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![]() | ストラスブール2 その...![]() |
[サラエボから東ベルリンへ 2001] |
ストラスブール1 |
18:00ストラスブール中央駅着。 また夜のホテル探しになる。 駅のinformationその他で”今日のホテルを予約したい”と申し込むと、応えはこうだった。 「ホテル?その辺に沢山あるだろ?」と異口同音に。 ![]() ↑現在のストラスブール駅正面のホテル群の一画byGoogle map
なるほど、駅前広場の周囲はホテルだらけである。例によって駅に荷物を預けてホテル探しにかかる。 ![]() 駅前最初のホテル2星⇒案外安くて清潔。 次、もっと安い。 次、ちょっと高いが広い。 その値段なら3星でも泊まれるんでは?と駅の真正面に大看板を挙げているLe Grand Hotelを見に行くことにする。 するとその隣に適当な感じの2星ホテルを見つける。 手ごろだし清潔そうだ。 ibis Hotel** 285FFに決定。 ⇒ イビスは手ごろなビジネスホテルチェーンで以降のヨーロッパ旅行では殆どウチの定宿格になった。 このイビスは世界屈指の大ホテルチェーンACCORの系列で、このグループの最下層Economyクラスのブランド。 現在ではibis bugettが最下層になり多少格上げしているかも。 ウチも現在の定宿はワケあってスイスホテル南海だが、これはACCORの傘下のpremiumクラスである(^^; ![]() 夜のクレベール広場。左にクレベール将軍像。 町の中心広場で背後の建物は雑居商業ビル。歴史的には多分ここが市庁舎であったハズ。 ![]() ミラノのドーオモも夜だったが、こちらストラスブール大聖堂も冬の夜景色。 前方の人物もかなり怪しげである。 食事をしに大聖堂横の土産物屋が立ち並ぶ小路のアルザス料理店にする。 ![]() 2024年夏のrue de Maroquin by Google map street view
冬の夜で写真も撮ってなかったのでGoogleから観光シーズンたけなわの写真を拝借した。正面の張り出し窓があるレストランがLe Gruber。多少知っている店なので入る。 ![]() ![]() この地の先輩の友人は夜食に軽くスープドニオン(玉ねぎスープ)でワインを飲むのがこちらの習慣だよ、と教えてくれたのが記憶にある。 しかし、この店と周囲の雰囲気はあまりに観光地レストラン的でヨメは難色を示す。 といっても、中心街では似たような店ばかりで選択の余地はそんなにない。 ![]() 階下はほぼ満員だが、二階はがらがら。角のテーブルに落ち着く。 こんな店では注文しても料理が遅いだろう・・・とヨメがぶつぶつと文句をいう。 ![]() ![]() シュークルート、スープドオニオン、タルトドニオンとタルトフランベを注文。 シュークルートとタルトフランベはアルザスの代表料理である。 レストラン Le Gruber のレシートの裏面⇒
フランス語の名物お薦め料理だが、ドイツ語が混じっているのがご当地風。Tarte flambee → Flammer-kuchen Tous les Jours → Taglich 私としては十分なアルザスの食事だとおもうが、ヨメはあくまで不満そうである。 横の親子連れの食べているものがおいしそうなのに・・とか言っている。 ![]() 窓際に飾り置いてある陶製土鍋で出されるベックオフ(煮込み)を見ると、いかにも冬の夜には良さそうな料理だ。 しかし、多分シュークルートよりかなり高いハズだ。 私もベックオフは学生時代に一度も喰ったことはないのだった(^^: ![]() どうもシュークルートとタルトフランベではヨメのお気に召さなかったようだ。 わからんこともないのだが。 ![]() 「海外旅行ではどういう食事してたの?」と少々皮肉に尋ねてみる。 私は未だ学生海外貧乏旅行の気分だが、当時の日本ではOL海外ブランド品漁り旅行が大流行りだったような覚えがある。どうもこのお方の海外旅行はソチラ系で? ![]() どうもヨメが海外旅行に期待するものがよく分からん・・・と当時のメモに書いている。 ![]() ↑カテドラル前のレストラン案内。 1)Le Gruber だぜ?
![]() 私の学生時代にはなかったストラスブールのトラム。 車体はピカピカである。 ![]() しかし、大聖堂から中央駅前のibisホテルまではトラムに乗るほどでもない。 後年、ヨメは「ストラスブールのトラム、乗りたかった・・」とかよく言っていた。 私が学生時代を過ごしたストラスブールとヨメの相性はすこぶる悪いようだ。 8年後の2009年にヨメとストラスブールを再訪し、トラムは乗ったのだが、相変わらずヨメとのヨーロッパ旅行には双方の温度差の乖離があまりにも大きく、何かしらの齟齬が常について回る。 この最初のヨーロッパ旅行での不穏な空気は翌日にその実体を現わすのである。 up:2025/5/6(火)0:19
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