芦原温泉北潟湖(泊) .. [私家版野外徘徊記] 鯖江メガネミュージアム...

 芦原温泉湯けむり街(泊)


'23 9月27日(水)
芦原北潟温泉湖畔荘国民宿舎上がりhanaゆらり朝食。

一番遅い時間を選択したので後ろのご夫婦とウチだけ。

まあ、これは標準和風ホテル朝食セット。

玉子摂り放題。

もちろんヨメは卵かけご飯食い放題。

後ろのご夫婦はなかなか上品そうな話しぶりで景色やサギのことをいろいろ給餌おばさんに尋ねたりしてもりあがっていた。

その分、ウチにはやって来ず、ヨメは玉子ご飯をただほうばるのみ。

外は雨だよ。

いや、ちょいと晴れたか。

やっと少しだけお愛想しにきてくれるおバさん。

食事終了後、ロビーの無料コーヒーを飲みに行く。

庭にはカニが蟹歩き。

この宿舎なら生蟹食べ放題だろ。

それでは身支度してチェックアウト。


朝10時の送迎バスで、あ、バスじゃない送迎車で、本日は芦原湯けむり駅まで。

外は雨である。

運転してくれるのは地元生まれの地元の従業員さん。
もうこの地で三代になるらしい。
まだ若いのに、一体この辺、どこに遊びに行くん?とヨメは余計な質問を。
来年の新幹線開業にむけた芦原温泉駅の二階スペースはこの町では画期的な施設で大きな話題になったらしい。
うむ・・・北陸の小さい町で一生過ごす人生か

三国鉄道東尋坊線芦原湯けむり駅まで送ってもらい、ビニール傘も頂戴してバイバイと。

駅前はちょっとした観光広場になっていて、藤野源九郎先生旧宅博物館入口になっているあわらロマン館へとりあえず。。


しかしロマン館はこの部屋だけで、お隣からは入場料200円の藤野源九郎記念館。
今は別にそのつもりはないので退館。

これが金沢医科大藤野先生と魯迅の像。

藤野サンはあわら市出身ということだけで、別にここに住んでいたわけではないのだが、旧宅だけはいつの間にか金沢からこちらに一人でやってきたらしい。

広場の左端の湯けむり横丁。
屋台広場だが、そこは北国のことで全部室内。
今は営業しているのは数軒だけのようだ。


渡り廊下を芦湯(足湯)へ。

いきなり何だい?

うむ、さすがじゃ。

これぞ温泉街つきものだったストリップ劇場ではないか?!
しかもこんな駅前の足湯の真上に!

それはそうとして、ここでも午後3時のチェックイン待ちをしなければ。
雨まじり曇り空なんで町歩きもさまならない。

この足湯施設は屋根付きの一連の建物で、4種程の足湯が配置されている。

これは中ほどにある半露天ストリップ小屋横の舟形足湯。

奥のお座敷型足湯が空いたのでソチラに移動。

周囲には福井観光案内が一杯。

なかなかのんびりゆっくりできる施設だが、下はお湯なんでそこまで長時間滞在できるわけではない。

そろそろ移動し、温泉街の見学に。

先ずは当然ここから(^^♪

なんと場末風のイメージどおりの建物。 「あわらミュージック」

今は時間外だが、夜になると俄然ピカピカの不夜城となるのか?

シニア割引がない!

それではメインストリートを探索。

すっきりと延びている道路の両側に店屋・観光ホテルが並んでいる。

ストリップ劇場からメインストリートの最初にある菓子・土産物店「だるま屋」

なかなか楽しい店つくりだった。

かなりふるい、いや歴史のある店舗も。


こちらの大旅館の使用源泉の飲用施設。

さっそく試飲させていただき、残りはペットボトルへ(^^;

この後、もう一度ひと廻りをしたとき、旅館から和服姿の女将が出立する車客を見送りに出てきたのに遭遇。

こちらは新しくリニューアルしたてのピカピカの隣接ホテル。

こちらも後ほど再周遊したときには玄関たたきにお内儀さん三人が正座しお迎え体制だったを目撃。

なかなかの温泉街である。

しかし、少し離れると疫病禍から立ち直れなかったホテルも散見。

温泉街悲喜こもごもというか。

老舗和菓子屋サン。

ちらり、と偵察。

こちらでも再周遊時に名物らしい和菓子を購入。

この卵黄と砂糖だけで作った菓子と卵白でつくったプリンの二種だけを製造販売している老舗である。

温泉街の中央公園、地元出身のエライ人の銅像あり。

先ずは少し町外れぎみの道路筋にある本日の宿舎「ゆ楽」に立ち寄り、3時チェックインまで荷物を預ける。
では、そろそろ昼食場所を特定せねば。

温泉街外周の国道筋にはラーメン屋、焼肉、コンビニ等が集中。

先ずはヨメの好みの和菓子屋に。

適当に和菓子数種を買い、そのまま近くのコンビニ駐車場で立ち食い味見。

雨もちらつく駐車場和菓子立ち食い。

大ホテルの向かいには営業しているのか休止なのかわからん施設も。

あわら市営の”セントピアあわら”、500エンなので入場して食堂でメシでもとか思っていたが、本日から営業休止(>_<)

なんと。 まあ、食堂があるのかどうかはわからなかったが、これでは昼食は?

協議の結果、またコンビニで適当に弁当を買い、立ち食いでも・・(^^;とか。

また駅前に舞い戻り、駅前コンビニで適当昼食を購入。
駅前広場の一角にある伝統芸能館(休館中)の縁側ベンチで喰う予定。

伝統芸能って?例のアレのことかい?とか(^^♪

ソコで何してるん?

あ、ソレか。

まあ、安く買えましたね。

それでは昼食にいたしましょう。


ゴミは買ったコンビニに捨てに行くしかない。

いってらっしゃい。



お帰り!

また仕入れた温泉水を片手に温泉街周遊2周目に。

まあ、もういいだろう。ということで”ゆ楽”に戻り、チェックアウトまでロビーで休憩。


なんだか、このホテルはごちゃごちゃと至る所に古今東西のアンティークものが置いてある。

おいおい。

やっとチェックインして三階の部屋に。


まだ和菓子の写真撮るんか。

では館内2箇所の温泉に。

正面の大浴場に行く廊下に娯楽室・岩盤浴室が並んでいる。

マンガ室とかファミコン室が。
ファミコン室、どうしてか40年前のファミコンとカセットがきっちり設備されていた。

これは岩盤浴用の岩盤ベッド。
後ほど使用させていただきました。

本日は旧露天風呂、現庭園浴場は女性専用。
深夜に入れ替えで男性用になる。

これはヨメが盗撮した庭園風呂。

時間の関係が誰もいなかったとかで。

案内の番頭さん風の説明では、当初は完全露天風呂だったのだが、冬季にはかなり寒く、行政当局の指導でガラスで仕切って庭園風呂としたとか。

私は大浴場の方に入浴していたのだが、ソコもまずまずの大型岩風呂だった。

岩盤浴も試し、

ファミコンも試し(テトリス!を)

館内ぶらぶらし、

部屋でくつろぎ、

くつろぎすぎじゃ!

地元の放送でセントピアあわらの休館ニュースを見、さて食事に行くか。

前夜の宿よりは昔の旅館の小広間の雰囲気で一見豪華絢爛風の陣容。

まあ、さしみてんぷら肉さかな。

おまけにテレビまで見ながら食事ができる。

今回は標準会席にステーキオプションをヨメが付けたらしい。





見事なステーキで肉は柔らかく・・・
よく観察してみれば合成肉ではないか(^^♪

一見豪華にふさわしい(^^:

ま、しかし質量とも我が家にはふさわしい内容だった。

ビールもまわり、ご飯も三杯は。


そろそろ周囲に誰もいなくなり。

世話してくれた小柄なアジア系お嬢ちゃんが私のつまらん冗談にも付き合って笑ってくれ。

食後、館内散歩。

かなり広大な庭園(風呂の借景兼用)の回りを一周できるようになっていた。


池の上の橋もわたり、最後にロビーで休憩。

館内至る所にごたごたと、まったく統一感のない骨董・アンティークの類がそこここに。

どことなく経営者は台湾系ではないかとか?
そういえば台南の奇美美術館の何でもあり一見絢爛豪華に通じる雰囲気が。

まあ、それはそれなりに面白いのだが。

ヨメがフロントで観光クーポンの交付とかを確認に行き、このホテルの同系列の3軒間は自由に入浴して回れることを聞いた。
チェックインの時に説明しておいてくれよ!
今何時?九時? 10時までなら他所も入れる?
それなら?とあわててタクシーを呼んでもらい、深夜の芦原温泉街をちょいと離れたグラバー邸へ。
2000円のタクシークーポンは昨日せしめていたのだが、2000エンじゃどこにも行けん・・とかで死蔵しかけていたが、思わぬ使い道があったのだ。


系列旅館グラバー邸はゆ楽よりはこじんまりと纏まっていて統一感はあった。

これもヨメ撮影の女湯盗撮写真。

どうも芦原温泉には女性客は比較的少なそう。

駅前伝統芸能演劇場と関係があるのかないのか。

でも別の温泉にも入浴できるのならコスパはかなり高得点。


こちらにもファミコンルームがあり、ヨメの風呂上りを待つ間懐かしい上海をプレイ。

なんでレトロなファミコンが完備されているのか謎である。
こんな460ピクセルの画面を今の子供が喜ぶワケないし。

ヨメ合流。

館内見学。

こじんまりしているがロビーは居心地良さそう。

まあ、とんだオマケがついていたのでそれなりに満足してタクシーで帰還。

up:2023/10/10(火)0:0
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