![]() |
オクトバーフェスト(ミュン..![]() |
[南ドイツ・いきあたりばったり] |
ストラスブールとセレスタ |
2009/10/2(金) 午前 0:58 |
9・20(日) |
![]() あ、助かった。 ・・まともに観光できそう。 |
![]() ![]() ![]() 町の入り口の塔や中央の聖ジョルジュ教会の塔に登れ!とパンフレットに書いてある。 また、この日はフランスの「音楽の日」でもあった。 フランス各地で無料の街角コンサートが開催され、一日中音楽であふれる日なのである。 ![]() 近隣の善男善女が集まって、にこにことそこここで談笑しているのだが、都会でない証拠に皆、道のど真ん中で立ち止まって話に興じているのである。 ![]() 入場無料。 パンの歴史の展示や、パンつくり の道具、クグロフ型のコレクション なんかがあり、1階には焼きたて パンの即売場もある。 「お城に行くのは止めて、ここでいい」とヨメ。 ![]() 思わず中に入る。 ![]() 正面の見事なステンドグラスの左右の壁面にも、同様に大きなステンドグラスがはめ込まれ、この一廓に入った途端不思議な明るさに包まれるのである。 ![]() これだ。 この光に包まれたとき、私は理解した。 ステンドグラスは地上に実現した天上めざす憧れだ。 ここにして人よ見よ。 見て思え。 山は地の、天上めざす憧れよ。(堀口大学) ・・・というのがあったなぁ(汗) 実を言えば"Selestat"と書けばなんてことはないが、 私の頭の中では「Celesta」という響きがこだましていたのである。 不発なんてことはない。 列車に乗り遅れても、バスが出て行ってしまっても、結局うまく導いてくれているのだ。 基本的に仏教徒の私だが、不覚にも”Dieux merci!"(神様、どうもです!)とつぶやき、清冽な祭壇奥の光の中で涙の気配を隠す。 --- しきりに天空からパイプオルガンの音が響く。 聞き耳をたてていると、男が私にチラシを回してくれる。 5時からこの教会で無料コンサートがある。 メゾ・ソプラノとオルガンのジョイントリサイタルである。 わぁ、こんなにサービスしてくれるなんて。 聞かせていただきますよ、もちろん。 しかし、ヨメは言う「6時までに終わる?」 「ん?」 「パンの博物館、6時で閉まる。フランスパン買う。」 5時からほぼ満員になった教会会衆席で「ハイドンと同時代人」というタイトルの コンサートを聴き、第一部終了後にこっそり抜け出し、パンの博物館の即売場 へと急いだのである。 ![]() Dieux merci ! --- ![]() ![]() |
![]() |
![]() |
オクトバーフェスト(ミュン..![]() |