四月はそう残酷な季節で .. 不確実時代の平和なGW
[野外徘徊記]

4月、奇跡の平日夜デートx2

2017/5/10(水)15:59
4月25日(火)
まだ私の脚の状態は万全ではない。
しかしこの間、血を吐くような外交努力*1)があり、なんとか久しい昔のような和平が実現。

なんというか、コレは北新地のショ―パブ。
ヨメが新規開店特価で行こう!とかいうのだ。
はい、この際なんで御伴いたします・・・

丸ビル一階のスタバで落ち合い、ディアモールのロッテリアで軽く食べて新地の”バーレスク”へ。
ポールダンスをメインにしたダンサー達のショ―が売り物で、カップルでも楽しめる、とかの謳い文句。
確かに本格的なポールダンサーも交じっていたが、所詮は”騒いで盛り上がろう”とかいう、ちょいとうるさいノリのキャバレーで、「大人の」という割には妖艶・淫靡・淫乱さはない。
まあ、何というかキャバクラのイベント・バカ騒ぎ的なボリューム一杯の陽気な場内アナウンスで、あまりはしゃぎたくはない私には不満足。
うむ、桜川のアポロビルでもこんなノリだとしたら、一体私は何処に行けばいいのか・・(^^;

外に出るとまだ新地では宵の口。
「じゃあこの際、ホテルのバーに行って飲む?」 「いいよ。」
新地の外れのANAプラザホテルに。

二階のメインバーに行くと満員ということで断られ、「よければ24階でも飲めますよ」というので24階のラウンジフロアへ。

をっ、これぞホテルのバーラウンジという広々として落ち着いた空間。
コンシェルジュのおネェさんが「二階のバーが満員でこちらに?」というので肯定。
どうもこちらは本来的に宿泊者専用のクラブフロアのようだ。
「利用料金は一人3500円のテーブルチャージでスナックやコーヒーは自由。
でも二階のバーからだと、特別に飲物代だけでも結構です。」と。

もちろんヨメは「どちらにするかちょっと見学しても?」と。
スナックテーブルにはいろいろと豊富乗っていたが、あまりお腹も空いていないので飲物とオードブル程度でいい。
結局、はしゃいで2、3の窓際のテーブルを試し、一番奥に座しカクテル2種を注文。
オードブルも、と思っていたが、おネエさんが飲物には簡単なおつまみも付いてますので、という。
じゃあ、飲み物だけで結構です(^^;とヨメ(−−;

いや、しかしこのフロアラウンジは将に大人が寛ぐ場感100%。
先ほどのバーレスクがあまりに子どもっぽかっただけに、自分達の子どもっぽいハシャギっぷりとはウラハラに、「いや、ここだねぇ。」とか密かにうなずく始末。
難を言えば、周囲のビルがオフイスタイプでまだ残業中のような雰囲気も見えたりするのが残念。
その意味では難波のスイスホテルのタボラ36なら周囲に目立つビルなし。
今度はソッチに行こう、とか思う。

やはり私にはホテル最上階のカクテルラウンジこそがゆっくりと落ち着いて過ごせる空間という気がする。
後は誰と過ごすのか? それが問題なんだが(^^;


4月24日(月)
注1) 「血を吐くような外交努力」(^^;
その前日4/24(月)。

写真は4・30日定例週末夜遊び@マクド茶屋町

そのまた前日 突然私は全てを投げ出してヨーロッパに行く、と宣言。
ヨメは「どうぞご自分のやりたいように。私はもう連絡しませんから。」と逆襲。

今年は事故の前にもいろいろあり、昨年来の私の大阪夜遊びが次のファーズに移行。
どうやら夜の女性の暗躍するアヤしげな場所も活動範囲に入ったのが露見(^^;
夫婦の仁義なき抗争がここで勃発。
その手のサービス業のお方に親しく杓をしてもらったとして、それが夫婦の絆を損なうことにはならんと主張する夫と、いくら個人的レジャーでも特定のサービス嬢と定期的に付き合うというのは容認できん、とする妻。
確かに宗右衛門町の現役キャバ嬢と親しくなり、同伴出勤条件に食事・カラオケを付き合ってもらっていた。←オイオイ(^^;

コレは私の生涯で初めての本格夜遊び<<女遊び?>>体験で、こんなコトも私に出来たんだ!とか少々舞い上がってしまったのだった。

あまりに舞い上がってしまい、その場でヨメに「ミナミのキャバクラZooの<つばさ>サンとぉ!」とか携帯電話で報告してしまい、バレバレに(^^;

「では、お続けください。もう夜の電話はしませんので」というのがヨメの最終態度。

やはり夫婦の絆がしっかりあってこその夜遊びレジャーで、逆ではない。
私の全人的博愛主義がヨメに理解されないのは残念だが、ヨメが非宗教的排他的個人主義を貫くなら、それは尊重するにやぶさかではない。
まあ、単なる嫉妬ちゅうヤツだろ(^^;

とあるカラオケボックス室内でマイク片手に(!)大声で(^^)夫婦喧嘩大論戦(!)を展開していたのだが、特定の個人と親しく付き合うのは止める、と私が不本意ながら敗北宣言( ;∀;)。

写真は4・30定例週末夜遊び@チーズレストラン茶屋町

しかし私はやはり孤独だった。
誰も理解できず、誰にも理解されず。
魂の孤独は一生この世では癒されない。
しかし、孤独であることを忘れることはできる。
家族の支えで(ヨメ)、あるいは金で(夜遊び)。

カラオケの個室でマイクを持ち、険悪にもなりながらぎりぎりの調整努力。
私が個人的関係を「切る」と宣言したことで、今回は収束するだろう・・・
今回も、また・誤魔化して・これまで生きてきたように・また、誤魔化して。



突然、私は逆に提案してみる。

「これから、もっと会ってくれません? 週末だけじゃなく、平日の夜にも、こんな風に?」

思いもかけないアイデアだった。


孤独は癒されることはないが、忘れることはできる。
ヨメとのこれまでの思い出の蓄積は厳然として私の記憶に存在し、私達は幸せに暮らしてきたのだ。
もっと積極的にヨメと過ごす時間を増やせば?
よく知っている友人同士のように。
お互いの心の理解しがたい、ある地点にだけ踏み込まなければ・・・

週末のバイクツーリングの習慣が無くなり、いつの間にかヨメと無心で遊んで過ごす時間がなくなっていた、ということだったのか?

何事かが終わり、何事かがまた始まったようだ。
そのように24日月曜夜は閉じ、そして次が上の25日。 (とその次の夜遊び写真)

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