リーセフィヨルド・プレ .. クアラルンプール トラ..
[北欧旅行2006]

3度目のストックホルム、三つのトラブルとパニック

2016/2/15(月)20:3
7/24(月)
早朝オスロ駅着。

窓口でストックホルム行きの特急座席予約を申し込むが、既に満席。
予約可能なのはイェーテボリ近辺を経由するバス路線を使った経路だけ。
それでもいい、と予約切符を作成してもらう。
コインロッカーで小銭の工面に手こずっていると、同車内だった件のおジさんがやって来、もういらないので、とコインを恵んでくださった。



駅構内で朝食後オスロ駅前すこしだけ観光。
24072006 8:59 La Baguette 81 nkr = \1530

王宮から港と市役所等。

テラスで昼食。
24.07.2006 11:51 GREEK SALADA / BEER 167.00 NKR =\3160




午後1時、再び列車で出発。

オスロ→トロールヘッテン。

列車は満席。
予約なしで乗車してきた方のトラブルも横の席であった。
車掌が検札に来、なぜかコインを渡してくれる。
不審そうにしげしげとコインを眺めていると、向かい側の席の老カップルが「これで車内でコーヒーが飲めるんだ」と説明してくれる。
ビュッヘのコーヒー自動販売機のコインだった。

イェーテボリまで行く乗客は手前の接続駅でバスに乗り換えてしまい、我々がほとんど唯一の乗客になりトロールヘッテン着
スェーデンのまったくの田舎駅。

1時間ほどバス接続時間があったので駅前商店街をすこし見学に歩く。
別になにもなく、地元のスーパーで買い物少々。
HemkOp 060724 16:52 97.18 SEK = \1575

5時15分、路線バスに乗りこむ。
すると前のりで切符を確認した運転手が「この予約券では乗車できない」と主張。
*トラブルその一 
押し問答の末、仕方がないので切符を購入することにする。
しかし現金販売しかできない、カードは使えないという。

あわててバスに待っていてもらい、ヨメを残して駅構内に走りATMを探す。
しかしどこにもない。
その辺りの人に尋ねると「町までいかないとない」とのこと。
町まで行くと、とてもバスは待っていてくれない。
思いもかけないトラブルに見舞われパニックになる。
ストックホルムから帰国便は明日発なのだ。

別のバス停にノルウェー国鉄バスが停車中なのを見つける。
その乗務員に事情を説明すると、このおニイさんは私の言い分ごもっとも、とばかり私の予約切符をもって路線バスまで行き、そちらの運転手にかけあってくれる。
しかし運転手のおっさんは断固拒否。
とりつくシマもない風情。
国鉄バスのおニイさんもいささかもてあまし気味という表情。

やがて、あきらめたおニイさんが予約券になにやら状況を書きいれ、自分でサイン。
とにかくこの予約券を持ってイェーテボリまで行き、そこの窓口で対策を相談してくれということになった。

結局イェーテボリ行きのバスに予約券を見せて乗車。
殆どが地元の通勤・通学者という感じの車内で約一時間。
バスの座席でトマスクックを確認する。
あのおっさんのバスで行って乗り換えるハズだった列車はイェーテボリ始発。
どうやらこのままイェーテボリに着けば間に合いそうだ。

イェーテボリ駅で最初に向こうから歩いてきた駅員に確認。
「予約していないがストックホルム行きX2000に乗車できるか?」
「ユーレイルパス持ってるなら問題ない」との返事。

ストックホルム行きX2000乗車。
快適な果物・飲み物付き1等を占拠。
ただし、予約料払っていないので弁当は付かない。
検札に来た車掌に経緯を説明、そのままこの一等座席を確保しておいて問題ないとのこと。

バス路線経由予約したX2000の座席は二等車だったので、紆余曲折の末、結局は最良の席でストックホルム行きが実現したことになる。

スーパーで買った食料で夕食。
「後一回くらいはトラブルがありそうだね。たとえばホテルの予約ができてなかったとか。」とか冗談が出る。

冗談ではない。
その通りになってしまった。

ストックホルム着
この旅行中到着するのはもう3回目。

直ぐホテルRICAに。
商店街にあるホテルだった。

レセプションで予約番号を見せるが話しが合わない。
結局、なんと予約されていないことがわかった。 
 *トラブルその二 
ホテル側が確認、手違いを認め、「ツインルームはもう空はないが、シングルルームに補助ベッドでいいなら用意できる」という。
それでいいとOK。
男女のホテルフロント係はそれなりに親切で、やがて二人で部屋にベッドを運んできた。

夜のストックホルム散策。


商店街はそんなに見る所もなかったが、王宮から旧市街に入ると、かなり雰囲気のあるスポットがあると確認。














もう一度商店街を戻り、疲れてホテルに帰る。


7/25(火)
朝食後、やっと最終日にまともにストックホルム市内観光散策。

この旅行でストックホルムを訪れたのはもう三回目。


学生時代に訪れた時の印象にはまったく残ってなかったが、今回はいつ来てみても水路と建物が構成する色彩感覚が抜群で、静かな落ち着いた美しい都市との印象。


王宮・旧市街と水辺をまわり、アイスクリームを買いホテル帰着。
2006-07-25 08:56 15.00SEK =\243

ホテルをチェックアウト
RIKA HOTEL KUNGSGATAN 795 SEK =\12900











ストックホルム駅から空港急行でアーランダー空港へ。

スーツケースではなく、ソフトケースだったのですべて機内持ち込み手荷物でチェックイン。



マレーシア航空提携ラウンジ(Novia lounge)で荷物の件係員に相談、やはり半分荷物をチェックインしなおすことにする。

一旦トランジットエリアから出国し、再度チェックインカウンターで荷物をチェックイン。

「2回目なんですが(^^;」
するとラウンジから連絡を受けていたようで、係りのおバさんは「I Know.」と大きくうなずく。

免税店で土産を買う。
060725 12:24 SALMON HOUSE 156 SEK =\ 2532

やがて搭乗。
しかし、ビジネスクラスはほぼ満席。
なんとヨメの席とは通路を挟んで別れてしまっていた
*トラブルその三 
ここで今回の旅行最終・最大のバトル展開(^^;
「だから、チェックインするときに走ってさっと順番をとろうといったのに!
あなたが横はいりになるとかいうから。」云々。
トラブルの最中に原因やそれが誰の責任かを追及しても意味ないのだが、とにかく自分の不満を即刻周囲にぶつけないと収まらない方なのだ。
ぶつければ一応収まってくれるのだが、今度はぶつけられた私が収まらなくなって云々、ちゅうことに(^^; (←毎度のことだ。あれから10年、未だこのパターン継続中;;)

乗務員に席の変更を頼む。
「新婚旅行なんですよ!何とかなりません?」と多少の嘘も混ぜて泣き落とす。
周囲の乗客に席の変更を打診してくれるが、誰も動く意志がない。
とうとう不首尾に終わる。
だいたいビジネスクラスで連席が確保できないなんてことあるんだろうか?
大いに不満は残る。


マレーシア航空ヨーロッパ線ビジネスクラスの 座席自体は最新式で、ほとんど水平に身体を横たえられる構造。充分睡眠可能だった。

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