ローザンヌの不思議な城 .. ロンドン市内観光
[アヌシー・シャモニー・ロンドン]

ディジョン泊

2016/7/27(水)11:2
8月25日) suite
ローザンヌからSNCFのパリ行きTGVに乗り込む。
たまたま乗り込んだ車両に日本の団体観光客が乗車していた。
他に乗客もなく、一人車両に乗り込んできた私に視線が集中したような気がした。
ローザンヌの不気味な悪ガキとの一件があり、気分が下降気味だったが、この思わぬ同胞集団との邂逅が一気にまた旅行中のテンションに巻き戻してくれた。

車掌が前方から検札に来る。
何と昨日ローザンヌを推薦してくれたSNCFのおニイさんだった。
昨日とは反対側からの列車なら解るが、同じ列車ということは既に一往復した後になる。
「ローザンヌはいかが?」
「よかったですよ。しかし、今日も往復ですか?大変ですね。」
「仕事ですからね。」
「何とよく働きますね、日本人みたいに!」

最後のセリフはもちろん周囲の情況からのアドリブで、お互いニヤリと笑うがもちろん団体さんには意味が分かってない。
しかし、一人で乗り込んできた日本人らしいのが車掌と現地語で冗談言っているので、そちらでは不思議そうに聞き耳は立てている様子(^^;
添乗員付き団体旅行と単独自由旅行者との実力の違いだよ・・・とか、あられもない虚栄が少々(^^;

さて、このエピソードの面はゆい虚栄心は記憶しているが、いきなりディジョン市内のホテルまで記憶は飛ぶ。

駅前通りにある適当なホテル”Hotel du Jura”。
ロンドン行きのユーロスターはパリ発だが、もうパリに宿を取るつもりはなかった。
途中のディジョンにはまだ訪問したことがなかったので、この地に投宿することに決めた。





駅前から歩いて市内を観光。
そのうち中央広場に出、オペラ座や市庁舎の豪壮な建築とも対面する。


ブルゴーニュとの初遭遇だが、ディジョンには6年後2008年に再訪しているのでソチラに記述は後ろ送りしておく。




この時ブルゴーニュ伝統建築のモザイク模様の屋根にも初遭遇。
広壮な建物とはまた違った、特徴のある鮮やかな印象が残る。











ホテル内で自撮。カメラはヨメに借りたオリンパスのカメディアだな(^^;


8月27日(月)
朝、もう一度市内を徒歩で見学。


ディジョン駅でパリ経由ロンドン行きのユーロスター駅までの切符を手配。

この時、SNCF窓口の一人が私のベルリンフィルのキャップに気が付き、指さして隣に教えている。
私がニヤリする。
「あなた、ベルリンフィルの?」
「残念でした。スタッフではなくてただのフアンです。」
といような会話。

もしかしたら本拠ヨーロッパではロゴ入りキャップなんかは普通には発売していないのかも知れない。
東洋人がベルリンフィルのロゴキャップ、というのが返ってオザワ、チョン・ミョンフとかの連想を産んだのかも。


パリからユーロスターに乗る、というよりチェックイン。
ユーロスター初体験というよりイギリス自体が初めてである。
ドーバー海峡を潜り抜ける特急列車だが、システム的には国際航空機に近い。
イミグレーションや税関がありチェックインをしてエアコンパニオン風のおネエさんもいる。

ロンドン到着。
ここで風体の怪しい一人旅の私が税関あたりで声をかけられ、横の机で荷物のチェック。
いろいろ質問されたが、私の英語の反応がはかばかしくないので(^^;そのうち開放してくれた。

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