夏の遠い花火の夜 墓場にまで持って..
[団塊の段階的生活]

墓場にまで持っていくブログ(1)

2017/8/18(金)22:9
8月12日(土)
毎年、この時期になると私のHPの仕様を変更したり、新シリーズを始めたりしている。
昨年夏は海外紀行蘭の記事をまとめて追加するような計画をした。
まだ未完だが、今から少しずつ補完していくつもり・・・
今年はというと懸案の「裏ブログ」閲覧の統合化に着手、やっとまずまずの結果を得たので・・・書いておきたいのだがね(^^;
「裏ブログ」とは私のまったく個人的な覚書で、どのようなカタチであれ絶対に公開できない類の記事。
こういう記事は便宜上ネット上の私のHPに組み込んであるが、非公開の「墓場にまで持っていくブログ」という書庫に収めている。

そんなモン、ネットに上げるなというようなものだが、そうはいかない事情がある。
昔なら大学ノートに密かに毎夜書きつけ、私が死んだら家人が「??」とか言いながら燃やしてしまうようなもんだ。
しかし、今はキーボードで入力し、ファイルとしてどこかにデータが蓄積することになる。
当初は自分のPCのキーボードでPCのハードディスクに蓄積していくだけでよかった。
しかし、今はPC、I-phone、Androidタブレットと入力デバイスが3系統。
外でタブレット入力したファイルを家でPCで編集しようとすると、タブレットをPCに結線しPCに流し込む手間が必要になる。
i-phoneになるともう結線も無理、直結しても移動できるのはイメージデータだけという仕様になっている。

現在では個人のデータ管理であっても、便宜上ネット上のクラウドシステムになってしまうのは必然だ。


私は公式な記録としては自分のHPを持っていて定期的に更新しているのだが、もちろん公開できない非公式な日記ファイルも常に増えていく。
公式記録のこのHPでも、個人生活のプライバシー保護のために自分や家族の写真もUPする「野外夜巷徘徊記」書庫はパスワードがないと閲覧できない限定公開にしている。
そして、まったく家人にも非公開の「墓場にまで持っていくブログ」書庫もやはり裏側に存在し、三種のデータが混在するHPサイト構造になってしまった。

この裏ブログの内容は:
1)全くニュートラルな私の忘備録。
バイクのメンテナンス記録、持病の経過や医者の治療内容、事故の後処理経緯等。

2)家内紛争の確執経緯や実際にヨメに言うと怖いので、泣きながら一人パソコンに打ち込み続けているヨメへのワル口(^^;の類。

3)私の個人的「夜遊び」関係の記録。
夜の街で知り合った方達との交遊録で、別にヨメに知られてもかまわないのだが、今度は相手さんのプライバシーやアダルト系情報もあり、やはり公開はできない。

しかし、元はYAHOOブログが原型だった私のHPサイトは書庫が混在し、私が個人の日記として検索閲覧するには大きな無理があった。

日記ならすべての記事が日付順に並んでいないと意味はない。

例えば、昨年冬にベトナムで暮した記録は:
1)「ベトナムで暮すということ」書庫
2)そのとき下宿で書いた「炎上の現象学」は「団塊の段階的生活」書庫
3)その夜訪れた怪しいSPAの詳しい探訪記は「墓場にまで持っていくブログ」書庫(^^;
という様に2016年3月1日の私の行動は3つの書庫に別れ、たがいに関連がない状態になっていた。
更に言えば、基本的に私のHPのタイムスタンプは記述した日であって、実際にその行動をした日付ではない。
「野外夜巷徘徊記」なら文中に実際に行動日付をいれてあるのだが、目次では記述日付で並んでしまっている。

今年になって種々の事情が重なり、これまでメインの日記風の体裁だった「野外夜巷徘徊記」の記事はあまりないが、裏ブログに書く内容量が圧倒的になってしまい、裏ブログの方の書庫の整理をしないと日記としては検索できない状態になってしまった。


そこなんですね。
ブログを本来的な日記として使用するには書庫別記事ではなく、実日付で並んだ記事にしないと日記用途には使えない。
しかし、過去の膨大な書庫データを改変し、あらたに日記データを作成するのは大変だし、そのようにしてしまえば以降作成するファイルは書庫別と日付別双方に格納しなければならなくなる。

今回私が意図企画したのはこういうシステムだった。
書庫別データを実日付で縦断検索し、クロニカルな日記インデクスを作成。
そのインデクスから各書庫の記事を抽出し、日記書庫に展開し閲覧する。
ここで大事なことはこの総合日記ブログはファイルとしては存在せず、インデクスや記事はすべてプログラム的にCGIでその場で作成し、表示するようにするということだ。
旧来の書庫記事は各書庫について記事ファイルとインデクスファイルを作成してあるのだが、この(裏)日記書庫はデータとしての実体はない。
クリックされてからCGIが日付順のインデクスを作成し、そのインデクスをクリックすると関連記事が各書庫から切り出されて表示される。

そしてこの程、この新システムが完成し、完動中。

どうだ! 見たか! (^^)/

という自己賛美がこの記事の目的だったが、モノが非公開の裏ブログ、ここで見せるわけにはいけないのだ(><)

しかたない。
その画面キャプチャを一部だけ(^^;

公式HP↓ 記事は書庫別、タイムスタンプ(アップ日時)順


裏ブログ↓ ヘッダー部分と右のインデクスが自動生成されている。


裏ブログのヘッダーからの次・前記事へのリフェレンスは実際の行動日付から検索引用される各書庫の記事ファイル。

この右側のインデクス中、うすく赤字で表示されている記事が私の非公開「墓場にまで持っていくブログ」へのレフェレンス(殆ど伏字(^^;)で、私のサイトに存在するのだが私以外にはアクセスできない仕様になっている。

合成統合したバーチャルなインデクスを参照すると、私の一日の行動が立体的に分かるようになっている。

2016年2月29日「裏通り下宿にて(4)」で日中の行動記録があり、その夜下宿で書いた「炎上の現象学(2)」の本体が即参照できる。
翌日三月一日に「ホイアン裏町からホーチミン裏町へ」と行動し、その夜訪れた怪しいスパは、公式ブログ内では簡単に誤魔化して書いてあるが、仔細記録は「ホーチミンSPA1」という裏ブログ記事に保管してあり、インデクスをクリックするか記事のヘッダーの次の日付けをクリックすうと、その秘密の交渉内容の子細が参照できてしまう(^^;

どだ? と自尊のクジャクの羽を拡げたいのだが裏ブログを生で公開するわけにはいけない。
この欄でその概要を書きとどめておくことで「裏ブログ」システムが完成したということを家人にそれとなく(^^;伝えるにとどめることにする。
このところ毎晩書斎にこもってカチャカチャやってたのはそういう訳なんで、はい(^^;

夏の遠い花火の夜 墓場にまで持って..