プラハから無事(?)帰還 .. [私家版野外徘徊記] かもしか荘幻想郷昼食...

 初めてのピアノ発表会(^^;


'19 10月5日(土)
島村楽器MI-NARA店でピアノを習いだし、やってきました初めての発表会。
実に70歳でのピアノ演奏デビューである(^^;
この前の週にもプラハ中央駅で公衆の前で弾いていはするのだが、ちゃんとプログラムに名前が載り、ステージの上に呼び出された演奏を会衆に聴いていただく、というのは生まれて初めてのことだ。
実を言えば遥かな昔須磨浦海岸公園ドレミファ噴水ランドでのアルバイトの電子オルガン演奏のついでにちょいとピアノを弾いたことはあるのだが、これはまったく別の話・・・

先ずはヨメと奈良公園へ。


うわー(^^;


なかなかいい季節。 観光奈良という雰囲気。

あらためて秋晴れ青空の下の興福寺5重塔の風格。

先月は中央でソチラ風の絢爛豪華な大建築を見慣れてしまったので、コチラのすっきり、引き締まった男前ぶりをあらためて認識した、とヨメ。

猿沢池に映る5重塔はちょいと木に隠されてしまっていた。

会場のギャラリーカフェ・タカノ着。

私だけが知っているのだが、ここは10年前まで「奈良スターミュージックホール」だった。
そのつもりでこの界隈を眺めてみれば、かすかに昔の少々怪しげな田舎風スナックやクラブの看板が見つかるビルも残っているのだが。。

しかし、もう営業はしていない様相。

いずれはこんな今風の民宿のようなインバウンド市場目当ての小ぎれいな見かけに作り直されていくんだろう。

さて、演奏開始。


ビル・エヴァンスのアドリブのコピーで「Someday my Prince will come」を。
本来はお稽古を見ていただいていたショパンのノクターンをやるハズだったのだが、とても完成できなかったので演奏会用には軽めで間違えても大けがにはならない、JASSのアドリブ譜を。

で、案の定、ビル・エヴァンスの聞かせどころをことごとくミス(^^。

解る人にはかなり酷い演奏だったのだが、ヨメはどこ間違えたのか解らんと。
いいヨメを持った。
私に欠けるのはどうしても自己顕示欲が勝ち、ヘンに力が入って失敗してしまうメンタリティの弱さ。
それを自覚しているので、このような気恥ずかしいところにも申し込む気になったのだ。
フランス語もピアノも自分がいかにアホか、ということを教えてもらうために授業料を支払っている。
タダではいかん。タダで独習なんてもってのほか。
タダでは本当の実力は身に着かない。
もう遅いわい!というもんだが(^^;

後は会食。 これじゃもう一回晩飯くわんとな・・

と、思っていたらデザートのケーキが意外と腹持ちのいい大ぶりで(^^)/

ヨメは演奏会評として「ケーキが大きすぎる、と書いておけ」と言うのだが。

講師の模範演奏があり、出場者全員の記念撮影。


楽器屋の受付にしては美女過ぎる・・・と思っていたが、この方は受付ではなく池田先生というバイオリニスト講師だった。

文句のつけどころがない美女で、演奏はともかくバイオリンを弾いているのを見ているだけで楽しい、まぎれもなくステージ映えのする演奏者で生徒集客力抜群の講師だと思う。

バイオリンの受講者がことごとく老年男性だったのはむべなるかな(^^;

上の写真では楽器屋の社員に邪魔され、下の写真では何故か意図的に私の顔がボケさせられていた。




妙に私だけ浮いているのだが??

会場外の暗闇で。


長澤講師と記念撮影。よーわからんが。

8時に終了し、猿沢の池の下側のさびれた商店街を除くと少々様子が違っていた。

屋台が出てそれなりに人通りがある。
6時にはもう鹿しかいなくなる奈良も多少は様子が変わってきているのか。

日本ワイン試飲300円。

あんこ菓子を肴に一応商店街の外れまで見学。

まあ、あまり期待していないのだが、タマには奈良で遊んでもいいか、とか。

発表会は私的には散々で悔いが残るのだが、まあ、別に外的にはそれで何の不利益が被るわけでもない。
まだ大成するまで多量の恥かき体験が必要と自覚したので、まだまだこのピアノの生徒さん状態をつづけなければいかんなぁ、と覚悟した次第。
もう手遅れ気味に遅すぎるのだが、しかし未だにそんな向学心(自己顕示欲ともいう^^;)があるのがなんともいじらしい。
まあ、そんなもんだよ、私の人生は。

up:2019/10/7(月)9:31
プラハから無事(?)帰還 .. かもしか荘幻想郷昼食...