ウィーン(2)  サラエボ(1)
[サラエボから東ベルリンへ]

 ウィーン(3)


'01 1月30日(火)
空港のツーリストインフォメ―ションで適当に、まあ、部屋代が決め手で選んだ、さりげない地味・実直な小ホテルの朝。
流石にヨーロッパの古都、国際都市の標準レベルに洗練されたホスピタリティは感じられ、朝食を済ませ退出際にふと見ると、昨日は気がつかかなったが、さりげなくソフトドリンクやハムの類が台に置かれていた。いや、かなりいいホテルだったのかも(^^♪

ホテル居室からの窓外。
この写真を今回GoogleEarthで検索してみた。
なんと、最近のAI技術(もう古いか(^^;)では世界各地の任意の地点、任意の高度からの眺めが再現できるのだ。
見事に上の写真を撮影したロケーションが特定できた。↓

中欧の緑地はウィーン市立公園、中央の尖塔はシュテファン寺院、決め手は右端のヴォーティフ教会の2本の尖塔と手前のウィーンバンド道路のカーブ車線。
ホテルの背後にはウィーン国立音楽大学が隣接しているハズだ。・・・

当初は冬の公園のおかげでかなり郊外に外れた位置と見えたのだが、どうしてヨハンシュトラウス像の真向いの一等地ではないか。
・・・もっとも、今回もウィーンは目的地ではなく単なるトランジットポイントだったのでソコまで真剣に観光していなかった。
しかし、今から考えれば、大人がさりげなくゆっくりウィーンに宿泊するに足る洗練されたホテルだったと言うべきだろう。
チェックアウト後、まだ搭乗時間には間があるのでホテルのレセプションに荷物を預け、もう一度市内を歩く。
ホーフブルグ王宮博物館に行くと、正面になんと”BANK”の看板がかかっている。

おいおい、財政難からハプスブルグ銀行にくら替えしちまったのかい?
よく見てみると映画の撮影らしい。博物館自体は休みのようだ。

ホーフブルグ隣のKunsthistriche Musium Wien ウィーン美術史博物館。

この辺りにモーツアルト像がある。

相変わらず寒さで霜が張り付いたヨメのご尊顔。
冬にウィーンに行くべきではない。
私の身上かなり不安定(この年、退職しフリーター化)、心情もうっとおしく、記述現在思い出したのだが、当時数年前より持病のイボ痔が悪化・・・。
この日もウィーン市立公園を歩きだしてから、尻の違和感が尋常ではなく、公園の有料トイレに入り、イボを必死で体内に収めた・・記憶。
25年も経てから突然思い出すのなら、もう少しマシな光景が出て來んかい!

・・・夏のシーズンであればもっと”音楽の都・ウィーン”を感じられたのだったろう。

しかし、ウィーンではない。
今からサラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に行くのだ。

up:2025/2/28(金)0:36
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