バンコク彷徨 .. ローカル列車でアユタヤへ
[バンコクでリセットを試みる]

バンコク彷徨(2)

2016/7/15(金)14:58

ホテルは中心街に近く、ドアボーイというより私服のガードマン風が常に玄関前に立って出入りを見張っていた。
宿舎もエージェントが手配し、Tamちゃんにタクシーで連れ込まれてきたのでランクや値段は分からない。
近所の道端には適当に露店が出ていたので別にホテル界隈でぶらぶらしていても良かった。


当時バンコクの地下鉄は営業前(この年の夏開業)で、私の外出の足はスカイトレイン(BTS)だった。
スカイトレインの高架線はどこからでもよく見え、路線やシステムも分かりやすくて良く利用した。
スカイトレインに乗り、適当な町で降りてぶらぶらしていた。
真冬の日本から来た目には若い女性のスリット入りのミニスカートが新鮮だった。













どこかのステージでやっていたモデル撮影会。皆素人クサいので公募モデルだろう。


当時の私はアルコールも飲めず、ギャンブルもせず、夜遊びなどしたことがないつまらん人だった。 せっかくのバンコクの夜も私には猫に小判状態(^^;




毎日パンティップ・プラザに行ってぶらぶらしているだけではあまりなので、著名な寺とアユタヤには行くことにした。

巨大な涅槃仏(寝姿の大仏)のあるワット・ポー。


実に多彩な寺院で大仏以外にも華麗な南伝仏教美術が集積。








何しろタイは国教が仏教なのだ。
日本の佛教とは系統が違い、実に華麗で装飾的。
市民の日常に佛教信仰生活が根付いて心情仏教徒の私には親近感がある。

↑この白亜の塀は多分タイ王宮の玄関門。
なので隣接するエメラルド寺院(ワット・プラケオ)の写真も上には混在してたかも(^^;
確かもう時間外だったので寺域には入れなかったような覚えもあるのだが。

ワット・アルン(暁の寺)。

残念ながら曇りで夕日にも夜のライトアップにもかからず、くすんだ空に沈んだままだった。


チャプラオー川からの渡し船で行くのだが、活気のある水辺の光景は何となくこれがタイだ、という気がする。
水上マーケットや水上人形芝居もあり、南アジアの都会は川が生活のエネルギーの大動脈だったことを思わせる。

もっとも世界中どこの大都会でも川の三角州から発祥してきたのは確かだが。




南アジアの都会では未だに活気のある水上生活が生きているのを実感する。


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