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[私家版野外徘徊記] | 象印食堂...![]() |
生きていて良かった膳屋とRESTO |
まだ寝ているのにエントランスからチャイムが。 そうか! やっと・・・大阪市の敬老優待パス到着(^^♪ ![]() これが目的で大阪市民になったのだ。 別に奈良の郡山の住民でも支障はなかったのだが、住民登録を変更した主目的がコレ。 50円で地下鉄・バスでどこにでも。 これで大阪都心部居住の利便性が100パーセント生かせる。 梅田・阿倍野が庭続きになった気分(^^♪ 本日の昼食はなんばウォークの「膳屋」で。 ![]() お昼のランチはどの店でも格安サービスで目移りするが、やはり店を通り過ぎた時に嗅いだダシの匂いにつられてUターン。 ![]() 私鯖焼きと牛肉炒め定食ヨメカツとじ定食。 ![]() 膳屋はすべて豚汁が付くのだが、ヨメは運ばれてきた膳を一目見て「ん?」 店員サンに「これ豚汁と違うん?味噌汁に見えるけど?」 気が弱そうな店員さんは一瞬フリーズ・・・「あの・・豚汁ですが・・」。 「写真と違う・・・」 なるほど、メニュー写真や店頭のサンプルは汁から具が溢れんばかりの具沢山に。 ![]() まあまあ、写真やサンプルは一番出来のいい感じのヤツを看板にしてるんで・・・ そのくらいの商業的誇大表示は当然と思って我々は別に気にはしないのだが、ヨメはそれでは承知しないのだ。 膳屋の社長サン、内緒で教えます。 そのクレームメールはヨメからでっせ(^^; 食後ヒマなんで、なんばウォークの別の端の「膳屋」店舗まで行ってソチラの豚汁のプレゼンテーションも確認。 時間かけて客が注文するのを待ち、窓からのぞき・・やはりアカン!とか。 膳屋は「不可!」とヨメの結論。 では口直しでどこかでケーキセットでも。 高島屋レストラン階、なんばCITYで適当な喫茶店を探す。 三連休中日で雨模様、マンバウもすっかり影がうすくなり盛り場の喫茶店はどこでも満員状態。 どこでもいい、この前の”南海パーラ”(^^;でもいい、がやはりどこか別の・・・ と何処まで行っても人が一杯。 パークスのアース、スタバは並び客の列。 じゃ、最後にアソコなら!とヤマダ電気まで行く。 やっとシャトレーゼの横の喫茶RESTOは普通に空いていた(^^♪ ![]() 安くてゆっくりでき満足じゃ。 パンケーキよりコッチの方がいい、とかヨメ。 ゆっくりコーヒータイムを過ごし、雨もあがり天気が快復したのでそのままヤマダから地上の歩道を西側に向かって帰ることにする。 浪速区役所前・・力餅食堂とかジャンボたこ焼きとかの店も国道筋まで。 そのまま西に入ると、中小ビルと集合住宅の清潔ですっきりした町並みに。 別にそんなに洗練されたということでもないが、とにかく私の記憶にある昔の下町からすれば(^^; そのまま湊町塩草敷津公園(旧JR線路跡地をこういうらしい・・)を越えると広いなにわ筋に。 パークスから真っすぐ西に歩いて出くわすこの交差点から南に環状線の芦原橋が見えるのか。 比較的大き目のLIFEがあり、少し見学。 ウチの街区の直ぐ西側の位置に西円手町旧町名継承碑・・ ![]() そうだったのか。 高校時代によくうろついたアワズF子サンチの住所はここだった・・・ 後で調べてみると旧JR湊町駅は道頓堀川に面した現在の湊町リバープレースにあり、現在のJR難波地下駅よりかなり北側だった。 今の私の居宅はJR難波駅に殆ど隣接していて、昔の湊町駅と同位置だと思っていた私はF子宅はもっと芦原橋よりだと想定していたのだった。 しかし、実際は私は昔うろついていた町の直ぐ裏側に居住しているということになるのだ。 むむむ。 50年も経て再び舞い戻った土地と日々。 もうまったく見知らぬ町の外貌だが、その実、本当はよく知っていた地帯。 この現在と記憶の重層具合がなんとも・・いろいろな感慨が。 小松左京に、晩年六甲の裏の住宅に越し、散歩をしていて、少年期によく見知っていた道筋を全く逆方向から辿っていることに気が付くというエッセイがあった。 一種の猫町感覚の別バージョンで、私の場合とは少々違うのだが、ふとそういうのも思い出した。 up:2022/3/23(水)17:17
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