フランクフルトでバイクを借.. 時間との戦いと帰還..
[所用でパリ、フランクフルトでバイク]

    フランクフルト郊外の村で雨宿り2

2009/8/20(木) 午前 4:07

ケルクハイム(Kelkheim)。
よくある平均的なドイツの
村(町・市?)である。
地図の表示ではStadtteil、
コミューンというニュアンスか?


ここで雨の気配。
今は使われていない体育館のような建物の駐車場に停め、町の観光探訪にでかける。

教会があり、ラートハオスがあり、周りに新興住宅地が広がっている。
ちょっとした中心部がありカフェで数人、向かいにも2軒表でイスが出ている。

本屋発見。
なんだか小さそうだが入る。
カウンターの店主と客が女性同士喋っている。

地図を捜す。数種あったが、この地区のヤツしかない。
会話が終わり客が出て行ったので女店主に話を持ちかける。

「English?Franzosish? Japanish?」(英語で?フランス語?日本語なら?)
「Leider、nur Deutch」(ドイツ語しかダメなんですよ)
これでペースが出来た。
ゆっくりとドイツ語で説明する。

2種の持参の地図を出し、「これは大きすぎ、これは小さすぎ。中間くらいのものありますか?」
完璧にドイツ語でこと足りている。
相手にゆっくり聞く気さえあれば私のドイツ語でも可能なのである。
持参のヘッセン州の地図
にこの村とカルバッハの
マークをつけてもらう。

女店主はカウンターの
コンピューターでなにやら
検索してくれている。


画面を示し、「あなたの必要な地図はこれ。しかし、ウチにはない。多分、ガソリンスタンドで 売っている。」
ガソリンスタンドなんてよく理解できたもんだ。Tankとか何とか。
今度はこの町からカルバッハへのルートを検索してくれている。
「インターネット、便利ですねぇ!」
「そうでしょう。」とどこか自慢げである。
ルートと道路図をプリントアウトしてくれた。
プリントアウトにマークしてくれる。
よく礼をいって辞去。

外に出ると雨が本格的に降り出してきた。

とてもである。
本屋の前のカフェで雨宿りすることにする。

客と女主人が喋っている。最初だれが主人かわからなかったのだが。
席を占め、かなり経ってから女主人が会話を終わり注文を聞きに来た。

もちろんカフェ3.5ユーロ。
ここではちょいとした菓子もついてくる。

ドイツのどこと言うことも
ない村のカフェで雨宿り。


・・・

ゆっくりバイクのところに
帰っていく途中で青空、
バイクのところでまた雨。

たまたま体育館風の隣にガソリンスタンドがあった。
地図を買いに行く。

ガソリンスタンドの店内はコンビニ風になっている。
適当な地図があったので購入。


雨宿りしながら買った地図で大体の地理的見当をつける。
まだ、怪しげな空だが出発。3時。
このまま本屋でもらったルートで帰るともったいない。
直線的に帰ると(帰れるとして)一時間もかからん距離だろう。

もう少しフランクフルトから
離れることにし、山側に走る
道路にとりつく。
方向表示がkonigsteinになる。

そこまで行ってやろう。

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