9・16(水)
朝、ホテルの朝食レストランで携帯用食料を調達し、ホテルのレンタル自転車を借りる。


左手がどうもアヤしいが。→
ホテル裏手の自転車置き場で適当な自転車を見繕うのだが、空気が入ってなかったり、鍵が壊れていたりで、普段はあまり借り手もない気配。
ホテル裏手はもうシュバルツワルト(黒森)、乗馬用の馬小屋もあった。
ヨメは婦人用自転車にすんなり決めたのだが、私は男性用自転車にまたがろうとしても、足が付かない。
安全第一、私も婦人用にする(^^;
ホテルの庭師兼ハウスキーパーのおじさんが、空気入れを持ってきたがサイズ合わず。
結局、表のガレージのエア・コンプレッサーで空気充填完了。
では、朝霧の中をフロイデンシュタットの自転車散策に出発。
ヨーロッパ仕様の自転車は、ペダルを逆回転させるとブレーキがかかる。
停まってから、ペダルの位置をカラ回りさせて調整できないので不便。
しかし、坂道を降りる時は、足ペダルの加減だけで減速でき、絶えずハンドブレーキをキープする必要がないので便利。
これはバイクのエンジンブレーキの感覚に似ている。
早朝の町筋。
ホテルは中心街からかなり遠いが、自転車があれば快適な散策距離である。
Marktplatz(中央広場)到着。
これこれ、芝生の上を走ってはいけません。
広場に面したツーリスト・インフォーメーションで「シュバルツワルトを自転車で散策したいんですが?」とモデルコースを尋ねる。
「マウンテンバイクですか?」「いいえ、普通の婦人用です(^^;」
「マウンテンバイクでないと、エライですよぉ・・」と脅かされる。
町を出るとモロにシュバルツワルト山脈である。
フロイデンシュタットから出るのはいいが、戻りはキツい登りになってしまうのだ。

左端の最高地がフロイデンシュタット↑
実はこの日午後、下の村バイエルスブロンまで下ってしまったのだ。
とにかく、モデルサイクリングコース入りの地図を貰う。
そういえば、ホテルでも「自転車ではちょっとアップダウンがキツイ」と言われた。
だからあまり貸し自転車を借りる人はいないのだった。
まあ、黒森散策は午後の課題にして、午前中は中央駅に行って明日の切符の手配し、
町の観光コースを自転車で回ることとにする。
町の外側はすぐに谷になっていて、町外れからはのどかな景色が望める。
行くのはいいが、戻るのはちとコワそう。
中央駅やクアハオス、
旧銀鉱跡、住宅地等、
町を周るが、町自体も坂が
多くて少々手ごわい。
観光案内に従って少し郊外
のFriedrichsturm(物見塔)まで行ってみる。
のどかな道だったが、ま、
あまり大したことはない。
各国語で歓迎の言葉。
私にはあまり歓迎されている
ようには見えないのだが(笑)。
町中にはこういう中華
レストランもあったり。

町を遠望できる野原で、なぜか朝食と同じ素材の昼食を摂る。
再び中央広場に戻り、
再び昼食を摂る。
実はドネルケバブ屋の
前を通ってしまったのだ。
さて、町の観光はそのくらい
にして、いよいよシュバルツ
ワルトに分けいることにする。
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