギが巣くっていた。

池の端まで行くと、見慣れないカモがいる。

白黒にタテガミ、キンクロハジロかいな?
ウチの近辺にはいないカモだね。

川原遊びもいいが、トイレはどこだい?
行きたい、と思うと急に我慢ができなくなる。

大丈夫、溜池から線路の方に行けば田原本の町場で、コンビニ・スーパーは至る所にある。

ついでにその辺の何でもないスーパーで商品の品定めをするのも、楽しいかも。

トイレに行ったきり帰ってこないヨメを待ちながら、ふとした田舎町の何でもないスーパーの店先の古ぼけた喫煙用ソファに座ってボケーっとしていると、何だかこのまま普通に残り時間をクリアできそうな気がしてきた。
ごく普通に。
スーパーの古ぼけたソファで一日じと〜っと動かないおジイちゃんをやりながら。

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