![]() |
![]() | ザグレブ(1)![]() |
[サラエボから東ベルリンへ] |
サラエボ(3) |
行動再開。 ![]() 寒さでカメラの電池がすぐ消費してしまう。 ![]() カメラ屋もしくは電気製品店で乾電池を買い、詰めかえるのだが直ぐに電力が尽きる。 結局、乾電池は極端に低音に弱いと判明。 ![]() ![]() 広場の露天市でバナナ・オレンジを購入。 ![]() 立派な門構えだが、入ると市場。 ![]() 後年行ったトルコのバザールと、どこか通じる雰囲気。 「職人街」(旧市街)を歩く。 ![]() ![]() 旧市街入口街路にあるモニュメント。戦没者慰霊碑のようだ。 ![]() そろそろ夕食の時間でもある。 どこかで喰わねば。 レストランはあるが、勝手がわからない。 一体どういうレストランで何を喰えばいいのか。 ![]() 外から内部が見える簡易食堂で売っている揚げ菓子様のファーストフードを見、ヨメが食べるという。 しばらく通りを歩き迷ったが、やはりその店で夕食にすると決定、店に再度行くと満席だった。 通りをもう一回りし、時間をおいて店に入り着席。 隣の席のたばこの煙にまいったが、もう出る気はない。 売り子のお姉さんが愛想もいいしよく働いて気持ちがいい。 見かけた揚げパン(だったか?)を食す。美味。 再度注文。 ![]() やはりヨーロッパではなく、オスマントルコ時代のイスラム色が溢れている。 ![]() 正面がガジ・フスレヴ=ベグ・モスク。 丸屋根ドームとすっきりと突き出ているミナレットの構図が印象的。 ![]() ![]() ![]() モスクの別サイド。 国連平和維持軍の兵士達が店に入っていく。 ![]() 旧市街では殆ど女性の姿を見ることはない。 ![]() 小雨模様。 ![]() 内戦の跡があり、平和維持軍が駐留し、見知らぬ異国の見知らぬ迷路。 身の危険は感じなかったが、男達の雰囲気がどこか厳しく、思わず身構えてしまうようなサラエボの冬。 ![]() トラムウェイでホリデイイン前まで戻り、歩いて民宿に荷物を取りに帰る。 出がけに借りた市内地図を返すのを忘れてしまった。 民宿のおニイさんの方も忘れていたようだ(^^; ![]() ↑24年前に借用したサラエボ地図
↑これ、かなり使い込んであって、折り目をきっちりとテープで補強してある。今も私が保管しているがテープに変色や接着不良はない。いつか返しに行くべきか(^^;
![]() 22時発のザグレブ行きだが、大事をとり21時にはバスターミナルの待合室に着く。 どこか禍々しい夜行バス乗り場の光景。 女性も居るが、なんとなく得体の知れない男達がたむろしている印象。 時折汚れたガラスひとつ隔てた係員室に動きがあり、解らない言葉でのアナウンスがある。 時折女性も入ったグループが改札ゲートから中に入っていく。 発車予定の23時が近づくが、一向に指定された1番線にそれらしきバスが入ってこない。 慌て始める。 聞こえるアナウンスは”発着線が変更になった”といってるのではないか? 定刻5分前。 改札の横のブースでやる気なさそうに座っている男に「Zagreb?」と伝え、指で中を指し、入ってもいいかと動作で示す。うなずいた風である。 そのまま改札ゲートを素通りする。 男が何かいいつつ立ち上がってくる。やっぱり2デュルナ要るのか。 もう入ってしまっているので手渡すと、男が受け取る。 ヨメが続く。 ![]() サラエボ発22:00→ザグレブ着6:00 51ドイツマルクとの手書きあり。 他のホームに留っているバスの表示を確認するが、ザグレブではない。 場内から改札ゲートの方を見る。 学生風の男が走りこんで來、改札の男と声を交わし、1番線からのホームとは反対側に駐車しているバスの方に走っていく。 そちらにも長距離バスが停まっていた。 当方もそのバスに急ぐ。 いかにも長距離用のちゃんとしたバスで、既にアイドリングしている。 やはり、これか! 確信をもって正面の行き先表示を確認。 ザグレブ行き。 運転手横の同乗している係員風がこちらを乗客と見てうなずき、バスから降りてくる。 「Zagreb?」と訊ねる。 「YES」。 荷物を示すと後部のトランクを開けてくれる。 ヨメを呼び、トランクに我々の荷物を2個入れる。 4デュルナ請求される。 どうやらこれでザグレブ行きの夜行バスに無事乗車できたようだ。 バスのシートに落ち着き、深い安堵の念。 バスが発車し深い闇の中を走る。 クロアチア国境で停車。 制服官吏が乗り込みパスポートのチェック。 一夫婦が書類の不備でもあったのか下車を命じられる。 窓外の国境の真夜中の深い闇の中、二人がボスニア側にとぼとぼ歩いて戻っていく。 ・・・ ![]() up:2025/3/4(火)3:5
|
![]() |
![]() |
ザグレブ(1) ![]() |