9・21 - 9・22
旅行最終日程はミュンヘン2泊。
二つ星のibisよりも安かった市内の三つ星ホテルに2泊予約していた。
この時期のミュンヘンのホテルが異常な高値であるのは前述した。
ホテルのフロントの私服のお兄さんが威勢良くてきぱきと宿泊者を捌いている。
結局三ツ星までは昼間のレセプション担当でも私服のようだ。
部屋に入るとまたしてもシャワー部屋。
前日もシャワー部屋だったので、フロントに引き返しバスタブの部屋を交渉。
「ある。しかしスイートルームになる。40ユーロ増し。見学する?」
と鍵をくれる。
またスィートかい(^^;
ちゃんとソファー兼折りたたみExtraベッド付きの居間があり、奥に寝室。
この頃にはもうホテルの値段感覚がいい加減マヒ、というよりどうでも良くなっていて、即アップグレード決定。
どこにいってもミュンヘンはオクトーバーフェスト料金」である。
旅装を解く前に部屋を移動し、連泊ホテルでは初めて二日目の引越しは無しとなったのである。
朝食で例によって、お昼のサンドイッチ用にくすねる食材を物色するヨメ。
成果はフッセンの観光案内所前のベンチでいただきました。
いろんな星があったが、いずこも朝食は食材豊富でおいしかった。
特にひまわり種つきパンとかね。
もちろん、フランスでは朝食を頼まなかった。
ドイツのホテルではかならずハム・ソーセージの類が盗れる、おっと、摂れるが、
フランスでは肉類は朝食には付かないのだ。
☆★☆★ エピローグ ★☆★☆
単に寝るだけなら星二つで充分。
今回は宿泊しなかった、清潔で画一化されたibisホテルチェーンがなつかしいよ。
ホテル宿泊を楽しみたいならキバって星4つ以上にすること。
私とは確実に「格」違いなので、意識上スノッブな、成金感覚を楽しめる。
星三つなんて灰色の選択は止めよう。
私の「格」と微妙なズレ方をし、価格と中身との整合性を飲み込むのに苦労するぜ。

(星星との果てし無き戦いを終え、ミュンヘン空港から帰国)
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