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[静かな生活] |
遠くから、呼ぶ声2 |
USJとかラルーとか言うだけはいうが、極寒らしいので本日はついに近所の日帰り温泉「太平の湯」に行くことにした。 ![]() 浴場に入ると湯気の中で蠢く無数の人影にギョッとさせられたが、まあ、町場の大衆日帰り温泉も別に初めてではないので、そんなモンかとも。 ヨメに聞くと、女湯のマナーは最悪、とか。 しかし、私はスポーツクラブの広々とした浴槽に親しんでいるのだが、ヨメには久しぶりの大浴場。 ”850エンなら安い”とのこと。 ![]() 階下は木津卸売り市場でそれなりの雰囲気、しかしここで思いもかけない事態発生。 --- 実はこの日の出頭、既にそれは分かっていたはずだった。 先週も異例な寒さでバイクのエンジンがなかなかかからず、その日免許証を受け取りにいく予定だったが、ひょっとしたらこれは少々ヤバいかも、という予感はあった。 ![]() しかし、交付された免許証を見、唖然とした。 私が提出しておいたのはモノクローム写真だった。 それがどういう処理をしたのかダークブルーの冥土色に照射された私のしゃれこうべ露出写真にすり替わっていたのだ。 一瞬、どうしてこうなったのかを質そうとしたのだが、これも”遠くから、呼ぶ声”の成せるワザか、とどことなく得心し、そのまま拝受してきたのだった。 本日午後、バイクで出かけようとした時、急に大阪では異例な雪が舞い初め、”これはアカンな”、と一度は中止に決定したのだが、あきらめきれずそのまま見ていると小ぶりになったので再度出発とした訳だ。 しかし、シルバー号のエンジンはスターターに全く反応せず。 しかたなく、白号に乗り換え、無理してやってきたのだった。 しかし、太平の湯の駐輪場でその白号もエンジンがまったく反応しなくなった。 一瞬のパニック・・・しかしどこか妙に得心する感覚がある。 吽、そういうことか・・・ シルバー号のエンジンはもう生きてなかったのだ。 あの日昇天したのは、私の”身代わり”だったのだ。 そう思い至った瞬間、突然白号のエンジンが息を吹き返した。 私の冥土写真とバイクのバッテリー昇天は決して偶然ではない。 やはり”遠くから、呼ぶ声”が厳寒の空の奥から聞こえていたのだ。 シルバー号が逝ってしまったのは、アンタの身代わりだったんだよ。 ・・・と白号が。 この日、太平の湯から塩草ライフに周る予定だったが、もう寄り道は一切せず、まっすぐ帰宅することにしたのは自明のことだろう。 ![]() ↑担架で運ばれていくシルバー号
up:2025/2/11(火)23:40
vo:smsy/hk2025/68456821.html
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