スイスホテル南海 幾度目かの夏 ..
[野外夜巷徘徊記]

グランビア大阪でハハオヤ・メンテナンス

2017/8/1(火)15:41
7月30日(日)
「え、グルメ・クーポン?それいつまで?」
「有効期限7月31日、月曜日まで。
分かってたらスイスホテル行かんかったのに。」
「しゃぁない。ハハオヤメンテナンス企画で使うか(^^;」

リーガ・ロイアル→ANAプリンス→スイスホテル→グランビアだぜ?
ポンパレとか会員割引とかグールポンとかで、せっせと期限内に使用してきたが、グランビアのクーポン?そんなもんまで(^^;

クーポン消費期間限定成金生活も楽じゃない(><)

日曜日のグランビア19階のレストラン街は超満員。
駅上の利便性からおバちゃん会の面々やお見合い待ち合わせの男女でごった返し、とてもホテルのレストラン街とは思えん。
ま、大丸のレストラン街の続きのノリ。

遅い目の時間まで待ちに待ち、やっとこさで「なにわ食彩しずく」の席に案内される。

しずくのランチメニューの二品とすし萬の寿司メニュー一品を選択。

ハハオヤは何も言わず食事中。
何も言わないのは「おいしい」という意味。
口に会わなければ「おいしない。」と即皿を遠ざける。

普通は会食の席なら、不味かれば何も言わず、おいしければ即「おいしい!」というのが他の会食者に対する礼儀というもんだろう。

ハハオヤと会食すると「おいしない!」と既に宣言済の皿を後で押頂くハメになる。

尚、美味しければ全部先に一人で食べてしまうので我々下々にはもう回ってこない。

まあ、本日はハハオヤ・メンテナンス企画。
下々の意向は考慮に値せず。

ガストで会食がハハオヤメンテナンスの定番だが、本日はグルメチケットの有効期限の関係で他に選択肢はない。

それに私は絶対的な味オンチ・非グルメなのでどこでもいい。

ただ、うるさいのはニガテなので現在私が一人でも落ち着けるような大阪のホテルのレストラン・バーを物色中。

その意味でグランヴィアのレストランはおバちゃん会の面々で絶えず姦しく、想定外。
まったくデパートの食堂街の様相。
そのくせ値段設定だけはホテル。
それにデパ食堂なら一日中開店しているが、ホテル系はランチとディナーとの間は閉めてしまう。
グランヴィアなんかで食事するのはただ「ホテルで食事」というラベルが欲しいだけのうすっぺらい自称グルメバァちゃんだけだろな。
え?このグルメチケットはウチのヨメ主催のグランヴィア食事会で?(^^;


ハハオヤメンテナンス・ホテルで大昼食会終了。

後どうする?
沈思黙考熟慮の末「カラオケかな?」

阪急東商店街ジャンカラへ。
日曜夕方のジャンカラは満席で信号渡った系列店を紹介される。
駅からの距離で順にカラオケ店は埋まっていくらしい。
昼間のフリータイムなら割安だったが時間が中途半端。終了の7時まで1時間半しかない。
しかたなし。二時間料金で。

ババカラムービーをどうぞ。  業務中再生厳禁!

カラオケ店を出るとそろそ夕食時間。
ハハオヤに「家で食べる?」とお伺いすると「食べて帰る。」とのこと。

安直にその辺りの地下で「がんこ」へ。

天丼・串カツ・牛タン味噌煮。
追加で太刀魚揚げ出しと鯖棒寿司。
「がんこ」は適当な居酒屋風一品も多いので便利な選択肢。
思えば京都一条の「がんこ高瀬川」にはガイド現役時代には重宝させてもらった。
あの十三の駅前の「がんこ寿司」が今ではそこいら中にねぇ・・
とか私は一人感慨にふけってるのに、ヨメは「お茶が遅い!」とか「熱い!ちょっとコレ触ってみ!」とか横でモロ大阪のオバちゃんをやっている。

まあ、別にヨロしいが、時々やはりこの人と旅行するのはしんどいなぁ・・・と思ったりする。
とにかくウラのない方で、思ったことは素直単純即座に口にするのはハハオヤゆずり。
旅行中・会食中でも絶えず速攻のクレームを聞かされる同行者への配慮がちと。

私が会計をすませ、ハハオヤのトイレ帰りをまっていると
向こうのスリガラス越しに怪気炎を上げていた社長サンとちょいと粋な年齢の女性従業員の少々イワくありカップルが出てくる。
ところが社長サンはもう出来上がっていて、クレジットカードの暗証番号を何回入れてもエラーになる。
女性従業員は「あの・・サインにしてもらったらどうでしょう?」と言ってるのに、社長サンは自分の暗証番号の記憶が正しいと固執、もう一回、え?エラー?機械おかしいんちゃうか!とか。
そのうちハハオヤが帰ってきたのでこの顛末の終結を観察できず。
・・・・・・・・・
夫々人は自分の世界観の中だけで生きている。
自分が正しいと信じていても、他の世界観からすれば困ったモンなのかもしれない。
しかし「自分が間違ってる」という世界観ではとうていこの世でしぶとくは生きていけないのだ。

「他人との調整」か。
私の人生のエネルギーはそれだけに費され、終に最後までそれだけで終わるのだ。
自分以外の人々から成り立っているこの世界にどうのようにして自分の居場所を確保していくか?
それしかできないし、見つからないなら別にもういい。
もう充分。

ハハオヤを見送って、ヨメと後二人で茶屋町のHUBに飲みに行くことにする。
茶屋町HUBは、あっと驚く満員の若者の喧騒で溢れかえり、とうてい静かに飲む雰囲気ではない。・・・それはそれで、あの混乱の中にまみれてしまえば・・・とか、ふと思いはしたが。
結局、旧カッパ横丁の二階に新しくできていたサンマルコカフェに。
意外と広めですっきりと落ち着いた店内。
向い側の茶屋町の若者達のファッションを眺めているのも面白い。
落ち着いてゆっくりコーヒーを二人で飲めた。
調整・調整(^^;

ここでコーヒーとチビクロを追加で買いに行くヨメに小銭を全部とられてしまい、大阪ステーションパーキングの出庫ゲートに入れるコインの持ち合わせがまったくなく、深夜12時のクローズが迫り、あわててヨメを・・・という騒ぎを最後に本日は幕。

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