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 長谷寺 (紅葉探訪2) 


'19 11月23日(土)2
県道80号で初瀬ダムを過ぎると、まだ長谷寺までは遠いというのに既に路上駐車の車が一杯。
さすがは奈良県紅葉ランキングでは室生寺と並んで最右翼の有名山岳寺院。
狭い県道80号に臨時駐車場の呼び込みがそこかしこに立っているが、こちらはスクーターだい。
長谷寺の正規駐車場のガードマンに一応「スクーター、行けます?」と尋ねると「どうぞ」というような返答。
少し先まで様子を見、やはりもどって駐車場に侵入。
適当なバイク用区画、あるいは勝手に収まっているような先着バイクの横にスクーターを並べる。
山門横の正規駐車場入り口から入るとバイク200円らしいが、後ろの出口から入ったので料金所は通過しなかった?(--);

長谷寺山門。左料金所500円。

もうこの人波は正暦寺の比ではない。

山門からして向山や参道を見下ろす高台にある。


そして山門を入れば直ちに屋根付き階段登廊が上方へと誘っている。

この特徴的な建築が周囲の石垣を割ってまっすぐに登っていく動線の、このいきなりのダイナミックな構図。

こうしてみると正暦寺の500円はちとショボすぎないか(^^);
お寺は料金が安いとか高いとかいうモンではないのはもちろんなんだが(^^);




すでにこの屋根付き回廊の眺めだけでも500円のモトはとれたか(^^;

お寺でモトが取れたとかなんとかいうモンじゃないのはもちろんなんだが(^^;

回廊の踊り場に当たる場所から横道に。

てきめんに人影がなくなり、のどかな道に。


しかし、このままぶらぶらとしていては広大な寺域を踏破できないのだ。


登廊を登り切った本堂に早く戻らんと。



登廊の途中に上方から合流。




長谷寺の正面の最高所にある本堂域着。

本堂からは京都清水寺のそれに相当する舞台が張り出している。






さっさと舞台への回廊に回る私を後目に本堂内部を撮影するヨメ。

あ、もちろん後ろの方ではありません。

ヨメが撮影した本堂舞台の内部。照明が入っている。

先に外側の回廊を見ていた私を呼んで、再び内部を見ると照明は消えていた。


長谷寺の本堂舞台に出る。




「清水の舞台」は有名だが、長谷寺の舞台の方が標高は高い。


奈良盆地の山に囲まれた広大な寺域の紅葉の構図が一望に。


本堂の左上に見えていた5重の塔の方向へ。


山の斜面全体が寺域なので上下の構図がダイナミック。




五重塔は近くで見るとそんなに大きな建築ではない。

本堂舞台から見ると見上げる形になって大きな塔に見えるのだ。

しかし五重塔は紅葉がよく似あう。











嘗ては三重塔があった敷地だが現在の五重塔を撮る格好の空間になっている。

ソッチの方に行くと奥の院だが、もう日暮れも近いので帰路の標示に従って登廊のバイパス道を下ることにする。






古い木造建築と石段と苔むした石垣が紅葉によく合っている。



本堂舞台が斜め上に見えている。










とりわけ石垣の苔の濃い緑がなかなかの存在感を秋たけなわの色彩の氾濫にアクセントを与えている。


まあ、いろんな構図が可能な被写体が一杯、これで500エンはお得感一杯 >正暦寺御中。







面積では一番広い建築の本坊。



本堂遠景。






本坊の居間、廊下、さらに向こうの居室を通って建物の向こうにある外の景色が望遠できる。

なかなかの見通し空間の妙。




まあ、これで大体寺域は一周したことになる。



山門を出、しばらく表の参道の土産物屋を冷やかしに。



しかし別に大した名物があるわけではない。
参道ではあるが、初瀬ダムを通過する県道80号線の道路でもあるので車も多い。

再び山門下のベンチに戻りしばしトイレ休憩。

やがて山門から見える登廊に明かりが入ったようなのでちらりと撮影に。








それでは長谷寺は終了、再び初瀬街道K80を戻り、笠からR25の旧道に合流。

明日もお休みなので外食は明日にして本日は内食に。

では天理のザ・ビッグに。 もちろん日清チーズカレーヌードル47円を買う。

やはりザ・ビッグは安いな(^^)v

ちゅうわけで本日の紅葉探訪は無事終了。
また明日(^^)/

up:2019/11/27(水)12:46
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